刺客?
「あら?」
「魔物じゃなかったのかな?」
近付くと草の珠が2つ転がっていた
「んー?」
「単体だと思ったんだけどなぁ」
「このままだと何か分からないわね」
「鎧熊では無さそうだわ」
「そうじゃな」
「アイツ等は抗って自力で頭を出しとったからな」
「不意打ちで抵抗できなかったのか大人しく捕まったのか」
「綺麗な団子になっていますね」
皆が口々に感想を述べていると草珠が揺れ始めた
メリメリッ
バヅッッ!
「ギニャーーー!」
「誰じゃこんなことする奴はっ!!」
中から珠を破って出てきたのは獣耳の少女だった
たいそうご立腹なようで毛が逆立っておりフワモコで可愛い
と言ったら怒られるのだろうな
「グベッ!」
シュネーよりもクロエに近い姿をしたその獣人は珠から出ようと踠いた瞬間転がって顔面から地面に激突した
「大丈夫?」
ピクピクと震える姿を見つつも手は出さない
まだ待ち伏せていた理由が分からないのだから
「お前等にゃ?」
「ワッチをこんな目にあわせたのは」
少女は片手で身体を持ち上げながら此方を睨み付けた
「だって」
「待ち伏せされてたら普通は先制攻撃するでしょ?」
「お前容赦無いのにゃ」
「まぁ良いにゃ」
「ワッチの気配に気付くとはなかなかやるにゃ」
アレだけ草を掻き分けていたら誰でも分かる気もしないではないが・・・・
とりあえず敵ではなさそうなので神経を逆撫でるのは止めておこう
パチンッ
指を鳴らすと魔法は解除され少女の下半身ともう一つの珠を拘束していた草がほどけた
「フム」
「何も言わずとも拘束を解くとはワッチの力が分かる程度には強いようじゃな」
何故かドヤ顔の少女の隣で草珠から解放された仲間は既に眠っていた
「ニャヤッッ!!」
「こらっ!」
「寝るにゃ!!」
「さっさと起きるのにゃ!!」
少女が乱暴に蹴り起こした相棒は大きな黒い狼だった
ー・ー
「さてと」
「自己紹介するのにゃ」
「ワッチはフェリシアにゃ」
「とあるパーティーを探しておる」
「我輩はジン」
「フェリシア様のおめ・・・・」
「従者として探索に随行しております」
黒い狼が話した事には誰も驚かなかった
ラルクは魔王軍時代に見慣れた種族だったしシンシアは神眼でリグルは鑑定で見抜いていたからだ
「私はアリエル」
「旅の鍛冶士よ」
「エルフのシンシアに戦士のリグルとラルク」
「ところでフェリシアはどんな人を探しているの?」
「見たところ貴女は普通の猫人族じゃないみたいだけど」
「・・・・・・・」
「初見でバレたのは初めてにゃ」
「アンタ何者にゃ?」
フェリシアの垂れていた耳がピンと立ち上がり全身の毛が逆立つ
太いフサフサの尻尾は2つに分かれ静かに揺れている
「耳の垂れた狼人族に見せ掛けてたみたいだけど・・・・・・」
「やっぱり長毛種の猫又か」
「白い艶やかな毛に蒼い目」
「ペルシャ猫みたいで可愛いわね」
「・・・・・・・」
「何処でその名を?」
「普通ならロングヘアーとしか呼ばれにゃいのに・・・・」
やっぱり
この娘は転生者の関係者だ
と言うことは探しているのは転生者のパーティーか?
「フェリシア」
「そう警戒するものではないよ」
黒い狼はやおら二本足で立ち上がり背筋を伸ばした
「まさか人狼?」
「アッハッハッ!!」
「我を狼人間ではなく人狼と呼ぶか」
ジンは目を細めて私を見つめる
その金色の瞳は妖しく光り状態異常攻撃を検知した
それはジンの黄金の瞳が魔眼である事を示している
「ヒューゥ」
「凄いな」
「我輩の魅了が効かぬ上に鑑定も弾かれた」
「これは戦いにならんな」
ジンは口笛を鳴らし降参とばかりに両手をあげた
「ん?」
今まで気付かなかったがこのジンと言う人狼
女だ
黒い艶やかな毛の下にはふくよかな乳房が隠れている
と言うか
「貴女!!」
「ジンとか言ったわね?」
「女の子なら前くらい隠しなさいよ!!」
思わず大声で指摘してしまったが当のジンは何が悪いのかと言いたげに腰に手を当て首を傾げた
「お前は雌のクセに獣人の裸に欲情するのか?」
確かに全身体毛で覆われてはいるが身体のラインははっきりと分かるし毛の間から乳首も見えている
本人は恥ずかしくないのか?
「うむ」
「恥ずかしくないわけでは無いがフェリシアを乗せて走るには服は邪魔じゃしなぁ」
右手でボリボリと頭を掻くジンの仕草は全く恥ずかしそうには見えない
一応下は履いているようだが下着も丸見えだ
「まぁ」
「本人が良いなら私も気にしないけどさ」
2人が不思議そうに顔を見合わせた
「まぁ」
「我輩が裸でいたところで直視できる者等ごく僅かじゃ」
「主等は直視できるようじゃが」
「それは逆に強者を意味する」
「我輩は強者が好きじゃ」
「同じ孕むなら強者の子が良い」
腕を組みドヤ顔で言い放つジン
これはリグルを誘っているのか?
「生憎じゃがワシはお主をそう言う対象としては見れぬ」
「それは何百年たっても変わらんよ」
「すまぬな」
「それにしても久しいなジリエラ」
「今はジンじゃったか?」
「フンッ」
「我輩が誘っても目尻1つ下げぬのはお主ぐらいなものじゃ」
「それにしても」
「このレベルの阻害魔法も効かぬのか」
ジンは胸元の毛の間からペンダントをつまみ上げ短く呪文を唱えた
「なっ!!」
「この圧は何?」
「魔王軍の側近でもこれ程の魔力の持ち主はごく僅かだったのに・・・・」
どうやらペンダントに込められた偽装魔法で正体を隠していたらしい
それを解除したため凄まじい魔力が溢れだし思わずラルクは後退り剣に手を掛けてしまう
それを見たジンは魔眼で睨み付けた
「うっ・・・・」
「くっっっ・・・」
ラルクが苦悶の表情を浮かべ左手で頭を押さえながら片膝を付く
「はいはい」
「その辺で止めてくれるかな?」
ジンの視線を遮り睨み返す
「その娘・・・・・・・」
「何者か知ってて一緒にいるの?」
「当然よ!!」
「私の娘に手を出した事あの世で後悔するが良い!!」
シンシアの毛が逆立ち周囲の空間に魔方陣が浮かび上がる
並列多重魔方陣か
使うのは雷燼かな?
何にしてもこれ以上拗れるのはマズイ
「シンシアもその辺にして貰えるかな?」
パチンッ
と指を鳴らすと魔方陣が消え去った
誰も何も話さず沈黙が支配する
そよ風が草葉を揺らしシャラシャラと音を鳴らして吹き抜けた
「すまぬな」
「つい反射的に魔眼を使ってしもうた」
「許してくれ」
ジンは再び魔力を封じ真顔で謝ってきた
社交辞令ではなく本心での謝罪に見える
「2度とこの娘達に魔眼は使わないで」
シンシアは未だ怒りが燻っているのが分かる
その声は怒りで震えていた
「私も・・・・」
「つい剣に手を掛けてしまいました」
「ご無礼を御許しください」
ラルクも頭を下げる
「これで手打ちじゃな」
ジンはニカッと笑うと肩の力を抜いた
「我輩に気圧されながらも剣に手を掛ける剛の者とは畏れ入る」
「主が男なら良かったのにのぅ」
ジンは残念そうに呟くとフェリシアから小さなブラを受け取り身に付ける
「うわ」
「何故か隠してる筈のマイクロビキニの方が目のやり場に困るわ」
「何だかんだでアリエルも男の子ね」
シンシアのツッコミにジンの目が真ん丸に見開かれる
「お主男なのか???」
「中身はね」
「外見は見ての通りよ」
「と言うことはやっぱりアリエル殿は転生者にゃ?」
フェリシアは持っていた腰布と胸当てをジンに渡しながら聞いてきた
「まぁね」
「召喚者になるのかしらね?」
「その後転生してるからどちらでもあると思うけど」
「うにゅにゅにゅにゅ」
「人数が合わにゃいけど名前はアリエルだし」
「でも名前が同じ人なんていくらでもいるものだし」
「転生者にゃらこのアリエルで合ってるのかにゃ?」
「にゃら・・・・・・」
フェリシアがブツブツと言いながら考え込んでしまった
内容から察するにフェリシア達が探しているのは我々だろう
しかし何故高位の獣人族である彼女達が我々を探しているのだろうか?
「さて」
「たぶん探し人はアリエル殿達で間違いはないじゃろう」
「しかし我輩が聞いた話では猫娘が2人足りぬ様子」
「もしや先の街で別れたのか?」
「そう言うことじゃ」
「ジンの方がそちらのフェリシア殿より察しが良いようじゃな」
リグルは腕を組み髭をしごいている
「リグルちょっと良いかな?」
「だいたい察しは付いてるけど一応聞くね?」
「ジン・・・」
「ジリエラ殿とはどう言った関係なのかしら?」
「察しの通りワシと共に旅した昔のパーティーメンバーじゃ」
「前衛で攻撃担当をしとった」
「・・・・・・・」
「そうそう」
「ジンよ」
「今ならこの先の街イーレスクにグランバルドがおるぞ」
「今は家名のグラムを名乗っとる」
「へぇ」
「グランバルドか」
「懐かしいな」
「じゃが今はまだ仕事があるでな」
「奴と合うのはまたの機会じゃ」
「なぁに」
「時間はいくらでもあるからな」
そう答えたジンは少し悲しそうに見えた
「リグル・・・・で良いのか?」
「その口振りじゃと我等の秘密をこの者達には話してあるのじゃな?」
「そうじゃ」
「ワシ等4人は特別な目的のため旅をしておる」
「お主等の目的は何じゃ?」
「用があるのは街で別れた娘達の方ではないのじゃろう?」
ジンは静かに瞳を閉じると天を仰ぎスッと片膝を付き右手を地面に付けた
態度を改めると言うことはそれなりの理由があると言うこと
と言うことは・・・・・
「先程はともの者が非礼を働き申し訳なく思う」
「すまなんだ」
「貴公は南の森で我等が眷属たる女王ナハトを助けたる者とお見受けするが否や?」
さっきまでの猫語とうって変わり丁寧な言葉遣いを流暢に話すフェリシア
両足を揃え腰の前で軽く両手を重ね背筋を伸ばして立っている様は誰かの使節のような威厳がある
しかし先にあの言動を見てしまっているためいかんともしがたいモノがある
「これは御丁寧に痛み入ります」
「御尊名は知り得ませなんだが南の地で猫族の女王に手を貸したるは我等に御座います」
「うむ」
「かの者より命を助けられた礼がしたいとの申し出である」
「我等の里へ来ていただけまいか?」
シンシアと顔を会わせてたが彼女も困惑した表情で何が起こっているのか分からないようだった
「かの者とは助力の代価として治療を行ったに過ぎぬ」
「我等は十分助かった」
「これ以上の礼は不要じゃ」
リグルの答えにフェリシアの柳眉がつり上がる
慌ててジンが割って入り口を開いた
「かの者が申すには代価として過分に過ぎたるとの事」
「礼を受け取って貰えねばかの者の尊厳を傷付けることになりかねぬ」
「どうか理解を」
うーむ
あの草原豹の女王は獣人族とそれ程まで関係が深い一族だったのか
これは断れないな
私はシンシアとリグルに目配せすると左足を軽く引いて膝を折り右腕を胸に当てて礼をした
「過分なお申し出とは存じますが謹んでお受けいたしたく存じます」
フンスッ
フェリシアは荒々しく鼻息を吐き出すと気持ちを切り替え案内を申し出てくれた
ジンの態度から察するにフェリシアの方が高位の存在なのだろう
獣人社会は力が物を言うらしい
先程のジンよりも更に高い魔力を持っていると言うことか
見た目や言動に惑わされると地雷を踏みかねない
シンシアを見ると彼女もそれを察したようで小さく頷いたのだった
ー・ー
「今から行くのはもしや獣神の都か?」
「そうにゃ」
「もしかしてリグルは行った事があるのかにゃ?」
先程とはうって変わりオフモードのフェリシアは猫語を話す可愛らしい子猫ちゃんである
本人に言えば要らぬいさかいの種になりかねないから口には出さない
「若い頃にな」
「もう何百年も訪れてはおらぬ故ワシを知る者も僅かじゃろうて」
大人しく付いて行ってはいるものの先程の件もありシンシアはラルクにベッタリである
心配と言うか過保護と言うのか
とにかくシンシアはこう言う時はベッタリと抱き付くのがクセのようだ
「そんなに警戒しないでおくれ」
「もうあんな真似はせんよ」
前を行くジンが声をかけるがシンシアはお構い無しである
「さてと」
「どうしたものか」
「1度誰かを呼びに戻るかにゃ?」
背の高い草を掻き分け草原を暫く進むと少し開けた場所に出た
フェリシア達と草むらを歩き続けて2時間以上たつ
この広場で休憩と言うわけでは無いようだ
「では私が行きましょう」
ジンは胸当てと腰布を外し伸びをした
すると身体が一回り大きくなり体型が変わった
「狼形態だとサイズアップするのか」
「そりゃ胸当てなんか付けてられないわね」
感心しているとジンは広場の中央付近
少し盛り上がった所へと歩を進める
「ジンよ」
「少し待ってくれんか?」
「どうしたんだい?」
「リグルはこのままじゃあ里に行けないのは分かっておるじゃろう?」
聞けばこの小さな丘の穴から獣神の領域へ行けるそうだが自由に往き来出来るのは獣神に連なるものだけ
つまり獣人族や獣達ぐらいなのだとか
そこで案内役となる獣人族と手を繋ぐか背に乗せられて入る必要がある
「ワシは大丈夫じゃ」
「この刻印はまだ有効じゃろう?」
リグルは左腕の鎧を外し腕をまくり上げた
その二の腕には見たことの無い紋章が刻まれたいる
「うむ」
「リグルと手を繋げば行けるやもしれんな」
「試してみる価値はあるか」
「見たところそこは転移門みたいだけど魔族や人外でも通れるの?」
「魔族は無理にゃ」
「ただしワッチやジンのような者が一緒なら入れるがな」
「そう」
「ならラルクとシンシアは2人にお願いしようかしら」
「アリエルはワシと入るのか?」
話を聞いてリグルが手を差しのべる
「それはちょっとリスキーかな」
「解析してみたけど獣人族の持つ魔力パターンで認識してるみたいね」
「たぶん私は入れるわ」
「細工は必要だろうけど」
「にゃにを言ってるのにゃ?」
「人間は独りじゃ入れにゃいにゃ」
「けどリグルと手を繋げばたぶん入れるのにゃ」
フェリシアの言葉を聞きながら魔力回路を構築する
魔力パターンはジンとリグルの紋章を参考にした
「こんなもんかな」
「ちょっと見た目も変えてみようか?」
「好きにすればw」
シンシアは笑っているが全員が私の魔力パターンが変化したのを察知したようだ
先ずは耳
先の尖った幅広の耳がピンと立つ
「ケモ耳でも聞こえ方に違和感無いわね」
次に創造魔法でパンツのお尻に穴を開けて尻尾を伸ばす
「あら」
「尖った耳にフサフサの尻尾ね」
「猫系を選ぶと思ったのに犬系なんだ」
すかさずシンシアが尻尾を触る
ブンブンと振り回すと数が増え合計9本の尻尾を持つ銀狐の出来上がり
「コン♪」
両手で狐の形を作ってポーズを決めてみたがフェリシアとジンの反応は予想外のものだった
ー・ー
「ははぁぁーーーー!!」
「まさか九尾の銀狐様とは露知らずご無礼を」
「この上はこの身の命で御許しをっ!!」
「物騒な真似は止めなさい」
自分の首筋に短刀をあてがうフェリシアを嗜め短刀を叩き落とす
「でもっ」
「でもっっっ!!」
「私は本物の九尾の銀狐じゃ無いです」
「この姿だって変幻自在に変えられるのだから」
尻尾を一つに纏め全身を白く染める
黄金の瞳は鮮やかな朱色に染まりフェリシアを見つめた
「ほらね?」
「変えられるでしょう?」
フェリシアは腰を抜かしパクパクと口を動かしながら私を指差した
ズザザザザザッ!!
「平にっっっ」
「平にご容赦をっっっ!」
更に飛び退きながら土下座するフェリシア
ふと見ればジンも離れて平伏している
「ねぇシンシア」
「これはどう言うこと?」
白もダメだったようなので普通の狐色になったのだが何が何やらわからない
「あのねアリエル」
「この世界では見知らぬモノには変身出来ないのよ」
「そしてどう言うわけか幻術で高位の妖狐に化けたりは出来ないのよ」
「どう言うこと?」
「まぁ私の場合幻術では無いけどね」
「変身の魔法じゃなくて身体的モーフィングだし」
必死に頭を擦り付けるフェリシアを見ながら困り果ててしまった
今更元の姿に戻ったところでこの態度は変わりそうにない
とは言え白や白銀はダメなようだし
「金髪ってダメかな?」
「白銀や黄金は魔力を表す色よ?」
「金髪の妖狐とか止めた方が良いと思うわ」
「やっぱりそうか」
「でも困ったなぁ」
「とりあえず入れるかどうか試してみるか」
フェリシアとジンが近寄ってこないので独りで試すことにした
「リグル」
「先に入って待っててくれる?」
「わかった」
「暫くしてアリエルが入って来なんだら戻れば良いのか?」
「そうね」
「そうして頂戴」
リグルは振り返らず身を屈めて穴へと入っていく
数歩歩いたところでその姿はかき消えた
「リグルは無事向こうに行けたようね」
「じゃあ私も」
穴の前に立ち中を覗くとそれほど深くないのがわかる
熊の巣穴に似ていなくもないか
ゆっくりと歩を進めると穴の中には霧が立ち込めており歩き続けると僅かな違和感を感じて再び草原に出た
「うむ」
「無事通過出来たようじゃな」
見回すとすぐ傍らにリグルが立っていた
振り向くと空間に黒い穴が空いておりその先は見通すことは出来ない
「不思議なものね」
「これは転移魔法と言うより神隠しに近いのかも知れないわね」
「そうじゃな」
「資格のある者にだけ霧が発生しこの場所へと運んでくれる」
「資格の無い者があの穴に入っても単なる穴でしかない」
魔法と言う感じはなかった
むしろダンジョンの転移に近い
ならばこの転移の霧はおそらく何れかの神の力だろう
「それじゃあ戻ろうか」
リグルと共に元の場所へと戻った




