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式典

踝まで覆う長い着物のようなローブは前で重ね合わせベルトで止めている

その上から膝上丈の上着を羽織り前を宝石を嵌め込んだミスリルの飾りで止めている


中に着込んだローブは薔薇の地模様が織り込まれ縁にも金色の薔薇の刺繍が施されている


長袖の上着は袖が広く開いており縁取りのレースに使われたミスリル銀が淡い光を放っていた


「そのローブ」

「見ているだけで頭が割れそうに痛いわ」


目頭を押さえながらシンシアがぼやく


「鑑定系や魔力関知を切れば問題ないわよ」


「私のは常時発動型(パッシブスキル)だから切るのが難しいのよ・・・・」


シンシアはそう言いながら何度か瞬きを繰り返し遠くを見ては近くを見て慣らしていく


「それにしてもやりすぎじゃない?」

「そのローブ1着で国が買えるわよ」


シンシアが言うのも一理ある


このローブは一級礼装であると同時に対ミリア戦で使用する予定の防具でもある


極細のオリハルコン製の鎖で編まれた鎖帷子(チェインコート)をミスリル銀とオリハルコンの糸で織られた生地で覆ってある

裏地は絹とミスリル銀を使用しており刺繍糸もミスリル銀・オリハルコン・ヒヒイロカネの3種類の魔法金属で彩られている


「式典だし礼装として手持ちの中で一番上等なローブが良いかなって思ったんだけど」

「ダメかな?」


「・・・・・・・・・・」

「うわぁ」

魔法付与(エンチャント)モリモリじゃない・・・・・・・」

「金額的には国が買えるし性能的には古代龍種(エンシェントドラゴン)に匹敵するんじゃない?」


心なしかシンシアの言葉が冷ややかに感じる

まぁ確かにこの服はやり過ぎな自覚はある


ミリア戦を意識しているためマトモに使えればこのローブ1着で国が滅ぼせるだろう


とは言え付与スキルに常時魔力を吸い取られる為普通の人間が着れば確実に干物になるわけだが


「じゃあ他のにしようか?」


「他にはどんなのがあるの?」

「露出が高いのはダメよ?」


「ううっ・・・・」


オンゲ時代から女性キャラを愛用しエロと可愛さや美しさの両立を追求し仲間達からは「メゼポルタの痴女」と呼ばれていた


その為自分が作るとどうして露出高めなデザインになってしまう


「普通のドレスじゃダメだよね」


「それは宴が始まってからにしなさいね?」


「普段着は地味だよね?」


「一般人に間違われるかもね」


「・・・・・・・・・」

「ビキニアー」

「却下」


悩んだ末に出そうとした答えは言い終わる前に却下されてしまった


「ならこれでどうだっ!!」


ガシャンッッ!!


私は対ミリア戦の奥の手である増加装甲をストレージから引っ張り出す


この装甲はストレージから取り出すと同時に身体に装着する魔法式が組み込まれていて背後から覆い被さるように一瞬で展開される


「ふっふっふっ」

「これなら露出ゼロ」

「エロさの欠片もないこの装備なら文句無いでしょう?」


増加装甲によりくぐもった声で勝ち誇ったようにシンシアに言い放つ私


「それは一応全身鎧なの?」

「それともゴーレム?」


「ゴーレム技術を応用した魔動甲冑よ」

「装備者の魔力を消費して各種能力を倍加する機能があるわ」


「それで」

「その魔動甲冑を着たまま式典済ませるの?」

「顔を隠したままって言うのはどうかと思うんだけど」


シンシアの言うことは一理ある


しかしこの魔動甲冑

頭部だけを外すことは出来ない


「じゃあやっぱりこのローブしかないじゃん」


再びローブの着替え偽装魔法と隠蔽魔法を重ねがけして少しでも違和感を減らす


「それでもまだ神々しいわね」


このやり取りで気付いたことがある


「シンシア?」


「なぁに?」


「私をからかって遊んでない?」


「ぷふっ」

「やっと気付いたの?」

「その装備が眩しく思えるのは高位の鑑定系スキル持ちか神様くらいなものよ」

「私には眩しすぎるけど一般人には豪華なローブくらいにしか見えないわよ」


シンシアの言葉にどっと疲れが込み上げたのだった


ー・ー


「大商人」

「リグル・ランドストーン」

「前へ」


カッカッ!!


バステトに名を呼ばれ1歩前へ進み出るリグル

恭しく跪き頭を垂れる


これは打ち合わせにはなかった行動であり周囲の皆は驚いた


「リグルよ」

「跪づかず頭をあげておくれ」

「妾は今日そなたを礼を言う客人として迎えたのじゃ」

「そのようにされては妾も困る・・・・・」


バステトは動じずリグルに優しく語りかけたがリグルは微動だにしない


腰に手を当て溜め息を付いたバステトは諦めて言葉を続けた


「リグル・ランドストーンよ」

「そなたは長年に渡り商会の総力を挙げ獣人奴隷の解放と移送に尽力し望む者を雇い入れてくれた」

「感謝します」


ウォーーーー!!


民衆から拍手と歓声があがり場内を揺らした

口々にリグルの名を叫びその功績を讃える


歓声の中暫くリグルを見ていたバステトはその後の言葉を飲み込んだ


本来ならば救国の英雄リグレットとして感謝の意を伝えたかっただろう


だが頭を垂れて動かないリグルの姿を見てリグレットは既に過去の英雄なのだと


今更その名を讃えられたくは無いのだと


そう感じ取ったのだろう


「同じく大商人」

「敬愛なるアムネリアの娘」

「ラビアンローズ」

「前へ」


ココンッ


シンシアは1歩前に出ると両手を広げ左脚を引いて会釈する


「そなたは奴隷として売られていた同胞達を買い占める事で助けてくれた」

「リグルと同じくラビアンローズに助けて貰った者は多い」

「真に感謝する」


「キャァアーーーー!!」

「ラビアンローズ様ーーー!!」


リグルに比べ黄色い悲鳴が多いのは奴隷として売られ買い占められた女性達が多いからだろう


シンシアは振り返ると軽く手を振った


すると歓声は更に増して会場は割れんばかりになったがバステトが静かに右手を挙げると途端に収まる


「親愛なるラルク様」


先程までの凛とした口調とうって変わり静かな

しかし何処か悲哀に満ちた声色でラルクを呼んだバステト


事前に聞かされた段取りと違う事にラルクは戸惑った

どうして良いか分からず出遅れたが1歩前へ踏み出て片膝を着こうとした


ババッ


バステトは素早く王座から飛び降りるとラルクの前で跪き頭を垂れた


ラルクは慌てて起こそうとするがバステトは微動だにしない


それを見た民衆はざわめきそこかしこで声があがる


「妾は・・・・・」

「いえ」

「私達は貴女様に向ける顔をもちあわせておりません」

「勇者レイジと貴女様より受けた恩義に報いることも叶わずこれまで過ごして参りました事をお許し下さい」


バステトの言葉にラルクが誰なのかを察した民衆は一斉に跪き頭を垂れる


中には正座をして土下座する者さえいた


訳も分からず狼狽える子供達を両膝を付いた母親が抱き抱え頭を垂れる


「幾度もお探し致しましたが見付けること叶わず」

「同胞よりの密告にてその生存が確認された時は歓喜にうち震えました・・・・・」


バステトの声は次第に涙声となり伏せられた瞳からは涙がこぼれ落ちていた


「無上の感謝と謝罪を・・・・・・」

「ありがとう・・・・・」

「ありがとうございます」

「ごめんなさい・・・・」

「本当にごめんなさい」

「私達の制止も聞かずに囮となって私達を逃がしてくれた貴女の後ろ姿は今もこの目に焼き付いています」


「そんなっ」

「私はそんな風にされるためにやったのではありません!」

「私は・・・・・・」

「私はっ!」


バステトを抱き起こそうとするラルクの手をバステトは縋るように掴むと涙に濡れた顔を上げてラルクを見つめた


これ迄の模様は全て魔法によりこの国全土に向けて放送されていた


その音声だけが不意に途切れバステトが話し始めた


「何故・・・・・」

「何故お姉様は私達を頼っては下さらなかったのですか?」


思いもかけない言葉に戸惑うラルク


バステトはゆっくり左手を横にあげ掌を上へ翻した


「こっ・・・・・・」

「これは・・・・?」


ラルクの目の前に1人の獣人が浮かび上がっていた

白い毛並みをしたネコ科の少女は静かに目を閉じて眠っている


「アルブリサーナ・・・・」


ラルクはこの少女に見覚えがあった


かつて魔王軍と共に獣人奴隷を解放するために戦った戦友である


あの戦争の最中自分をお姉様と慕い自らもリサと呼び親しくしていた少女


「この身体はかつて私が外界で使っていた化身(アヴァターラ)

「ミリアの目を欺くため神性を封じその力を減じた私の分身・・・・・」


「それじゃあ・・・・」

「バステト様は・・・・」

あの(・・)リサなの?」


ラルクの呟きに頷くバステト


「あの時ちゃんと正体を明かしていれば良かった」

「もっとも」

「レイジは気が付いていて貴女の事を頼まれていたのですけど」

「なのに貴女は・・・・」


バステトはうつむき目を閉じると涙を拭った


「どうしてあの時独断で特攻をかけたのですか?」

「どうしてあの後私達を頼っては下さらなかったのですか?」

「頼って下さればこの国で暮らせたのに」

「苦難の道を何年も歩まずに済んだのに」


ラルクを見据えながら掴んだその手に力がこもる


「探したのですよ?」

「あの後必死に・・・・・・」

「でも・・・・・・・・」


バステトは思わず感情的になっていた


言葉無く俯くラルクはただ唇を噛み締めることしか出来なかった


2人の間に沈黙が支配する

ラルクの目からも涙がこぼれ落ちた


思い返せばバステトの行動は不可解な事が多かった


リグルの気配を感じた事

私がやらかした事の顛末を確かめる為


それは神が自ら赴く理由にはなっただろう


だが私のアウティングよりも前からバステトはラルクを気に掛けていた


そのくせ積極的に絡んでいなかったのはラルクが人ではないからだと思っていた


しかし真相はラルクがミネアだと確信を持っていたからだろう


しかしかつて正体を明かさぬまま別れた事

今まで見付けることが叶わず辛い思いをさせたであろう事


そして何より

囮として一緒に残らなかった事


そんな思いが今まで彼女を躊躇わせていたのだろう


再び音声が戻った時にはバステトは優しく微笑んでいた


「改めまして」

「ミネアお姉様」

「我等が国へようこそ」


バステトがそう呟くと2人は優しく抱き締めあった


ー・ー


バステトがラルクの事を勇者ミネアであると明かした後

流石に民衆は驚きとざわめきが収まらなかった


そこかしこで感謝の言葉が叫ばれ続けた


これ迄奴隷を助けこの地に落ち延びさせてきた大商人の2人と奴隷解放戦争の英雄への感謝と賛辞が行われた


誰もがこの式典の最大の見せ場は終わりを告げこのまま晩餐会へと移るのだろうと考えていた


だが


もう1人紹介されていない来賓がいる


本来ならば外界の森を統べる女王を助けただけの人物が最後に紹介される事はない


特に最大の功労者である勇者ミネアの登場の後では霞んでしまう


本来ならば最初に紹介されるべきなのだ


「最後になったが」

「アリエル・フォン・イルシュタント」

「前へ」


カツン

カツン


私はゆっくりと1歩歩み出る

靴が床を叩き乾いた音を立てた


民衆は静まり返り先程までの賛辞と喧騒が嘘のようだ


「女神ミリアに抗う者よ」

「我等が同胞を助けし者よ」

「我等が恩人彷徨える都市の民を救い新たなる力を与えし者よ」

「妾はそなたのその力をその心根を讃える」


そう言い放ちバステトが右手を挙げると拍手が巻き起こるが先程に比べ熱量は無い


民衆は明らかに戸惑っていた


バステトの言葉はあまりに突拍子も無くにわかに信じがたい

神に抗うと言うのはそれ程途方もない事なのだから


「その力」

「その望み」

「天を穿ち神を墜とす」

「妾はそなたに最大の賛辞を捧げよう」

「共にミリアを討ち雪辱を果たさん」

「妾はここに宣言する」

「我等獣人族はこれよりアリエルと共に戦おうぞ!!」


続く言葉に民衆は耳を疑った


かつての裏切りにより敗れた仇敵


400年前の惨劇は今なお語り継がれその怨みは世代を超え受け継がれていた


その後の暗黒時代の元凶


奴隷解放戦争の敗退もあの女神によるところが大きい


その女神ミリアへ反旗を翻す時が来た


「本当・・・・・・なのか?」

「夢・・・・・じゃ無いわよね???」


思いもよらぬバステトの言葉を民衆が理解するまで暫くの時を要した


だがその真意が分かると次第に熱をおび巨大なうねりとなって会場を沸き返らせる


歓声は歓声を呼び民衆は口々に打倒ミリアを叫んだ


「こんなのシナリオに無かったじゃないのさ」

「やってくれたわね」


私は腰に手を当て憮然とした眼差しでバステトを見るしかなかった


ー・ー


「かんぱーーーいっっ!!」

「穢れた女神に制裁をっっ!!!」

「阿婆擦れ女神を打ち倒せーーっ!!!」


そのま開かれた晩餐会は決して和やかなモノではなくほぼ決起集会だった


「ああ言うことやるなら先に言っておいてよね」

「あんな事になるって初めから知ってたら魔道甲冑でも着込んでやったのに」


「そう言わないの」

「でもまぁ」

「これで正式に獣人族からの全面的な支援が約束されたわけだし」

「そう悪いことじゃないでしょ?」


不貞腐れてエールをあおる私を宥めるシンシア

バステトは宴の間中ラルクに張り付いていた


「あの2人ってあんなに仲が良かったのね」

「普段口数が少ないだけにあの姿は意外だわ」


「アリエルにとってはそうかも知れないけれど・・・・」

「私達にとっては寧ろあのラルクの方が見知った姿で安心するわ」


何杯目かのワインを飲み干し少し耳の赤くなったシンシアが呟く


アムネリアはその姿を何も言わずに見ていた


「あの娘はまるで貴女の娘みたいね」


「まぁね」

「戦災孤児だったあの娘達を拾って育てたのは私とリグルだもの」

「今は皆立派になっちゃってさ・・・・」

「・・・・・・・・」

「バステト様は私の知らないラルクを知っているのよね・・・・・・」


シンシアは中のワインを見つめながらカップを回していた


その表情は複雑で何を考えているのか読み取ることができなかった


「なんだろね」

「親離れってこんな感じなのかしら?」

「別に妬いてる訳じゃないけどさ・・・」

「少し淋しいのかも ・・・・」


シンシアはそう言うとカップの中のワインを飲み干した


ー・ー


見回してみると宴は物凄く盛り上がっていた


だが・・・・・


「ほとんどだぁーれも近寄って来ないわね」

「まぁ楽で良いけど」


多くの人達が騒いでいると言うのに私達の周りには見知った顔しかいない


皆遠巻きに見てはいるが目線が合う前に慌てて離れていく


「アリエルがその服を着ている限り誰も近付けないんじゃない?」


「そうなの?」


「たぶんそのローブに付与された〈威圧(プレッシャー)〉が強すぎて一般人すら近寄りがたくなってるんだと思う」


「マジで?」


確かにこのローブにはミリア戦で誰にも邪魔されないようレベルの低い者を寄せ付けないスキルが付与してある


しかしそれはあくまで敵意を反射するものであり無闇に威嚇するようなものではないはずなのだが・・・?


「このローブってそんなに威圧的かしら?」


「たしかにぃ」

「ちょぉーっとキツいかもしれないわね」


妙に間の抜けた話し方でアムネリアが答えた

その耳はシンシアより赤く染まっている


「敵意だけじゃなくて好奇心も反射してるわよ?」

「アリエルを見てたら真っ直ぐ見返されている感じで落ち着かないと思うわ」


ふむ


それは恐らく探知阻害の弊害だと思われる


自分に向けられる視線を察知して自動的に知らせるスキルも付与していたからそのせいかもしれない


「威圧してたんなら申し訳無いわね」

「遠巻きにされてるのは別に構わないけど・・・」

「皆が楽しむのを邪魔したい訳じゃないしね」


私は立ち上がるとストレージからマントを取り出しながらテーブルから少し離れた


マントを翻し宙を舞うように広げるとそのまま身体に巻き付ける


マントを外した時には着替え終わっていた


ー・ー


「あら?」

「身軽な服に着替えたのねー」

「でもその服はちょぉーっとエロくない?」


先程より呂律の怪しくなったシンシアが少し蕩けた視線を私に向けた


はて?


シンシアはこんなにお酒が弱くないはずだが・・・


「シンシアちょっと飲み過ぎじゃない?」


不思議に思いワインを鑑定してみた


赤ワイン〈プネウマ・エウテュス〉

エルフ秘蔵の品

マギサラクスの実を皮ごと搾り発酵させたお酒

世界樹の皮から作られた樽で熟成させる事により渋味が消え芳醇な甘さと薫りが引き立つ魔術酒

飲む際にハーブを漬け込むのが一般的

現在ミモザの花が漬け込まれている


これを持ち込んだのはアムネリアか・・・・


何を期待しているのやら?


自分も飲んでいることから罠ではないのだろうが

鑑定結果から察するにこのお酒を飲むと自分の気持ちに素直になると言ったところか


持ち込んだ本人が飲んでいると言うことは誰か、恐らくシンシアに話したいことでも有るのかもしれない


だがシンシアならばこのお酒に秘められた力は見るだけで分かるはず


口にしたと言うことは何か思うところがあるのだろうか?


何にしても


長い夜になりそうだ


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