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生理2日目

作者: ayuuuka

あの人との初めての電話は、生理中の寂しさに耐えきれなかった私が掛けたものだった。


彼は優しかった。


朝方まで続いた電話を切り、そのまま眠りについた私を昼過ぎに起こしたのは

彼からの体調を心配するメッセージだった。


このままどうにかなってしまうんじゃないかと思うくらい嬉しかった。


あの時は、彼と離れることになるなど考えてもいなかった。


もうすべての思い出を美化できるほど強い気持ちが残ってるわけではない。


それでも規則正しく生理はやってくる。


規則正しく私は涙を流す。


あれから何度目の生理だろうか。


生理2日目。長い、長い夜がはじまる。


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