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これまでの主な登場人物 1


<主人公サイド>


>クロム・ディー


 言わずとしれた主人公。銀髪の最強美少年という中二設定を手にしたものの、肝心の竜人へは変身という縛りを設けられており、限定的で日常ではその力を思う様振るう事が出来ない。


 その為想定していた異世界生活とは大分違う苦労も背負い込む事となった。

 それでも滅茶苦茶優遇されているのは間違いがなく、本人も現実世界と比べれば遥かにお気楽で生活に追われる事もなくゲーム感覚を有しているため、今の所異世界ライフを満喫している。


 クロム時の特性は成長しない貧弱なステータス、その代わり魔法は詠唱さえ覚えれば全て瞬時に習得可能というもの。

 瞬時といっても暗記時間は要るが。


 また、剣を振るうと呪いのように体力が枯渇する、攻撃魔法と回復魔法の効果に重大なペナルティを受けているなども。


 戦闘能力はゲームでいえば中盤に辿り着く事すら困難なレベルしか持ち合わせていないものの、圧倒的な秘宝の数々を有するインベントリを使用する事で、それを跳ね除ける手段を持ち合わせている。



 竜人ディーへ覚醒した際のステータスはまさしく人外の域にあり、はっきり言って神レベル。

 更にはスーパーチートなスキルの数々も保有しており、強くてニューゲームの極みを体現した存在と言って間違いない。


 ただしめっきり出番が少ない。



>プラチナ


 ガキ神様転じて金髪幼女となった、この世界にクロムを導いた神。のじゃ口調はクロムの潜在意識に合わせたものらしいが。


 理解し難い思考と嗜好、その言動はクロムを導いているようでもありただ単に煽っているだけにも思える。


 特性として分かっているのは、自在に出現したり消えたり出来、人の目に見えるようにも見えないようにもなれるというもの。また、モンスターと一切エンカウントしない事も分かっている。



>シーバル


 クロムが黒髪のカツラで変装した姿。

 当面このシーバルというキャラクターで生きていこうと考えている。クロム・ディーの存在をひた隠しにしたいのは、転生前の現実世界の人間性とも無関係ではない。


 シーバルのキャラ設定はシレーナを参考にしており、魔術を小器用に使いこなす軽戦士、といった想定をしている。ただし当然ながら剣は振れない。




<ゲーム世界サイド>


於デルスタット


 ランダスター冒険者養成学校……歴史と実績を兼ね備えた一流の養成所。教師全員が高い実力を備えた元一流冒険者というこだわりこそがそのブランドを支えている。名門中の名門。



>マリート・アルマ


 茶髪に愛らしい顔立ちをした、クロムにとって初めて出会ったメインキャラクターであり、美少女。快活で健康的な肉体と精神を持っている。


 素早い動きと投擲術による撹乱・遊撃を得意としており、速度強化スペイドの魔法による自己強化を切り札として立ち回る。


 クロムに対して何故か登場時から積極的であり、恋心を抱いていたキャラクター。

 実際ランダスター時代のクロムと友達以上恋人未満、そんな淡い初恋みたいな関係性を築いていた。ただし割と金銭にはシビア。


 クロムから与えられた四風神器の一つ、西風神ゼピュロスの名を冠するグラブを所持している。



>ディル・ハミル


 謎の関西弁を操るお調子者。だが芯に一本通った男気を持ち、友人達へさり気ない態度での気配りを怠らない兄貴分肌。


 残念ながら能力は高くないものの、集団戦闘における判断力と立ち回りを認められ念願の騎士クラスへと進級した。バルドークラスの中心的存在であり、人間的な魅力は当時から高かった。



>エファ・リーンジ


 金髪縦ロールのお嬢様な見た目、その口調も貴族令嬢そのものであるが、それとは裏腹に性格は良く趣味は料理であり非常に一般的な感覚を持っている。実家は随分と金持ちらしいが詳しくは不明。


 剣士の才を持っており、クロムが瞠目する程のスキル保持者でもあった。

 ランダスターでもめきめきと頭角を現し、剣術における学内有数の使い手にまでなった。


 クロムから与えられた四風神器の一つ、 東風神エウロスの名を冠する魔剣を所持している。



>エイクリー・バンホア


 柔和な性格をした丸っこい顔の眼鏡男子。バンホア商会という大きな商家の跡取り息子だが、兄妹が多い事と本人の崇高な理念から僧侶として人々を救う為冒険者を志した。


 見た目に反して意外とクールでもある。

 我を通さず周囲の意見に同調するフシがあるが、それは多分大人な彼の「譲歩」という優しさ。



>レギ・セントレオン


 小人ホビット族の血が流れるため、子供のような背丈しかない。いつも無口で無気力。

 独自の行動を取る事もあったが、基本的には友人達と好んで一緒に居る事がほとんど。


 筋力は女性以下だが、素早い動きと寡黙で読めない行動原理は学内の人間のほとんどが苦手としており、回避に定評があった。



>バルドー


 クロム達の入学時の基礎クラスを担当した担任であり、ランダスターの剣術担当教師。

 元冒険者だが現役でも上位に食い込める程の剣の使い手であり、校長の信頼篤い。


 クロム達生徒は皆信頼を寄せており、その真面目で誠実な人柄に密かに想いを寄せる生徒も居るらしいが本人は致命的なまでの朴念仁である。



>シレーナ


 クロムが進級した支援魔法科の補助魔術担当教師。黒縁眼鏡にタイトスカート、結い上げた黒髪に輝くうなじと滅茶苦茶エロい見た目をしている。クロムの評価では下半身が神の造形美。


 誰も笑ったところを見た事がなく、冷徹でサディスティックに鞭を振るいはするものの、生徒に対し真剣にその将来を憂いているという一面がある。若い女教師の苦悩をクロムに吐露した事もあり、教師としては鬱屈した殻にいまだ包まれたままの成長株。



>ガーハッド


 ランダスター随一の実力を持つ槍術担当教師。冒険者稼業を引退はしているもののその当時の野生的な感覚をまだ失っていない。クロムが初めてこの世界で実力者と認めた人物。


 現在では使い手の少なくなった古式槍術という伝統派の使い手。ぶっきらぼうだが生徒への愛情は深く、熱い。



>フラウ


 ラブリーダイナマイト。回復魔法科の回復魔術担当教師の女僧侶であり、学内、いや今やデルスタット中にファンを持つロリ顔巨乳。


 適性持ちの少ない回復魔法に高い適性を持つ僧侶であり、トーシスタウン事件をきっかけに慈母マリアの異名は国内に広く知れ渡る事となった。杖に対しても異常な適性を持っており、一度杖を握ればモンスタークラスの怪力を発揮する。



>バッケル


 格闘術担当教師。熱い指導は男子生徒からは好評だったものの、女子生徒で格闘術をとる生徒はほぼ皆無であり、男くさい教師生活を送ってきた。


 しかし今やランダスターに大旋風を巻き起こしているダンスクラスの担当教師ともなった為、爆発的な女子人気を得たこのクラスで自分というものを見失い始めている哀れな男でもある。



>イーティス


 弓術担当教師。現役を退いてから最も日が浅いため、指導力は未熟だが実に実践的で生きた授業を行うと専らの評判。


 デルスタット冒険者ギルドの現役冒険者との繋がりも深い。若い実力者であり、過去にランダスターレンジャークラス主席卒業を果たした卒業生だったりもする。ついでにイケメン。



>エンリケ


 攻撃魔術担当教師。一部の生徒から「鉄面皮」とあだ名されていたりもするが、書を愛する寡黙で穏やかな魔術師。


 図書室に通う女子生徒達からは意外と人気だったりする。冷静沈着で理知的な指導スタイルだが、生徒の個性を尊重しすぎるため、手綱を握りきれずやや指導力不足という指摘もある。




 於ガルテン王国


>サーベイ


 ガルテン王国騎士団が一つ、蒼鷹騎士団の若き団長。重騎兵を主とする戦略部隊を率いる蒼鷹騎士団長は、代々馬上戦の実力を重視して選出されている。その為比較的若い団長が就任する事が多い。


 サーベイは優秀な騎士を輩出してきた武門の名門貴族家出身。二十九歳。

 蒼鷹騎士団とはいえこれ程若い団長というのは稀であり、王国がいかに声望と武勇に優れたサーベイを特別視しているかが分かる。人柄・知略など全方面において優れていればこその抜擢でもある。



>アダム


 緑竜騎士団軽騎兵隊長。緑竜騎士団は混成軍編成であり、アダムを初めとする様々な小部隊長が雑多に存在する。そのため他騎士団からは部隊長とはいえやや軽視されがち。


 アダムは叩き上げの騎士だが、ともすれば指揮系統が乱れがちな緑竜騎士団において、その実直な性格を買われ現在の騎士団長から軽騎兵隊長への抜擢を受けた経緯がある。


 現在はその任を離れ単独でアークを追跡中。

 アーク捜索の思惑は騎士団長の己の地位に関する内部事情が絡んでいるのだが、薄々気付いていてもアダムにとって命令は命令らしい。




 於バラタハ王国


>ギャンガ


 バラタハ王国で人攫いなどの悪事に手を染めているならず者集団のリーダー。ギャンガは現在殺しの依頼は請け負っていないが、その腕前は折り紙つき、元王宮御用達の暗殺者。


 腐敗しきっているバラタハ国内から一度は離れようと思うも、結局他に行き場が無くずるずると居ついている。役人と繋がる事で王宮からの追跡の手を逃れたという経緯がある事も一因。



>ゼニス


 バラタハ王国の悪徳役人。実はその金とコネで相当高い地位を買う事も出来るが、現在の商売とその将来を睨んで計算高く目立たない地位に留まっている、実利に敏い男。


 人買い・奴隷商というその裏の顔を使った人脈は相当に広く、各国の政治家から有力者、好事家まで幅広くコネクションを有している。


 ゼニスはその商売の特性から裏社会で幅を利かせる事も出来る程権力の弱味を握っているにも関わらず、その手の脅しや強請りを一切行わないため、商人としての信用も高い。




 於レバイド海賊団


>エメリア・エバーロッテ


 レバイド海賊団首領。ゲームでディーの仲間候補として配置されていたNPCであり、美貌と実力を兼ね備えたクロムにとって無視出来ない人物。ゲーム中ではメインシナリオにも登場する。


 父である先代の遺志を継ぎ、フルクタスという海洋王国の樹立を目指している野心家。

 政治家としての器を持つが、同時に海賊としての矜持も失わない才能溢れる女海賊。


 クロムを半ば強引にレバイド海賊の一員として迎えるべく画策もしたが、基本的には心優しい女性なため、人の自由意志を尊重する面も。


 ルカ、ジョシュという未来のレバイド海賊を担う要人にクロムと関係性を持たせ、その繋がりを持ってレバイド海賊の飛躍を描いている。



>ジョシュ・グリッド


 レバイド海賊団から出向といった趣でクロムに付き従っている切れ者の若き海賊。エバーロッテの懐刀ともいうべき存在。


 まだまだその片鱗しか見せていないが、エバーロッテはジョシュの資質を高く買っている。

 しかし海賊団内ではひよっこ、小僧という評価しかされておらず、エバーロッテもジョシュに期するものがあるという態度はおくびにも出していない。


 クロムも共に旅する右腕として重用しており、将来的に戦闘要員ではなく内政要員として活躍してもらうべく考えている。


 ディーコレクションをふんだんに与え、最初にして現在唯一の魔改造を施した男でもある。

 そのおかげでステータスはこの世界の頂上クラスに跳ね上がっている。それらもあり、ジョシュはこの世界におけるクロムの信奉者ともなっている。



>ルカ


 レバイド海賊団の少女。幹部である父親から十代の内に海賊内に嫁ぐ事を命じられていたが、クロムの登場によりその束縛から解放された。


 立場としてはクロムの許婚。

 フリではあるが、互いに憎からず思っており、立場の違いが海賊の掟の壁を感じさせない事もあって現在は大いに恋愛関係を楽しんでいるといった所。


 天真爛漫で無垢だが、育ちの悪さというか環境からくる耳年増な部分があり、クロムを度々翻弄する。


 メルビオという精霊戦士をその身に預かる事となり、海で無双する精霊を使役する過剰戦力保有者となった。ただ今の所その猛威は振るわれていない。



>ビンス


 エバーロッテの腹心であるベテラン海賊。

 いかつい顔にゴツイ体、これぞ海賊を地で行く男だがエバーロッテとキャプテン・ドレーの薫陶を受け、その頭脳は意外にも洗練されている。ゴロツキ多めのレバイド海賊にしては。


 気さくで最初からクロムを受け入れていた態度もあってか、クロムもビンスの事は信用している。



>ルイ


 ルカの父親であるレバイド海賊幹部。

 巨大二枚貝クロッズシェル号という対モンスター艦の指揮官であり、優れた肉体と胆力を持つ。海賊としての誇りと男気に溢れる。


 だが実は娘に激甘という面あり。

 悟られないようにはしているが、頭でも心でも大いに納得しつつも娘とイチャつくクロムの事を見ると何故か内心感じるものがあり、数度ねっとりとした視線を送った事も。




 於レギンスタ王国


>ルセリア


 生け贄の村ツフレ村の領主の娘。

 父バークと母スピオラ共にレギンスタ王国の貴族であり、出自は紛れも無い直系王国貴族。


 だが両親に複雑な事情があったため貧しく苦しい境遇に身を置く事となった。


 高貴な雰囲気を放つ美貌の持ち主だが、その輝きは内面からくるものが大きい。

 母を失った事情、父が病に倒れている事情を知り現在何を思うのか。



>ロレン


 ルセリアに付き従う騎士。レギンスタ王国騎士であり、ルセリアの母スピオラの生家である神官家フリート家に仕えている。


 ゴブリン襲撃事件によりツフレ村への何者かの陰謀を知ったが、頑なな性格ゆえ己の心の変節と未だ折り合いが付かないでいる。



>リッグス


 冒険者くずれと身分を偽っていたフリート家付きの騎士。自らの失敗により同僚であるソレドを失い、また同時に冒険者という存在に初めて本当に触れ衝撃を受けた。生き方を真に変えるべく変革の決意を固めた男。



>ケイマン


 リッグスとは長い付き合いになる魔術師。

 クロムに対して師のような接し方をしていた。それは元々私塾の教師だったがゆえでもあるが。


 盗賊魔法とよばれる特殊な魔法をクロムにいくつか伝授してくれた。



>ネイヴ


 リッグス達と共に、密かに目的を偽ってツフレ村に駆けつけた一味の一人である薬師。

 薬研をこねくり回すのが趣味という根っからの学者肌であり、クロムが与えた調合レシピを研究する日々を送っている。


 同時にツフレ村へ持ち込まれた毒に対して憎悪を抱いており、ケイマン、リッグスと共にある計画を練っている。



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