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月影のエレメンター(なろう版)  作者: ハイエナ=エレメント
等活編
11/109

用語解説(1)

 等活編で出た用語の解説です。

 「神話」の内容が煩雑というご意見をいただいたので作りました。

1.唯物論

 哲学において、宇宙の根源は物質にあるとして、精神的なものは全て物質の作用に基づくとされる存在論上の立場の一つで、物質一元論的世界観。マテリアリズム。


 魔境では、唯物論で成り立つ物質世界に、魔素で構成される精神世界が接続されたために魔力が生まれたとされる。




1.ラグナレク

 北欧神話において、世界の終末を言い表す語。語義は、「神々の滅亡」や「たそがれ」。

 3度夏の無い冬のみが続き、その後3年の間道徳が乱れ、最後に巨人や悪霊などが枷を破って攻め寄せるとされる。神々は、エインヘリヤルらと共にビグリズの野で戦い、大部分が死ぬ。太陽と月は狼に飲まれ、星は消え、世界は火の巨魔スルトによって焼き尽くされ、大地は大海に没する。

 しかし、やがて新世界が現れ、人間の夫婦リブとリブズラシルの子孫である人類が、幸福な黄金時代の生活を送る。


 魔境では、エレメンターが魔境に移され始めると共に、人類が神々の支配を脱却する(聖戦)契機の戦争とされる。




1.ハルマゲドン

 新約聖書ヨハネ黙示録(キリスト教)において、世界の終末に起こる善と悪との勢力の最後の決戦の場所。アルマゲドン。転じて、世界の終わり。新約聖書「ヨハネの黙示録」16章から。


 魔境では「ラグナレク」同様、聖戦契機の戦争ともされ、神々が己の正義に懐疑心を懐くきっかけともなる。




1.メドゥーサ

 頭髪は蛇で、黄金の翼を持ち、視線が合った者を化石に化したという怪物。


 魔境では、《石化》魔法の原型や魔眼の始祖とされ、敵という認識ではない。




1.ペルセウス

 メドゥサを殺し、彼女の頭をアテナ女神に献上し、その聖楯アイギスの中央に取り付けられた。


 魔境では、エレメンターでありながら神々の血が流れる英雄として見られ、彼の使った武器は神話級の神格武器として魔境にもたらされている。しかし、在り処ははっきりしていない。




1.アトランティス

 西暦で、紀元前1万年頃に突然海の中に沈んだジブラルタル海峡の西方にあったとされる伝説上の国家。プラトンの『クリティアス』などに伝えられ、ヨーロッパ文明の源流をなす高度の文化がを築いたとされる。


 魔境では、神罰によって滅ぼされた国家の一つとして知られ、多くのエレメンターが命を落とした。地震によって一夜で滅んだ。




1.聖戦

 宗教的に神聖とみなされる目的のために戦われる戦争のこと。また、正義の戦いのこと。


 魔境では、エレメンターを中心とする人間が神々の支配脱却を目指して起こした戦争を言う。この戦争で、多くの神が魂ごと滅び、生き残った神は人間世界への不干渉と全てのエレメンターの移住計画を決意する。




1.ノアの方舟

 旧約聖書創世記の洪水物語に出てくる舟のこと。義人ノアは、人類の堕落に怒った神の命を受けて方舟を造り、家族と動物と共に乗り、大洪水を生き延び、人類の新たな祖となったとされる。


 魔境では、エレメンター移住計画の一環であり、それによって地球からエレメンターの存在が消え失せたとされる。




1.魔境

 何がいるか分からない神秘的な地域。他の意味では、悪魔の住む世界、魔窟、魔界とされる。


 第ニの地球とされる魔境では、前者の意味で解釈されて使われる。一般に、神工の惑星を指すこともあれば、エレメンターの本拠地である三帝国の領土を示すこともある。




1.ディストピア

 逆ユートピア。暗黒世界。

 最も否定的な暗黒世界のフィクションを描くことにより、現実を鋭く批判する文学作品または思想。

 対義語はユートピア。


 魔境では、悪魔が降り立ち国を築いたナラカ大陸や、魔王の国家を風刺して言った。




1.青龍

 四方を司る天の四神の一柱。東方の守護神であり、瑞兆とされる。また、青と春と木を司る。蒼龍。


 魔境では、かつてエレメンターに木属性の魔法を与えたとされ、守護獣として崇められている。




1.朱雀

 四方を司る天の四神の一柱。南方の守護神であり、鳥の姿で表される。また、赤と夏と火を司る。朱鳥。


 魔境では、プロメテウスがエレメンターに与えた火属性の管理を任され、守護獣として崇められている。




1.麒麟

 体は鹿、尾は牛、蹄は馬に似て、五色に輝く毛がある。聖人が世に現れると出現すると言う。雄を麒、雌を麟。また、中央と黄と土用と土を司る。


 魔境では、ある聖人に土属性を教えたとされ、守護獣として崇められている。




1.白虎

 四方を司る天の四神の一柱。西方の守護神であり、白い虎の姿で表される。また、白と秋と金を司る。


 魔境では、エレメンターが武器として使い始めた金属を管理するとされ、守護獣として崇められている。




1.玄武

 四方を司る天の四神の一柱。北方の守護神であり、亀に蛇が巻き付いた姿で表される。また、黒と冬と水を司る。


 魔境では、かつて水属性を用いて外敵を滅ぼしたとされ、守護獣として崇められている。




1.五神

 四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)に麒麟または黄龍を加えたもの。


 魔境では、エレメンターを監視・管理すると共に人々を守護する神として崇められている。理由としては、ギリシャやローマの神話の神々と違って、彼らが人の姿ではなく、さらに守護獣であるので、先の聖戦の様な事態にはならないと考えられたから。




1.ガブリエル

 後期ユダヤ教・キリスト教・イスラム教における大天使。新約聖書ではマリアにイエスの受胎を告げたとされる。「お告げの天使」であり、ヘブライ語で「神の人」と言う意味。イスラム教では、「ジブリール」と言う。


 魔境では、神意の啓示者であり、召喚や転生などの時に聖教会の巫女にそれを告げる。






2.属性

 ある物事に備わる固有の性質。

 哲学においては、実体の持つ本質的な性質。対義語は、実体。


 魔境では、魔法を分類する用語として使われている。その分類の仕方は聖教会によって定められ、全てのエレメンターはそれに従って魔法を学ぶことになる。現在の主流な魔法は「現代魔法」と呼ばれ、属性は現代魔法に適用されるが、その源流には陰陽五行説や四大元素、五大などの古代に生まれた概念を基としている。




2.スキル

 訓練や経験などにより身に付けた技能。ある人が有している力量や技術のこと。


 魔境では、魔法の中でも身体強化魔法などに分類され、詠唱などによる相乗効果が実質皆無の魔法を言う。






3.獅子吼

 『景徳伝灯録』より、仏教において釈迦の説法・教説のこと。獅子が吼えて百獣を恐れさせる威力に例えて言う。


 魔境では、仏教系の魔法の一つで、大音量による感覚器官への刺激によって脳に作用することで、対象を怯ませる。また、味方の士気を上げることも可能な魔法。






4.六芸

 中国周代に士以上の必須教養科目とされた六種の技芸。礼・楽・射・御・書・数の総称。御とは、馬車の御し方のこと。

 また、易経・詩経・書経・春秋・礼記・楽記の総称。


 魔境では、どちらの意味でも使われており、中華系のエレメンターを中心に東洋のエレメンターが教養として習うことが多い。特に、皇族においては幼い頃から学ばせることもあるが、最近では西洋系のエレメンターでも修得しようとする傾向がある。




4.ウラノス

 ギリシア神話において、天を意味する名前を持つ神。世界を初めて支配した神でもあり、大地の神ガイアの夫。二人からティタン神族が生まれ、末子のクロノスによって天地の支配権を奪われる。


 魔境では、地上に熱・光・雨を与える天空神として知られている。






5.ペスト菌

 ペストの起因菌。本来はネズミや野生の齧歯類の病原菌であるが、ノミなどの昆虫を介して人に伝播する。


 魔境では、ベルゼブブが創り蔓延させた病原菌の一つとして知られ、「イオパニック」ではそれを悪用され多くの人間がエレメンターを含めて亡くなった。




5.敗血症(黒死病)

 化膿した傷・できものなどの原発巣から細菌が繰り返し血管に入り、循環して、重篤な全身症状を起こす病気。全身の皮膚が内出血のために紫黒色になって死亡することから。ペストの別名。


 魔境では、「イオエピデミック」において発病した病気の一つとして認識されており、多大な犠牲者を出したが、魔境保健機関とトイラプス帝国によって短期間での収束を見せた。




5.アイザック・ニュートン(1642〜1727)

 ガリレオ・ガリレイの死から一年後に誕生。イギリスの物理学者・数学者・天文学者。「脅威の一年(脅威の諸年)」と呼ばれる間に、微分積分学やプリズムでの分光、万有引力の着想などの偉業を成す。


 魔境では、現代魔法と魔術に多大な影響を与えた存在として見られており、特に光と重力の2属性、現代魔術の発展に貢献する。




5.ベルゼバブ

 新約聖書において、「蝿の王」「糞山の王」という意味の名を持つ邪神。醜悪な蝿の姿で描かれ、天界大戦争ではルシファーと共に戦った元天使。本来は、「バアル・ゼブル」(高貴な者、気高き者)という名でペリシテ人に崇拝されていたが、ユダヤ教、キリスト教が広まる過程で邪悪な存在へと変えられた。


 魔境では、神話戦争時に滅ぼされた悪魔の一柱として知られ、ペスト菌は彼が創ったと言われ、またその原型となった病原菌が魔境に持ち込まれたとも言われている。




5.ルシファー

 ユダヤ教・キリスト教における悪魔。堕天使。魔王。ルシフェルとも。

 明けの明星。金星。


 魔境では、神話戦争時にベルゼバブと共に滅ぼされた存在として知られており、「裏切り」の代名詞としてその名が使われる。




5.サタン

 聖書において、神に反抗して天国を追われた悪魔のこと。元は天使。


 魔境では、神話戦争時に敗北した汎用型精霊のことを言い表している。また、暗黒世界の悪魔についても言う。






6.勇者

 勇気のある人。『論語』の「憲問」では、「勇者不慴」(勇気のある人は恐れない)という記述がある。


 魔境では、英雄と呼ばれることを嫌った、第三次魔族戦争で活躍した望月春朝もちづきはるともに与えられた称号である。

 中世から近世では、勇者の称号は暗黒世界との戦争で魔王または悪魔を討伐した者に贈られる様になり、また聖教会がその承認と贈与を行う。聖教会における象徴的存在。

 魔境での近代以降では、主に神格武器を扱って戦う者達を指す様になった。しかし、条件が定められており、武器全般が扱えること、かつ全属性の使用者と認められることの二つが最低条件である。現代では、一つのタイプを極めたエレメンターに贈る称号。






7.等活地獄

 仏教において、八大地獄の第一。殺生を犯した者の落ちる地獄のこと。鉄棒や刀で身を寸断され、骨を砕かれて死ぬが、涼風が吹くと蘇り、再び獄卒に苦しめられる。






8.魔物

 魔性のもの。妖怪。化け物。

 人を迷わせたり、破滅に導いたりするもの。


 魔境では、人の負の感情を素にして生成された殺戮生物のことを言う。暗黒世界の覚醒者が使役し、戦争などでエレメンター側に多くの犠牲者を出して来た。




8.アスクレピオス

 ギリシア神話において、医術の神。アポロンとテッサリアの王フレギュアスの娘コロニスとの間に生まれた。ケンタウロスのケイロンから医術を教えられ、死人までも生き返らせる名医となったが、死者の国の支配者ハデスの怒りを買った。ゼウスの雷によって焼殺されたが、復活しオリュンポスの神々の仲間入りを果たす。

 アスクレピオスが持っていた蛇の巻き付いた杖は、医学のシンボルである。


 魔境では、アスクレピオスの杖が魔境保健機関(MHO)の旗に使われている。

 もし、設定などで疑問点が有りましたら、細かい設定は「設定編」で書いてありますので、下記のURLから行けます。




https://ncode.syosetu.com/n6290hd/

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