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落第召喚士に転生しました  作者: 荒幅鬼
3/7

レベル上げ

私が転生した場所は非常に日本に似ていた。

言葉も明らかに日本語だったし、字も日本語に近かった。

そして私が生まれた国はシナノ王国。

明らかに信濃だよね…

でもこの世界には『召喚』というファンタジー的な能力が存在していた。

こういうのって異世界っていうのかな?

この世界では召喚士って呼ばれる存在は希少ではないみたい

なぜならば10歳になれば誰でも『召喚の間』に行き

召喚獣を従えることができるからだ。


希少ではないがヒエラルキーはある。

私みたいに

ただのネズミの召喚獣で

『子孫繁栄』

などと役立たず能力を持てば最底辺になるし

竜族を召喚できれば

この国のトップに位置する『ボウエイ騎士団』の幹部になることも簡単なのだ。


そんな珍しくもなんともなく強くもない

ヒエラルキー最底辺の私が『落第召喚士』と蔑まれるのも至極当たり前のことで…




しかーし!

私には幸運があった!

私が生まれたヴァリアント家は召喚だけではなく武の名門でもある。道場が各地にあり門下生も沢山いた。


え?なんで幸運かって?


実は召喚獣で戦ったり、エンチャントして戦うと召喚獣が強くなるのだ。

負けたとしても経験値がたまりレベル上げができ

いくら弱い召喚獣でもレベルが上がればそれなりに普通くらいにはなるんだよね。


しかも私は体術だけはヴァリアント家の遺伝なのか転生前にスポーツをやってたからなのか

数値が平均より上だった



それに「子孫繁栄」スキルをエンチャントして門下生に組手を頼みこむと

「お嬢、やりましょう」

とやけに男性の門下生は積極的に参加してくれるのだ。

しかも何故か相対する相手相手全員前傾姿勢の構えで

同じ構えなので技を見切り安く何故か動作が遅くすごーく戦いやすかった。


…そしてフィニッシュブロウはいつも急所にね。


そんなこんなで

経験値がたまっていき

私の召喚獣のレベルが50超えに…













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