表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TSの銀髪美少女は、最強の吸血鬼(ヴァンパイア)!  作者: 黒猫キッド
第3章・出会う吸血少女と黒猫少年
30/52

30・近づいている二人

 久しぶりの投稿ですわ!

 『転生したドララーのオタクは、美少女になり、ドラゴンの恋人になって、竜騎士になりました』もよろしくお願いしますわ!

「はぁ…安宿はみんな満室か…」

 先程の宿から出たサクラは、あれから様々な安宿を巡ったが、全て満室であった。

「やっぱり野宿かな…まあ棺桶も寝心地良いから良いか!…おっ!」

と、その時サクラの視線に、一軒の大型の飲食店が目に入った。

「野宿なら、お金はご飯に回しても良いか。ちょうど小腹が空いたし…ってかヴァンパイアでも、お腹は減るんだ…」

 ある意味衝撃的な事実に、サクラは驚く。

『この世界のヴァンパイアは、吸血行為は飲酒と同等ですから』

 以前も言った説明を、ルーチェが語る。

 サクラは食事をしようと、飲食店へと足を進める。

 中に入ると、店内は様々な客で溢れていた。

 中に居た客達は、入ってきたサクラの姿を見て、一同動きを止めた。

 鮮やかな銀色の長い髪、透き通る様な白い肌、黒いベストに覆われた大きな胸、短めのズボンを履いて、ニーハイブーツを履いた魅力的な足、そして何より紅い瞳を宿した美少女が現れたのだから、当然の結果だ。

 そんな視線を感じながらも、サクラは気付かないフリをしながら、空いている席に座った。

 しかし座った後も、視線は消えない。

『…ルーチェ、何とかならない?』

 視線を感じるのが嫌になってきて、『世界の知識』のルーチェに知恵を頼む。

『マスターの魔力を、少しだけ解放すれば、その威圧で見なくなります』

『そんな事をして、大丈夫? 僕がヴァンパイアだってバレたら、大変じゃない?』

『大丈夫です。そもそも六百年前に滅びたので、居るという考えは持たない筈です』

『…じゃあ頼むよ』

『了解しました』

 ルーチェがサクラの魔力を、他の人に分かる様に解放する…その瞬間、サクラから凄まじい威圧が放たれた。

「!!!!!!!」

 サクラを見ていた人達は、その威圧によって、サクラを見ようとするのを止めた。

「…何とかなったみたい…」

 安心したサクラは、机に置いてあったメニューを取って見てみた。

「…流石にラーメンは異世界には無いよね…ニンニク入りラーメン食べたいな…でもパスタらしき物はあるな…それにしよう」

 サクラは注文を取るべく、ウェイターを呼んだ。


※         ※


「それで、何処で食べるの?」

 ローベルが隣に並んだカイルに尋ねる。二人は車を先程の宿に置いてきて、食事処を探していた。

「そうだな…あそこで良いんじゃないか?」

 一軒の店を見つけたカイルが、示しながら言った。二人はその店に入る。

 店に入ると、大勢の客がカイルとローベルを見始める。

「有象無象が居るな…」

 全く構うことなく、カイルは呟いた。

「カイル…わざわざ喧嘩を売る様な事を、言う必要は無いでしょ?」

 ローベルが呆れる様に呟く。

「まあ良いだろ? さっさと飯食って、今日の宿を探そうぜ」

 そう言うとカイルは、丁度二人分空いている席に向かった。

「さてと、何があるかな?」

 席に座ってメニューを開いたカイル…その後ろには…サクラが座っていた。吸血鬼少女のサクラと黒猫獣人カイル…二人は背中合わせで座っている。


 遂に近づいたサクラとカイル!

 感想・ブックマーク登録・レビュー・ポイント評価・質問等ありましたら、何でもどうぞ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ