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落第召喚士に転生しました  作者: 荒幅鬼
6/7

ここからはじまるさいきょうでんせつ

召喚獣は12体まで使役することができる。


その言葉に期待を寄せて召喚の儀式を行ったんだけどね…


「いやーご主人やっぱり運命だよね」


いつの間にか勝手に出てきた1番目の召喚獣、フェアリーラットが感動した面持ちで私にしゃべりかける。


いやね、私はね期待してたわけよ。火を噴くドラゴンとか、なにかわちゃわちゃした奇妙な最強生物だとか。


でも召喚して出てきたのは、黒と白の斑点模様の草食動物。


せめてなんか巨大な角があったり、巨大な斧持った人型だったりそういう召喚獣来るでしょ


こいつのカテゴリーならね。


そう見事な乳牛ホルスタインだったのである。


繁殖フェアリーラットの次は搾乳ホルスタインってなんか恣意的じゃありませんこと…?


それが運命なんて悲しすぎます…。




…気を取り直してホルスタインくんのデータを見てみよう。







★ナンディン lv20★★★★★

クリーチャー型


力   1000

装甲  1050

持久力 2050

素早さ 3950

知識力 1050

生命力 2563

特殊技能

土地改良:土地を自在に操れる

狂暴化:狂暴化する。全能力×2 5分間限定 1日1回限定






「へっ?」


あまりにも意外すぎて間抜けな声が出てしまった。


ステータスが強すぎる。


初めからレベルが高いのもそうだけれども


一般の召喚獣のそれではない


スキルも強い。


あまりにも意外すぎて私は放心状態となってしまった。


「…運命だよ」

フェアリーラットがそう何度も同じ言葉をいうから全く信用していなっかたんだけど


確かに運命ってものを信じてもいいかもしれない。


私がぼへーっとしているうちに私の第一の召喚獣フェアリーラットくんが


なんな前触れもなしにいきなり、召喚したナンディンの背に飛び乗る。





  ―条件が合致しました―


―ライフオブア―スに接続します―


     ―承認―


―フェアリーラットの神名を開放します―


     ―承認―




そう私の頭の中に響いた。


今思うと確かにこれが運命だったのかもしれない。


ここが運命の別れ道。




牛の名前が「ナンディン」だったことを私はそういう方面の学がなかったので深く考えなかったんだけども…



★シヴァ ★★★★★ lv50


万能型


エンチャント時

力  +2500

装甲 +2500

持久力+2500

素早さ+2500

生命力+2500


特殊技能

創造の音 

破壊の炎

極光




シヴァ…それは再生と破壊の神


その神はまるでネズミのような灰色をした体をもっていた


しかしながらその全身はまるで鋼のような身体


男か女か問われると迷うような中性的な顔


はちきれんばかりの筋肉隆々の右手には三叉の鉾を携えていた


そして額にはすべてを見通すような第三の目


身体は灰色ながらもその容姿によって神々しさを十分に感じさせてくれる



そう、この召喚獣は

聖なる牛、ナンディンが居なかったことによって自らの力を開放できていなかっただけなのである

その能力は最強。


エリザべスは転生者らしくチート能力を初めてえられたのである。








…そしてなんの前触れもなくそれは起こった。


自らの主人を守るべくナンディンは素早く動きエリザベスの盾となる。


連続する発砲音。


そしてそれを防ぎきるナンディン


「これを防ぎきるか。厄介だね」


そこにいたのは人間の言葉を話すこの世界の敵、全身真っ黒で人型だが明らかに人には見えない化け物「黒夢コクム」であった。




次回から本番?です。早めに更新したいです。

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