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瀧澤家  作者: ヤムチャ
2/3

策略

宜しくお願いします

キミヒロは右腕がアヤカシの呪いに侵されていた。

じわじわと肉体を蝕み、やがて死を運んでくる。

あかねは日本刀を握り締める。

キミヒロ「今宵も宜しく頼むよあかね。なんせ僕を蝕むは悪霊の親玉だからね」

あかねはキミヒロを串刺しにした。

血がほとばしる。

キミヒロはすでに悪霊に意識を持っていかれていた。

螺旋「我は螺旋。お前達に厄災を振り撒く大勢の穢れの幹部である。ニシシシ、我等に刃向かう陰陽師、なんと華奢な少女か。ニシシシ、そのお命おいくらか?」

あかね「螺旋よ!覚悟しろ‼なうまくさまんだばさらだまかしゃらだ!まずは四肢を止めて動きを封じる」

あかねは聖水をクナイに吹き掛けて、螺旋の四肢を封じた。


あかね「お前達に憎しみをぶつける未練と妄執の固まり、私は瀧澤あかね、陰陽師だ」


螺旋は溜め息をはくとニヤニヤと笑いだした。


螺旋「この肉体の持ち主も馬鹿よの。ニシシシ、その愚かさ、おいくらか?」

あかねは日本刀を螺旋の口に突っ込み呪符を張り付けた。


愚かなのは貴様ら、穢れのほうだ。

呪符を破ることは不可能だよ螺旋。

螺旋「貴様の頼りない兄に刺客を送っている。滑稽なり。その陰陽師、安いお命おいくらか?」

みつるに刺客を送ったのか。馬鹿な事をしたな、穢れ。

私の兄は強いぞ。


みつるは修業の部屋にて穢れと交戦中だった。

みつる「あかねの霊圧を微かに感じる。この二年間、巧妙に蓋をしていたのか。で、母さんをこんな形にしたのはあんたか」

母さんはグチャグチャの箱にされていた。

もう人の形に保たれてはいなかった。

ありがとうございます

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