登場人物紹介3
ディオールからガイナスまでの簡単なまとめです。読み飛ばして構いません。
《クーデリカ》
その正体は巫女。現在、運命神により力、言動を制限されているらしく、人に正体を明かす事はできない。明かす事が可能なのは死に行く者にのみである。
肩口ほどで切り揃えられた金髪に深紅の瞳の、たまにずれた思考を持つ幼女。年齢不詳。
南の大陸最大都市ディオールで空腹により行き倒れていた所を偶然通りかかったアーサー一行に助けられ(?)、共に行動する事となる。なにやらルーテシアの事情を知っているようだが?
好きな物はお肉。ある意味、肉食系幼女?
魔物に対する威圧、魔物と話せる?、生命探知などの能力が現在使用可能。
《チーム・クリムゾンクロー》
言わずと知れた世界トップクラスの冒険者チーム。憧れる者も多いが、その実情はただの脳筋戦闘集団。何気に男の色香漂う部分も人気の模様。
《クレイ・ストライアス》
クリムゾンクローのリーダーかつ火のファクター。
少し色黒の肌に白い針ネズミのような髪をした青年。
炎神を祀る神職の家系だが、鍛練に飽き、家宝の剣を持って幼馴染みのクリシュトフと放浪の旅に出る。
《クリシュトフ・バレンタイン》
魔法担当兼チームの頭脳。でも根っこは脳筋。
青紫の長髪にキラリと眼鏡が光る優男風イケメン。眼鏡の奥の腹黒さは血筋のせいか!?
尊敬する人はルーテシア・バレンタイン。
《ガディウス》
マルタス武術祭以来、再びの登場。居合いを得意とするドラゴン狩りの異名を持つ30代中頃のオッサン。
野獣。酒好き。戦闘好き。
武術祭でセフィリアに負けて以来、密かに惚れている様子。
《キリウ・カリウス》
「ヒャッハー、ここは通さねぇぜ?」とか言いそうなパンク系な男。
逆立った金髪につり目がちのキツネ顔で、どこか危険な雰囲気が漂っている。しかし、その内面は結構面倒見が良く、優しい。
大鎌を武器に持ち、アーサー達との出会いからガディウスとのユニゾンスキル『鎌居断ち』を習得した。
《ナイン》
暗殺一家シュバルツベイン家の九代目次期当主。しかし、暗殺者としての思想に反発し、逃亡。
口元を忍者のようにマスクで覆っている。小柄で無口な寡黙キャラ。
完全な気配遮断や多種多様な武器を使いこなすなど、隠密系に秀でた凄腕。
《ラハート》
ラナの兄。土のファクター。
金髪に黒い肌の優しい青年ドワーフ。ガイナスが誇る若き天才鍛冶職人。
ガイナス襲撃の際、街を守るべく自らを犠牲にする。
《ラナ》
ラハートの妹。ショートカットの金髪に黒い肌。19歳くらいの活発なお姉さん気質。ラハートを慕っている。
兄を取引材料にされ、精神的にギリギリだった所をアーサーに支えられた事で恋愛感情が芽生えるが、その後、家の前でのアーサーとルーテシアのやり取りを目撃し、即失恋。
《ドワーフ長老》
ドワーフのまとめ役。まだまだ若いもんには負けんわい!
《再生神の巫女》
ライトグリーンの長い髪の女性。土のファクターであるラハートの魂を抜き取り、逃走。
再生を始め、魂を扱う能力を持つ。その他にも様々な力を持っているが詳細不明。
どういう理由か、この世界を憎み、破滅神の復活に賛同している。
《ソウマ・ミヤモト》
マルタス武術祭ではプルリンコ・ムサシで出場。
初代剣聖にして、シュバルツベイン家の創始者ゼロであり、アーサー同様、異世界からの転生者だった。
戦う使命から逃げ出した事で、望み通りに死ねない体になってしまう。以来千年以上生きている。
死ねない呪縛からの解放を求めて、破滅神復活を切望している。
二刀流を得意とする。
《ドラゴンゾンビ》
上位竜グレートドラゴンの死体をゾンビ化させられた腐竜。元々は捕らえられ、ケリアン・ブラッキオの研究に使われていたが、竜闘気などを使うための力の源を抜き取られ、死して腐竜となった後は殆どの力を失った状態だった。
《マシンゴーレム》
ガイナス地下都市の封印された洞窟に鎮座していた、謎の物体(?)。
ゴーレムクイズにより資格を見定め、天空に向かう魔法陣を守護していたようだ。
クリア後に機能停止してしまったため、アーサー達は完全に放置して天空へと向かったのだが、ここが裏ルートへの分岐点だった事を知る者は誰もいない。