言葉だけじゃ不安だから、闇に捕らわれないよう抱きしめて
それは、いつも唐突。
浅い眠りから覚めた君は、怯えたように僕にしがみついて
涙を浮かべ瞳を揺らし、何を恐れ、何に脅えるというのか。
君が何も言わないのなら、僕は理由を聞いたりはしない。
何も知らない僕は、君が恐れるものから君を守ることなんてできないのかもしれないけれど
僕はずっと抱きしめていてあげるから
君はただしっかり僕にしがみついていれば良い。
それを君が望むなら、少しでも安心するというのなら
僕は君を手離したりはしないから。