プロローグ
後で書きます
俺の親父と俺の母親が、嬉しそうに「ファミリーカー」で、久しぶりのデートの日にその出来事が起こった。
母親が車の運転中に突然、道に変な正体不明の男性が車にひかれそうになったのだ。
母親が車の運転席から、ドアを開けて、その正体不明の男性に、声をかけた。
「大丈夫ですか?お怪我ありませんか?今すぐ病院に、連れていきますんで、後部座性に乗ってください」
明らかに、その謎の男性は挙動が、おかしい、ってか、明らかに日本人じゃない。
その姿まるで、外国の方でもないし、鎧を着てるし、剣はなかった。
明らかに言葉通じそうもない様子。
そして謎の鎧を着てる男性が、声?だしき声?で、うちの母親にこう言った。
「KHKkakkadsodkoasdoakodkoaksdokoskaokdoaaakaaaadadad」
!?
何語?聞いたこともないのですが、どうしようかしら。
そしてその、謎の鎧を着ている男性が、何か持っている。
とてつもなくデカい物だ。
その、謎の鎧を着ている男性だしき男が、なんか必死に伝えようとしている。
でもなにを伝えようとしているのか、さっぱり見当もつかない、うちの母親。
そして、約5分後、
やっと理解したようだ。
どうも、この大きいモノをあげるっぽい。全く理解できないが、そうと受け取っただしい。
うちの母親は、タダで貰えるモノは大体貰う主義の主婦だ。
そして、それが役に立たないとわかると、俺に押し付けてくる。
そして俺も、当然そんなものはいらないから、親友にあげることがなんかパターン化されている。
俺の友達は、結構天才の部類に入ると思う。
フィギアに関したら右に出るものがいないかもしれない。
全国は広いのだ、そんなことがわかるわけがない、俺はそんな親友にいらないものを押し付ける。
このデッカイ何か変なレジ袋?みたいな透明でもないちょっと黒ずんでいる袋みたいな、
その巨大なモノを入れる、モノなんだろうか?
父親が助手席からもう外に出ている。
うちの父親は、一般的なサラリーマンだ。どんな会社に勤めているか知らない。
それでいてうちの母親に弱すぎる、要は、尻に敷かれているタイプの人間だ。
その情報は、俺も知っている。だって、家にいる親父、なんかかわいそうだもん。
でもあえて、何も言わない、それが優しさだから、俺は、将来あぁあなるといやだな。
そして、父親が外に出て、謎の鎧を着ている男性に、近くに歩み寄ろうとしたら、
突然、その謎の鎧を着ている男性が、何も言わずに逃げていった。
しかも、めっちゃ早く逃げてるし。
理由はわかる、多分うちの親父のせいだろう。
うちの親父は、結構いい体格をしてる。顔は平凡だが、体だけはガタイ。
そんな理由だろう、きっと。そう理解しないと、あの謎の鎧を着ている男性の行動が説明できない。
そしてそのデカいモノを後部座席のシートを畳んで、無理やり押し込んだ。
という、話を俺は、デートから帰ってきた、母親から聞いた。
そしてなんかもういい予感がしない。
なぜなら、もう俺の部屋にそのデカいブツが運び込まれているのだ。
犯人は知っている、うちの親父だ。
こういう家系なんですよね、母親に俺も弱いタイプなんですよ。
中学生の頃、思春期の時があった、でも一日で終わった。
母親の命令で、父親に激しく殴られたのを今もずっと忘れない。
ってか、俺の母親、悪魔の化身か?と思ったことは、今でも忘れない。
なんせ、あの親父がびびっとるからな。
俺も怖くて反論できない。
反論したら、殴られる、しかも親父に。
うちの母親は、直接手を汚すタイプの人間じゃない。
まるで、二重人格って思うぐらい、怒ったときは、殺されると思う。
一度だけ体験したことがある。
人生で初めて死を覚悟するほど、怖かったのを俺は死ぬまで忘れないだろう。
それ以来、余計な事を言わないようにしている。
怖いとかそうゆう部類じゃない、別の怖さの部類だ。
説明ができないぐらいの部類の怖さ。
アレは愛の拳ではなく、母親に怯える拳だ。
俺をしばかないと、逆に親父が殴られる役目になる。
俺も知ってる、親父に殴られるほうがまだいい。
母親に殴られると、骨ぐらいは軽く骨折する、確実にする。
それぐらい、切れたら怖い、母親なのだ。
俺は話を聞いて二階に階段をゆっくり上っていく。
しかも無駄に階段がエスカレーターなのだ。
これもうちの母親の命令で作ったに違いない。
普通の家にエスカレーターなんて標準装備している家などないのだよ。
そしてエスカレーターに身を任せて、2階にのぼる、エスカレーターで。
ってか二階にはドアがある部屋がない。
個人のプライバシーなんてないようなもんだ。
俺が中学生の頃、エロ本を川からたまたま見つけて、自分の部屋に隠していたら、あっけなくバレた。
しかも、母親に。
叱られなかった、絶対ビンタぐらいはすると思った。
机の上に置かれていた。
さすが、お母さん。
そこだけは、理解してるのねって思ったことは、一生忘れないだろう。
そして次の日に友たちにあげた。それはエロ本ではなく、グラビアアイドルの写真集だったからだ。
エロ本だったらどうなっていたんだろうか、今でも寒気がする。
それ以来、俺の部屋には、エロ本を置かないようにしている。
俺の親父も多分同じだろう。
ばれたら、多分、俺と親父がなにか、怖いことをされるかも知らない。
あの母親はやるときはとことんやる母親だ。
それぐらい怖いという存在を超越している。
俺の味方をしてくれるのは妹ぐらいなもんだ。
でも怒ると怖い。
さすがあの母親にしてこの妹。
この家は、女どもがはっきり言って強いって思ってもいい。
トイレぐらいはちゃんとドアがある。
うちは家訓はないが、勝手に俺と親父で考えた家訓がある。
それは、もう一人かもしれない人格にならないことだ、
勿論、母親です。
一回だけみたが、親父をグーでぶん殴って、そのまま、一発で病院に直行。
軽い脳震頭ぐらいで済んだのが奇跡だ。
医者の話だと、打ち所が悪かったら、頭蓋骨が△〇〇で危なかっただしい。
俺はその時、六才ぐらいだった、その時のことは覚えていない。
親父に聞かされたのだ。
妹はビンタぐらいしかやらないからまだかわいいもんだ。
でも結構いたいけどね。
一二歳のくせに、どんだけ強いビンタを俺の頬に平手でおおきくふりかぶって、平手から拳を握ってたまに殴る。
おもいっきり、痛すぎる。
それが毎日にちかいぐらいの日常だったから、中学の時にヤンキーのパンチを食らっても、そんなに痛いと思ったことはなかった。
そのヤンキーの人間とは、なぜか知らないが、友達になった。
それも無理やり、断ろうとしたけどね。断れなかったんですよ。
こんな正確なもんでね。情けない性格ですよ。
でもおかげで、撃たれ強い体になっていた。
オワッタ。
私も小説家人生は終わりをつげました。
そういうことで、これはボツかもしれない。