表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月影のエレメンター(なろう版)  作者: ハイエナ=エレメント
五神祭編第一章・迷宮
23/109

存在と時間(5)・第ニ十一話

ソード系魔法

・ライトニングソード(lightning sword)ー電気(雷)

 「技」の電気(雷)属性の魔法で、電気を剣または刀に纏わせる。主に稲垣翔祐いながきしょうすけが得意としており、威力は高いが消費魔力が大きい。


・フレイミングソード(flaming sword)ー火(炎)

 ライトニングソードの火(炎)属性版。修得が困難であるが、威力も高く、使い勝手が良いため重宝されている。

 林佑聖はやしゆうせいは、人体の抵抗値を越えて襲いかかった五百ミリアンペアを超える電流を受け、結界の作用によって迷宮の入り口へと送還された。

『ああ、もう! どれも決定打にはならないな』


 木村捷きむらさとしは、どの攻撃も最終的には避けられてしまうことに、若干のいきどおりを感じていた。

『大きな声を出さないでくれ。頭がガンガン鳴るから』

『ああ、ごめん』

『でも、ダメージは与えられてると思うから、引き続き攻撃してくれ。あれを使う』

『分かった!』

 稲垣翔祐いながきしょうすけの指示によって他二人は正面から攻撃を仕掛ける。


 残りの魔力にも余裕がなくなってきたために、さとし松尾冬輝まつおとうきは通常攻撃をする他なかった。しかし、それはASも同様。

 さとしが銃によってASを牽制し、冬輝とうきが一気に六花を携えて距離を縮める。有効打にはならないものの、通常速度のASを抑えることにはかろうじて成功していた。


 そして、ようやく決着の時は来た。

『左右に跳べ!!』

 翔祐しょうすけの指示と同時に二人は両脇に避け、ASの開けた視野に加速をしている彼の姿が映った。

「《ライトニングソード》」

 隕鉄刀に電気を纏わせ、青色の光を放出する彼がASの目と鼻の先にいたのだ。咄嗟に後ろへ飛び退けたASであったが、彼は右足を前へ出すのと同時に左足で飛んだ。

「《電滅》!」

 ASの如何なる抵抗も一時的解放によって無に帰せられる。

(これは、・・・・・・もう終わりか。楽しかったな)


 ()()()()()()により、誰の視界も一瞬奪われることとなった。




 迷宮の奥に位置する部屋にその二人は居た。現代のリビングと同じ様な見た目の空間の中で、山滉穎やまこうえい小栗臥龍おぐりがりょうはのんびりとしていた。そこに三人、いや()()のエレメンターが入っていく。


「約十六分二十五秒か。五人を敵に回した場合、俺が倒されるまでの時間は」

やま小栗おぐり! ここにいたのか」

「いや、約、必要なくないか?」

「いや零コンマまで数えられなかったから。まあ、合格おめでとう」

「どうも」

「でも二人は入口に飛ばされちゃったな」

 そう言うと、山滉穎やまこうえいは入口方面に顔を向け、次に土人形の方を向いた。

 ASである。ASは、先の試合を死ぬ覚悟で挑んだものの、翔祐しょうすけが寸止めしたため、死に損ねたのだ。


 そして、滉穎こうえいはゆっくり立ち上がり、ASの前に立ち、頭を下げた。

「僕の英霊になっていただけませんか? お願い致します」

・クロノス暦

 地球と魔境のこよみは、当然惑星が異なるため違う。

 一日が25時間であるが、地球と同じで七曜。また、一年は351日、10ヶ月。地球との時間の差は一年で約15時間生じる。




・時間感覚

 エレメンターの時間感覚は、通常の人よりも早く、体力や身体の回復時間、睡眠時間も比較的短い。また、脳に魔力を使うのが得意、すなわち「オンライン型」はさらに速く、単位に秒ではなく刹那せつなを使う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ