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プロローグ:天使のお仕事

はじめまして!!

 私は第2位階、下級天使ユーリカです!!

 今日も一日、神様のためにお仕事頑張ります!!


 私たち天使は神様のため、世界のため、日々様々なお仕事をしています!!

 中には難しかったり大変だったりするものもありますけど、神様のために働けると思うと、無限に力が湧いてくるのです!!


 天使の仕事は本当に素晴らしいです!!

 神様の名の下、死者を導くことが私たちの喜びです!!

 今日も一人の魂を、安全に、幸福に、異世界へお送りします!!


「どうか…家に…帰してくれ……」


 振り向くと、まだ生気を宿す魂が、か細く泣きながら漂っています!!


 たしか……とらっく……うんてんしゅ?とかいう職業の方ですね。

 私は笑顔を絶やさず、手を差し伸べます!!


「死亡のショックで混乱しているだけです!!大丈夫です!!私がいますから安心してください!!」


 魂はさらに声を震わせます。


「いや…帰りたい…家に…妻に…娘に…」


……?


 家族に会うより神様のお役に立つ方が、何倍も素晴らしいことですのに。

 この方は何を考えておられるのでしょうか。


 私は首を振り、明るく説明します。


「いえ、あなたの幸福は神様に仕えることです!!」


 未来で罪を犯す人物を天使が導き、異世界の平和のために働く。

 神様の素晴らしいお考えです!!


 少し間を置き、私は満面の笑顔で続けます!!


「あぁ!!神よ!!罪深き、薄汚れた魂に救済を与えるなんて、なんと素晴らしく寛大な方なのでしょう!!

あなた様のために働ける私は、とても幸せです!!」


 魂はまだ小さく、震える声で叫びます。


「いや…嫌だ……!!」


 でも私は明るく手を振り、励まします。

 天使には笑顔が不可欠ですから!!


「大丈夫です!!私がそばにいますから恐れることはありません。

安心して異世界へ、神様の祝福のもと、幸福に導きます!!」


 空は純白に輝き、光が私の羽に反射しています。

 今日も天界規定に従い、正しく、幸福に魂を導けました!!


 私、ユーリカ、神様のために日々使命を全うできること、誠に感謝します!!

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