【封じて!!糸谷くん】
(2015年9月21日執筆)
週刊少年ジャンプで
将棋の漫画の連載が始まったことを
散髪に行った床屋で見つけました時、
フト思ったこととしまして
ジャンプは
どちらかと言いますと
対象が中学生……
+高校生に
小学生の高学年
をターゲットにされている漫画雑誌
と言う認識がありまして
もちろん
幼稚園から
小学生の低学年のかたにも
人気のある作品は多数
発表されているのでありますが
この幼稚園から小学校の低学年世代の
人気に火がついたのは
雑誌発
と言うよりも
むしろ
アニメ化されてから
と記憶しているところがありまして
私の年代ですと
キン肉マンとかキャプテン翼が
該当するのでありますが
特に当初。
ギャグ漫画のジャンルに入っておりました
キン肉マンにつきましては
(……アニメのほうが面白い……)
漫画のほうは
努力・友情・勝利
を尺度に置かないと……。
アニメから入った私が
のちになりまして
同じタイトルの
漫画を手に取って見た時の
正直な感想であったことを
告白させて頂きます。
……と、見ていきますと
ジャンプを購読されている年代層であります
中学生にもなりますと
将棋と言うモノが
どのようなルールのモノなのか?
について触れる機会が設けられた
のち
であると思われますし、
実際に対局してみまして
将棋を仕事にすることが出来るのか否かにつきましても
ある程度、先が見えて来る年代に入って来ておりますので
(もちろん
漫画やっているから
また並べてみようか……
で意外に能力あることに気付かれることも
稀にあるのかもしれませんが、
大抵は
私みたいな利益には繋がることのない
厄介なファンを造るだけに留まってしまうことにもなりまして)
まだ将棋と言うモノに触れていない
小学校の低学年への普及
と言う点で
弱いところがあるのかもしれません。
では、まだ将棋に書かれている文字を
学校の授業で習っていない
小学校の低学年世代に向けた漫画雑誌となりますと
私の年代では
『コミックボンボン』
もとい
『コロコロコミック』
でありまして
ラジコンからミニ四駆。
ファミリコンピュータに
ビックリマンシール。
更には
溝の両脇に電線這わせまして
スピードだけを操作することの出来る
F1の小さいのを走らせるのを復活させましたりなど
(商売上手だよな……)
と思いながら
踊らされていた小学生時代の私なのでありますが
そんなこと思いながら
将棋を低学年の普及に繋がるようなモノを……
とジョギングしながら考えている内に
脳の中で踊り始めたのが
タイトルにも使わせて頂きました
【封じて!!糸谷くん】
でありました。
作者はもちろん
『かっとばせ!キヨハラくん』
でお馴染みの
河合じゅんじ先生がベストであると思います。
漫画全てを
読んで来たわけではありませんので
あくまで私が読んで来たものの中ではありますが
アニメに負けないギャグ漫画を
漫画の中で表現することの出来ることに関しましては
右に出るかたはいらっしゃらないのではないか……。
のかたなのでありますが
個人的には
キヨハラくんと同時進行で発表されておりました
『やったぜ!クワタくん』のほうが
好きでありまして
たぶんでありますが
(……ジャイアンツが好きでは無いですよね。)
と思わせるような
遠慮するモノが全く無いところが
楽しかったのでありましたが
のちに
松井秀喜さんをモデルにされてから
どのように変化を遂げられたのか?
につきましては
(……触れないほうが良いのかな?)
河合先生が
『ベロベロベースボール』や
『いけいけ!!スワローズ』のテイストで
将棋界を描いたら
まだ誰も気づいていない
新たな魅力を
世に送り出して頂くことが出来るのと同時に
幼稚園児や小学生低学年の子供たちに
『将棋って何?』
と興味を抱かせる効果を産み出すことが出来るように
思うのでありますが……。
その主役に据えるのに
ちょうど良いポジションに
今、居るのが
現竜王なのでありまして
今年も10月の半ばから
竜王戦七番勝負が始まることになります。
竜王が防衛を果たし、九段に昇段されることになるのか?
はたまた
永世竜王復位なるか?
に注目が集まります今回の七番勝負なのでありますが
個人的に楽しみとしているところとなりますと
(……竜王がどのように封じ手をされるのか……)
でありまして
たぶん
普通になっていることかと思われるのでありますが
……でもなにかしてくれそう。
な雰囲気が
あるかたでもありますので
創りあげられていきます
棋譜と共に
対局を楽しみたいと思っております。