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このスキル、便利すぎない?

俺は流れてきた情報にあった魔石を探すため出かける準備をしている。といっても、お金もなく、もともと持っていた荷物もないため準備らしい準備はできない。できることといえばちょっとした冒険に出かけるための心の準備ぐらいであろう。


「さて、準備もできたしステータスでも見るか…『鑑定』」


そう言って俺は鑑定を自分に行使する。何故鑑定を使用すると自分のステータスが見られるのか知っていると、あのどこからが流れてくる情報のおかげだ。俺がステータスとか見れないかな?と思っていたら流れてきたのである。そんな話は置いておいて、初めて鑑定を使ったのだがステータス画面はゲームのステータス画面のようなもので、それが目の前に表示されたのだ。


藤城 皐月 Lv.1


体力 700*

攻撃力 500*

防御力 500*

素早さ 600*

魔力 700* *補正済


スキル

全パラメーター及びスキル効果超上昇 Lv.1

取得経験値10倍 Lv.1

必要経験値10分の1 Lv.1

全属性魔法超適性 Lv.1

時空魔法 Lv.1

クリエイト Lv.1

危機回避 Lv.1

鑑定 Lv.1

言語理解 Lv.1

アイテムボックス Lv.1

ティーチャー Lv.1


称号

ゼウスに殺された者

異世界人



ステータスの値は平均値が分からないのでなんとも言えないが、まず初めに思ったのがこれだ。


「あのおっさん、ゼウスなのかよ!」


そう、俺を殺したあのおっさんはゼウスだったのだ。なんか、ゼウスに殺されたって思うとまあ仕方ないかと思えてきてしまう。おっさんに殺されただけではイラついていたのに何故だろう。まあ、そんなことは置いておき、スキルに見覚えのないものがある。それはティーチャーだ。このスキルはすごく気になるがなんとなく予想はつくので今は見ない。そんなことよりもアイテムボックスというスキルを開けろと何かが俺を急かしている。俺はすぐにアイテムボックスを開けるために呟く。


『アイテムボックス』


すると空間に黒いモヤが発生した。そして頭の中に何かが流れてくる。


短剣・長剣・盾・金貨5枚・干し肉3kg・鉄鎧・水10L


多分これはアイテムボックスの中身だろう。ほとんど全部なにかはわかるのだが、金貨だけどのくらいの価値があるのかわからない。まあ、多分50万円ぐらいの価値だろう、と考えていると「正解です」と頭に流れてくる。俺がゼウスさん太っ腹だなーと思っていると、次いでほかの情報も流れてきた。まとめるとこうだ。


この世界には鉄貨・銅貨・大銅貨・銀貨・大銀貨・金貨・大金貨・白金貨がある。そして日本円換算の価値はそれぞれ、1円・10円・100円・1000円・1万円・10万円・100万円・1000万円である。


俺は白金貨を見ることはないだろうなーと思いながら魔石を探しに行くために扉を開いた。というか、ティーチャー便利すぎじゃないですか?

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