〜大丈夫!?〜
「聞いたわよタルト!、ノーレちゃんが風邪をひいたって本当!?」
「いきなりなんだよツバキ...、まあ本当だけど...」
「まあ本当だけど...、じゃないわよ!、一体何があったの!?」
俺は錯乱している彼女に昨日の出来事を伝えた。
俺の説明を聞き終わる頃には落ち着いてきたので、少し安心できた。
「なるほどね〜、あのノーレちゃんが風邪引くなんておかしいと思ったわ」
「てか誰からその事を聞いたんだ?」
「誰って...、エルシーさんだけど...」
「だったらエルシーさんに聞いとけよ!」
俺はそう言ったのだが、彼女は照れくさそうに頭を掻いてこう返してきた。
「いや...、それじゃあんたに会えないじゃん...」
「いやいや、俺に会ってどうするんだよ!、その場で聞いた方が絶対に有意義だろ、俺に会いにくる時間が勿体なくね?」
そこまで言うと、何故か彼女は顔を真っ赤にしてなんか怒ってくる。
「このアホタルト!!、もう知らない!」
なんか怒って帰ってしまう彼女の姿を見て唖然とする俺。
(あいつ何しに畑にきたんだ?、今日はエルシーさんはノーレの看病の為休むって言ってると思うし、俺の家に行ってたんだろうけど、鍛錬できないなら畑に来る意味ないだろ...)
彼女の不可解な行動を不審に思いながら、俺は農作を続けた。




