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TSの銀髪美少女は、最強の吸血鬼(ヴァンパイア)!  作者: 黒猫キッド
第2章・黒猫の銃戦士・ブラックキャット・ガンナー
15/52

15・駆逐

 急ぎなので、短いですわ。不満ですわ。


ドゥン!!!


 ソードオフのショットガンを持ったデニスが、自分達が担当していた化物の頭部を撃ち抜いた。

「カイル。そっちも終わったな?」

 ドラムマガジンを交換しながら、ボスがカイルに尋ねた。

「ああ…そっちはどうだ?」

「一匹外に逃がした…まあミゲル達がやるから、問題無いけどな」

「ミゲルもそうだが、ローベルもライフルの扱いは、メンバーでも一・二を争う腕だぜ?」

 そうカイルは返した。


※         ※


 その頃ローベル達は、先程と同じ様に洋館を見ていた。

「キシャアア!!! 」

 その時、得体の知れない雄叫びが、洋館から響いた。

「あれは?」

 再び新入りが尋ねる。

「まあ見てなよ」

 ローベルが答える。すると洋館からボス達が逃がした化物が出て来た。

「ローベル。俺が奴の足を狙い撃つから、お前は頭を撃ち抜け」

「分かった!」

 お互いスコープから目を離さずに会話する。新入りはその様子を見ている。


 ドゥン!!!


 まずミゲルのライフルから放たれた弾丸が、化物の足を撃ち抜いた。


 ドゥン!!!


 次にローベルが狙撃し、指示通り頭を撃ち抜いた。

「やったね」

 ローベルは静かに呟いた。

 一方、洋館に居るメンバーは、銃のマガジンをリロードし、倒した化物の討伐証明を全て取った。

「よし、カイルとデニスとハリーは二階に行け! 残りは俺に付いていって地下を責めるぞ! 一時間で終える!」

 ボスの宣言にメンバーは同意し、二手に分かれて行動を開始した。


※       ※


 その後廃墟の洋館からは、次々と銃声と化物の絶叫が鳴り響いて、ボスの宣言どおり、一時間で洋館の化物は駆逐された。

「ははっ! やったぜ大量だ!」

 ジープ前に置かれた、討伐された化物の討伐証明を見ながら、デニスが笑いながら言う。

「カイル、大丈夫だった?」

 ライフルを背負ったローベルが、銃の確認をしているカイルに話しかけた。

「ああ、俺がこんな奴らに負けるかよ!」

 笑みを浮かべながらカイルが返す。

「よし! 野郎共引き上げだ! 今日は俺の奢りで飲むぞ!」

 ボスの言葉に、メンバーのテンションは上がり、一同はジープとトラックに乗り込んで移動していった。



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