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私・・・じゃなくて俺の話  作者: 真珠犬子
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入学式

私・・・じゃなくて俺の話


2015年4月7日午前7時

「はーやーくーしてよね。」

今日から「私」はN中学校の生徒になる。

ぶかぶかの制服に身を包んで「私」は渋々出てきた。正直、中学生になんかなりたくなかった。新しい学校に行くことに恐怖を感じているからか、それともただ面倒なだけなのかは自分でも分からなかった。「複雑・・・」と一言つぶやいた。

おそらく普通過ごしてきた人達は入学式が楽しみなのだろう。だか、私は違う。時は2年前に遡る。

2013年 秋

「久しぶり!」「何があったの?」と「私」の周りに集まってくる。一週間休んだだけでこうまで変わるのか、と思った。

それはきっと相手は悪気はなかったのだろう。

「お前体弱いよなぁ。」

たった一言だったが、辛くて悲しい記憶を思い出した。

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