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異世界で神になる! 〜first 剣と魔法の世界〜  作者: 秋田 カン
第0章 プロローグ
1/3

1話 死亡 〜当選と前世〜

はじめまして!初めての投稿です。

コメント、アドバイスは物凄く喜びます!


次は、1時間後、午前1時に出します。

 ♪カランカランカラン

「当選おめでとうございまーす!」


 彼の目の前には、真っ白で何もない空間が広がっていた。そして一人の少女が彼の横にいた。

 その少女は彼が目を覚ましたのを確認すると、笑顔で手に持っていたベルを鳴らしてそう言った。



 ーーーーーーーーー



 俺の名前は神山 剣二。15歳の高2だ。


 俺は今、絶賛ゲーム三昧、アニメ三昧のニート生活を満喫中だ。勿論学校なんか行ってない。


 しかし、ずっとこんな生活だったわけではない。半年前までは、毎日学校に行っていたし、一ヶ月前までは、引きこもって、ゲームをしたり、アニメを見たりなんてしていなかった。


 そう、あいつのせいで全てが狂ったのだ。


 俺の親父は剣道の達人だった。さらに家には道場があった。そのため俺は、幼い頃から剣道をやらされていて、去年には、全国大会に出場できるぐらいまで強くなっていた。



 俺は頭も良かった。高校を退学するまで、ずっと成績学年一位をキープし続けていた。

 だか半年前、それは起こった。一人しかいなかった俺の友達が、急に俺を無視したのである。


 そいつは、豚みたいな顔、体型の金持ちの坊ちゃんで、しかも頭が良く、いつも成績学年2位だった。しかし、そいつは"1位になりたい"という欲に負けたのか、金の力をフルに使って、学校中で俺をみんなが無視するように仕向けたのである。


 少し経つと、俺に対するいじめは、無視だけではなくなり、皆俺を避け、さらには嫌がらせもするようになった。


 それはどんどんエスカレートしていき、ついには靴は無くなる、椅子には上向の画びょう、机にはベタベタにのりをつけられていることが、普通なぐらいにいじめられた。


 しかし、誰一人、直接手は出してこなかった。それは俺に勝てるわけがなかったからである。

 そんな態度や考え方にどんどんイライラを積もらせていった。


 そしてついに俺はブチギレして、豚の持ち物から宿題を抜いて、学校に忘れたと勘違いさせ、おびき出した。


 まんまと引っかかり、夜、学校に来た豚は、俺が現れると、明らかに青い顔になって、叫びながら逃げようとしたが、豚の足で俺から逃げれる訳がなく、すぐに捕まった。


 それからは俺は、豚をボッコボコに殴りまくった。


 そして、豚の顔は見事にぐちゃぐちゃになった。

 そんな顔をし豚つは必死に俺に泣きつき、「頼む、許してくれっ!」とか「金ならいくらでもやる! だからっ!」なんてことを言い、仕舞いには、「俺にこんなことをしてタダで済むと思うなよ! やめるなら今のうちだぞ!」と泣きながら叫んでいたが、無視して殴り続けだ。


 ぐったりとして、動かなくなった頃に、漸く殴るのをやめた。そして、意識を失っている豚を体育倉庫に入れ、外から南京錠で鍵をかけた。


 俺はその後、そいつがどうなったのかは全く知らない。


 それから俺は学校を退学になった。当たり前だろう。暴力事件を起こしたのだから。さらに相手は金持ちの有力者の子供である。退学で済んだのすらラッキーだった。

 多分そいつがいじめをしたことがばれるのを防ぐ為に、俺の処分を軽くさせたのだろう。


 しかし、災難はそれで終わらなかった。


 俺は、他の学校に行かせようとする両親をなんとか説得し、他の学校に行かず、剣道に打ち込んでいたのだが、1ヶ月前、俺以外の家族は、みんな一緒に交通事故で死んだ。買い物に行くときに、居眠り運転の大型トラックにぶつかられたそうだ。


 それで俺は一人になった。


 それからは、何もすることがなく、やる気が出ない。そんな生活が続いていた。


 そこで俺は、ゲームやラノベ、アニメに手を出してしまったのだ。何もすることがない今、それらにハマっててしまったら、おしまいだ。引きニート一直線だ。


 そんなある日、いつも通りゲームをしていると、急に剣二は胸に激痛が走った。

 痛みはどんどん増していく。


「くそっ! どうなってやがる! 胸が…」

 そう言って剣二は血を吐き、床に倒れこんだ。

 ケンジの意識がだんだんなくなっていく。


「俺、死ぬのか?」


 そう思った次の瞬間、剣二の意識はプツリと途切れた。



 ーーーーーーーー



 俺は目を覚ました。少しずつ意識が戻ってくる。

 目が見えるようになる。体が動くようになる。俺は体を起こす。なんだか体が軽い気がする。まわりを見た。そこには一面、真っ白で何もない空間があるだけだ。

 俺は逆を見る。すると、10センチぐらいの距離に、かわいい少女の顔があり、ビクッとしてしまい、すぐに少女から離れる。


 俺は混乱していた。全く何が起こっているのかわからなかった。


 すると少女は、少し顔を赤く染めながら、にこりと笑い、手に持っていたベルを鳴らし、こんなことを言った。


 ♪カランカランカラン

「当選おめでとうございまーす!」

見てくれてありがとうございます!コメント待ってます!


ここでは毎回メタいことをつぶやきます。嫌な人は、すぐに飛ばすことをお勧めします。


メタ発言1



豚が殴られてる時「ブーブー!」という言葉を入れようとしたけど辞めました。

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