【クロスプレーは野球の醍醐味と言いますが】
(2015年9月20日執筆)
韓国人のメジャーリーガーの選手が
セカンドから一塁へ転送を試みた際、
併殺の阻止を狙いました走者のスライディングにより
今季の復帰が叶わなくなる怪我を負わされた
と言うニュース。
(個人名は出さないほうが良いのかな?)
日本からメジャーに渉られた選手の中でも
2人のかたが
同様の事例で大怪我を負わされ、
その後のキャリアに悪影響を及ぼすことになりましたことを
思い浮かべながら
更に思い出しましたことを述べさせて頂きますと
昔、鉄人と呼ばれました
カル・リプケン選手。
遊撃手
と言う
激務のポジションで
連続試合出場のメジャーリーグ記録を
打ち立てられました
リプケン選手に対し、
とある記者のかたから
『4-6-3』
などの併殺プレーの際、
セカンドベースに入った選手に対し、
打者のアウトを阻止すべく
足を払うようなスライディングを試みる走者が多くいる中、
リプケン選手に対して
スライディングをしてくる選手が居ないのは
記録が掛かっているからなのではないか?
と言う質問がされた際、
リプケンは
たぶんそれは
記録が掛かっているからでは無く、
私の身体が大きいため
スライディングをした選手自身が
怪我をすることになるリスクを回避するため
足を払うようなスライディングをして来ないのだろう……。
と言う話がある一方、
同じくクロスプレーの舞台となります
ホームベース上。
これも名前は記さないほうが良いのかな?
日本に所属する外国人選手が
キャッチャーに向かってタックルをすることがありまして
その理由について
述べられている機会がありましたので
それを思い起こしてみますと
キャッチャーは当然。ブロックをして来ます。
その外国人選手。
一度、足からホームベースに向けスライディングを試みた際、
キャッチャーのブロックに阻まれましてアウトになった。
に留まらず
スライディングをしました
足を痛める事態に陥ってしまったことがあったそうな……。
それならば
(相撲で怪我をしている時は
受けるより
前へ出たほうが
負担を減らすことが出来ますし、
白星に繋がることにもなる
例えとして
合っているのかどうかわかりませんが)
前へ出る
体格差も利用しましての
タックルでキャッチャーに向かうことにより
自分の怪我を回避する手段として用いている。
……このまま行きますと
全員。
筋肉増強剤を用い
マッチョマンとなることにより、
相手に無謀なタックルをされないようにする。
と言う結論になってしまうのでありますが……
(気を取り直して)
セカンドベースの場合ですと、
突っ込んで来る相手をかわしながら
と言うプレーもあるのでありますが
日本からメジャーに渉られ、
怪我させられました2人のかたにつきましては
元々の本職とは異なるポジションでありましたし、
(1人のかたは今。怪我をした時のセカンドが本職)
走者の狙いが野手の足
のような
本来。野球には必要の無い事柄でもありますので
普通にプレーは出来たとしましても
リスクマネージメントに関する経験が不足している中での出来事であったと思われます。
一方の捕手の場合ですと
本職で無いかたが担うことは
あり得ない
特殊技能を要すポジションでありますし、
クロスプレーありき
のポジションでありますので
小さい頃から
実戦の中で
様々な経験を積み重ねられているのでありますが
(それでもタックルをする小学生を
目にすることはありませんが……)
(小学生年代ですと
基本。捕手のほうが大きいこともありますが)
外国人選手の走塁見ていますと
不必要な時に……
を目にすることもございます。
(明らかに悪質で危険なプレーに対しては
プロ野球には無いのかな?
退場に処す権限が審判にあると思うのでありますが)
どこまでが良くて
どこからがダメなのか?
怪我のリスクを減らすことに繋がることではないことは
重々承知しているのでありますが
サッカーで言うところの
ボールに向かっている向かっていない
同様
ベースに向かっている向かっていない
になるのかな……。
でもこれも
ヨーロッパサッカーのトップリーグでありましても
リーグごとに判定のさじ加減が異なりますように
野球・ベースボールにしましても
場所によって
習慣は異なりますのでね……。
答えの出ない問いであります。