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落第召喚士に転生しました  作者: 荒幅鬼
2/7

ねずみ算式

私は期待してたの


きっと転生者だから


スッゴい強い


竜的な召喚獣が来てくれることを。


でも現実は甘くなかった。


「…ねっ、ネズミ?」


出てきたのは

☆フェアリーラット(Lv1)



妖精と名がつくが、どうみてもただのネズミ。


「はじめましてご主人様。ぼくが来たからにはご主人様の繁栄は約束されるよ」


そのネズミは私にかろうじて聞こえる声で話してくる



…ネズミだけあってねずみ算式に子孫を増やしてくれる異能とかだろうか。


いらない。


「…ところであなたは、攻撃力とかはどれぐらいなの?」


とりあえずもしかしたら強いかも知れないネズミのに聞いてみた


「見てわかるだろ?ぼくのこの小さいからだにパワーがあるとでも?」


と間髪入れずネズミに失笑されてしまった。


「わかったわ。攻撃タイプではないのね。で何タイプなの?」


「ぼくはエンチャントタイプだね」


召喚獣には大まかにわけて2通りタイプがある。


まずひとつ目はクリーチャータイプ。


召喚獣が直接敵と戦い召喚士を守ってくれるタイプ。



そしてエンチャントタイプ。


召喚士に召喚獣の異能を付加するタイプ。


どうやらこのネズミは後者のようだった。


「教えて欲しいんだけど、エンチャント能力は何?」


もしかしたら超絶能力があるかもと淡い期待をしてみたんだけど…







「子孫繁栄」



いらねえええええええええええええええええええええ
















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