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彷徨える都市

「この国にいる限り国民は死ぬことを免れる」

「だが不死でいられるのはあくまで本体が中枢に安置されている魔力結晶だからだ」

「離れてしまうと身体の維持は出来ない」


「けれど全ての国民が生きていくには膨大な魔力が必要になるんじゃないの?」


「それがこの国が彷徨う理由の一つだ」

「お前達はダンジョンの事を何処まで知っている?」


「神々が目的をもって作って管理してるって事ぐらいかな?」


「うむ」

「あながち間違いではないがそれではダンジョンの本質を説明出来ていない」


「ダンジョンの本質って?」


「例えばダンジョンの力の源だ」

「ダンジョンは異空間だと言うことは分かるか?」


「それは分かるわ」

「外から直接干渉するのは難しいし中に入らなければ状況も把握できないもの」


「ならそんな物がどうやって作られ維持できていると思う?」


それは大きな謎だった


魔物やアイテムの再配置(リスポーン)等都合の良い設定等膨大な力が必要な筈


おぼろ気に作った神が管理しているのかと思った

だがそれではこのダンジョンのように魔改造できるのは不自然と言えるだろう


「ダンジョンと言うのは空間に空いた穴なんだ」


「穴?」


「そうだ」

「神界から現世界へ現世界から魔界へ」

「隣接する数ある上位の世界と現世を繋げるトンネルのようなモノと言える」


「それはいったいどう言うこと?」


「神や悪魔と言われるような存在がこの世界に干渉するにはそれなりの手順が必要になる」

「その一つが自分達の力を浸透させる事だ」

「この世界と神界では魔力の性質が違うからな」

「その為自分達に都合の良い環境にするため自分達の世界の魔力を送り込むシステムがダンジョンと呼ばれるものだ」


「何それ?」

「良く分からないんだけど・・・・・」

「ダンジョンはこの世界と別の世界を繋ぐパイプみたいな物ってこと?」


「そうだな」

「別の世界同士を繋ぐと言う意味ではパイプともトンネルとも言えるだろう」

「ダンジョンを作るのも維持するのも大きな力が必要なのは分かるな?」


「ええ」

「異空間だもの相当な力が必要になるでしょうね」


ラインハルトの言葉に頷きながら先を促す


「ダンジョンは基本的に力の強い側から穴を空けることから始まりその穴を広げるために階層を増やしていくようなものだ」

「そして階層は魔力を馴染ませる為のタンクでありフィルターのような役割がある」


「やけに詳しいわね」

「そんな理論エルフですら聞いたことがないわ」


「ワシも初耳じゃ」


静かに聞いていたシンシアとリグルが口を挟む


それはそうだろう


ラインハルトの語った内容はこの世界の根幹に関わりかねない事でありダンジョン誕生の秘密とその役割なのだから


「真偽のほどは別に重要ではない」

「だがこの理論でこの国は動いている」

「この場合は論より証拠と言えるんじゃないか?」


二人は目を瞑り考え込んでしまった


ラインハルトの言う事はもっともであり説得力がある

そして彼の言葉通りならばダンジョンの最奥は神界や魔界に通じていると言うことになる


「じゃあ踏破されたダンジョンが無くなる事があるのは何故?」


「ダンジョンは必ずしも繋ぎっぱなしでは無いからだろう」

「空けた穴を開きっぱなしにするか閉じるかは目的によって変わるだろう」

「神話にある天空の廻廊のようにそのまま神界に続いていると思われるダンジョンもある」


「でも大半はそうじゃないと?」


「維持するにも力が必要だからな」

「そうだな・・・・・」

「例えば柔らかいゼリーの中に注射器で液体を入れたとする」

「注射器を刺したままだと続けて液体を入れられるが抜いたらどうなる?」


「穴が塞がらなければ入れた穴から吹き出すよね」


「その穴をを塞いだら中に液体が溜まったままになるだろう?」


「そうやって異空間に注入された魔力溜まりが消えて無くなるダンジョンって事か」

「ならダンジョンの大きさは使われている魔力量を示すってこと?」


「そうだ」

「大きければ大きい程通せる魔力量が大い」

「ダンジョンの深さもそうだ」

「深ければ深いほど向こうの世界に近いと言うことだ」


「貴方は何故そんな事を知っているの?」


「それが我々が肉体を捨てるだけじゃなく放浪している理由でもあるのさ」


ラインハルトは背もたれに身体を預けるとグラスを傾けワインを飲み干す


この国はグラスのみならずガラスのボトルを使っている


どうやっているのかは分からないが建物や家具等は実在する物質で出来ていた

そとの世界に比べ技術力や文明は格段に進んでいるように思える


「グラスがそんなに珍しいか?」


「ダンジョンの外では高級品だからね」

「ここで作ってるの?」


「幸いこの手の物を作るには不自由しない」

「我々の彷徨える都市(ヴァンデラーブルク)は世界と世界の狭間に位置している」

「ダンジョンと同じ異空間を利用して維持されていてな」

「主なエネルギー源はダンジョンだ」

「潤沢なエネルギー源を利用して色んな物を作ることが出来る」

「エネルギーも潤沢だが時間はそれ以上にあったからな」


どうやっているのかは分からないが都市ごと異空間を移動しながら潤沢なダンジョンのエネルギーを掠め取って維持していると言うことか


「まるで海賊ね」


「今の説明でそう言う認識を持てるとは大したものだな」

「そうだ」

「神々の目を盗み異空間に潜伏ながら移動を繰り返しダンジョンに寄生してエネルギーを貰う」

「それが我々の彷徨う理由であり方法なんだ」


「陛下」

「幾らなんでも話しすぎではありませんか?」


「なに」

「あの身体の秘密を聞くにはこれぐらいの話でなければ対価にすらならんだろう」


「神に目をつけられて」

「神に抹殺されそうになり」

「国民ごと異空間に逃げながら神々からエネルギーを掠め取って生きている・・・・と」


「その過程で我々は身体を捨てた」

「だが何かと不便だから自由に動けるその身体が欲しい」

「そう言うわけだ」

「幸い新しい生命は生まれる」

「だが不死と言うのは得てして変化を拒む」

「結局は多くの者達は精神が年老いて死んで行くのさ・・・・」


グラスで飲むのも面倒になったのかラインハルトは瓶ごと口に運んだ


「酒を飲んでも酔いはしない」

「味はすれども腹は満たされない」

「腹は減らず乾きもせん」

「我々にとって必要なのは魔力の補充と言う行為だけなんだ」


寂しそうにボトルを見つめるラインハルト

見た目に反し長い時を生きてきた無機物で構成された生命体

街の中だけ個人として存在できる幻影のような霊体は精神的な年齢を反映すると言う

彼等の精神構造が普通の人間と同じかどうかは分からない


しかし同じかどうかは大して問題ではなく感情は人間と同じように思えた


「身体の秘密」

「教えて貰えるか?」


「その言い方なんか卑猥だわ」

「ところで」

「転生者とその子孫って話だったけどそれはどう言うことなの?」

「それとクラートが自らを依代にしたって言うのは?」


「ああ」

「それはな・・・・・・」

「初めはこの国と言うか当時首都だったこの街に結界を張り魔力を循環させて不死へと導いたんだ」


「そんなことしたら魔族になるんじゃないの?」


「ご名答」

「流石に魔族を2人も連れているだけの事はある」


さらっと言ってのけたがこれは2人にかけられた私の偽装魔法を打ち破り看破したと言うことだ


私の身体に比べれば難易度は低くなるがそれでも並大抵の魔法使いに見破られる術ではない


「褒められたと思って良いのかしら?」


私は背もたれに身体を預けながら右足を持ち上げ足を組んだ

同時に右腕を肘掛けに置いて頬杖をつく


「そう警戒するな」

「伊達に1000年生きてるわけじゃない」

「これぐらいの事なら見抜ける程度の経験が豊富だって事さ」


ラインハルトは再び酒を煽ると空になった瓶を手の中でもて余していた


ラインハルトがチラリと視線を送るとヒースが溜め息をついて新たな瓶を持ってこさせた


「続けようか」

「・・・・・・・・・・・・」

「人の流入は止まらず街は不死を求める豚共で溢れかえってしまった」

「そしてクラートは一つの決断を下した」

「この首都を地上から切り離し空へと浮かせたんだ」


「へぇ」

「空中都市か」

「良い景色だったんでしょうね」


「それは知らん」

「俺はその頃を見たことが無いんでね」


「と言うと?」


「不死の都市となって1年」

「浮遊都市となって半年がたった頃転機が訪れた」


「あまり良い転機では無さそうね」


ラインハルトの表情は曇りまだ手にしていた空の瓶を見つめていた


「神の使徒の軍勢が街を襲ったんだ」


「使徒が?」


「そうだ」

「魔王を倒した不死の英雄」

「その英雄が作った王国の首都である浮遊都市にだ」

「魔王や邪神を討ち滅ぼす為の神々の使徒が攻めてきたのだ」

「その意味と民の絶望が分かるか?」


「混乱したでしょうね」


「混乱などと言うものではない」

「不死を求めて移住きた豚共は我先にと逃げ去って行ったよ」

「クラートは応戦したが使徒の軍勢に叶う筈もない」

「戦いは常に劣勢」

「それでも10年耐え忍んだ」


「使途の軍勢を相手に10年も耐えるなんて凄いわね」


シンシアは大きく目を見開き心底驚いているようだった


「クラートと彼の仲間である5人の転生者達の働きだよ」

「彼等の伝承は今も残っているのだろうか?」


「いいえ」

「私の知る限り勇者クラート達の名前もその勇者が興した国の名も伝わっていないわ」


「そうか・・・・・・」

「エルフですら伝わっていないのか」


シンシアの言葉に天井を仰ぐラインハルト

彼は何に思いを馳せたのだろうか?


「我等が異空間を放浪するようになって千年に及ぶ月日が流れた」

「最早このダンジョンもどの大陸のどの国のものかも分からん」

「表舞台から消え闇から闇へと彷徨う我等には帰る国も土地もない」

この迷宮都市(ヴァンデラーブルク)だけが我等の国なのだ」


「感傷に浸るのは構わないんだけど」

「クラートが依代になった話はどこから始まるの?」


「ん?」

「あぁそうだったな」

「歳を取ると感傷深くなるな」


ラインハルトは口の端を歪めて笑ったがそれは自嘲のようであり何か含むような笑いでもあった


「使徒の猛攻に耐え続けて3年を過ぎた頃」

「守り抜く事は限界に近付いていた」

「・・・・・・・・・」

「そこで浮遊都市を移動させることになった」


「じゃあ残りの7年は移動しながら使徒に対抗したのね?」


「いやそうではない」

「だが3年に渡り移動を繰り返し難を逃れていた」

「何せ浮遊都市から出ない限り不死でいられたからな」

「だがその街を破壊されれば全滅は免れない・・・」

「その事に気付かれたのかは分からんが次第に使徒の攻撃目標は国土を削り取ることに変わっていった」


「気付く気付かないに関わらず拠点を潰す事は戦略目標として当然だものね」

「不死となれば当然と言えば当然か」


私の言葉に思うところがあったのか

ラインハルトは目を瞑り短く息を吐きだすと言葉を続けた


「大きかった浮遊都市も外側から防壁を削り取られ次第に小さくなり国民も減っていった」

「我々はただ逃げていたわけではない」

「龍脈の要所を渡り歩いていたんだ」

「龍脈から魔力を吸い上げて補給していたからな」

「それに気付かれ待ち伏せされるようになってからは補給も大変だったそうだ」


「それにしても良くそんな事出来たわね」

「普通なら1年持たずに攻め落とされてるでしょうに」


「そこはまぁ・・・・」

「王族と一部の者にしか伝えられていない秘密があってな」


「陛下・・・・・・」


ヒースが険しい顔をしている

流石にこれ以上の秘密を暴露するのは臣下として見過ごせないのだろう


「大方ダンジョンの遺物か転生者の能力を使ってしのいでいたんでしょう?」

「でもそれだとこの異空間に転移した理由にはならないし使徒や神々に知られれば追手もかかるわよね?」


「そこは偶然によるところが大きいな」


ラインハルトは瓶に口を付けワインを飲み込み話を続けた


「地上最後の日」

「この国はあるダンジョンの上に墜とされた・・・・・・」

「そこは当時最大級のダンジョンで我等の目的地ではなかっなのだがその近くに大きな龍脈があったのでね」


「ダンジョンの上に?」


「浮遊都市は複雑な魔法回路を満載していたのだが落下の衝撃でズタズタに壊され各所で誤動作を始めた」

「ある場所では炎が噴き上がり稲妻が空を支配し使途達もそれ以上攻め入る事が出来なくなった」


「まさか墜ちたる魔法都市の事?」

「世界最大の魔法遺跡でダンジョンと魔法都市が融合して凶悪な魔物と魔法生物の巣窟と化していると言う」

「あの魔境がそうなの?」


「魔境と呼ばれているのか」

「・・・・・・・・」

「まぁそうだろう」

「墜落により国土の大半は失われたが空中都市は元々使徒からの攻撃を避けるためその本拠は地下にあったんだ」


「もしかして今の彷徨える都市(ヴァンデラーブルク)はその地下都市部分なの?」


「ご名答だ」

「魔力回路の暴走と地下都市部分がダンジョンに接触した事により空中都市はダンジョンの力を流用出来るようになったんだ」

「これは誰も予測出来なかったわけだが我々にとっては僥倖以外の何物でもない」


「でも魔力回路の暴走はどうなったの?」


「今もどうにもならん」

「炎や電撃が荒れ狂い内部で転移現象も確認されている」

「最早我々はあの都市で暮らすことは叶わない」

「それはこの生き方を始めた時に皆覚悟を決めていたのだが・・・・・・」

「千年たっても割り切れるものではない」


「それでダンジョンのエネルギーを流用出来るようになってからはどうなったのですか?」


珍しくラルクが前のめりになって聞いていた

何かが彼女の興味を引いたのだろうか?


「そのダンジョンは特殊な性質を持っていた」

「険しく切り立った山々に囲まれ誰も挑むことが出来ず溢れる寸前でな」

「誰が何のために作ったダンジョンなのかも分からないが我々にとっては守りやすく攻めにくい天然の要塞のようなものだった」


「計算したらそこに4年ぐらいいたことになるわよね?」


「そうだな」

「その間に幾度か使徒共に攻められたようだがその場所は難攻不落の要塞と化していたからな」

「神が自ら出向きでもしない限り破られることは無かっただろう」


「それからどうやってこの放浪都市が出来たの?」


「あのダンジョンは魔力や魔素が強すぎたんだ」

「不死の力も暴走を初めてしまった」

「結局のところクラートの呪いを流用して住民の魂を繋ぎ止め魔力で身体を補完して超回復を与えていたに過ぎないからな」

「その為魔族化する者が現れ始めた」


「でも不死の術式は干渉したのかしら」


「問題はそこだった」

「そこでクラート達は魔力に影響を受けない為に精神の身体を模索し始めた」

「本来の身体を封印して隔離された都市の中で自由に動ける思念体を作ることに成功したんだ」


「それが今の姿なわけか」


「だが犠牲も大きかった」

「封印していた筈の身体はその後も魔力の影響を受け続けたんだ」

「本体が無くなれば死ぬことになる」

「だから高濃度の魔力に当てられ結晶化し始めた身体をクラートが吸収することで民を守ったんだ」


「でもそれって・・・・・・」


「多くの民を抱えたまま自我を保つことは出来ずクラートは全員の身体を守る結晶となってしまった」

「しかしそれは自ら選んだ道で納得済みの行動だった」

「今でも生身の者が融合を望めば取り込まれてこの都市の住人となれる」

「だがそれは一方通行なのだ」

「一度こうなれば2度と肉体を持つ人間には戻れない」


「普通なら・・・・・ね」

「それは肉体が取り込まれ結晶化するからであって器さえあれば話は変わってくるのね?」


「その通りだ」

「だからその身体の秘密」

「製造方法が知りたいんだ」


「この国でも魔法人形(ゴーレム)は製造できないの?」

「ダンジョンの技術を使えば作れそうなものだけど」


「ダンジョンの技術でゴーレムは作れる」

「だがそこに人の意思や魂は移すことが出来ない」

「それこそ何百年も研究したが独立した魔法生物となってしまう」

「ゴーレムや動く鎧は身体の代わりにはならないんだ」


「わかった」

「最後に聞きたいんだけど・・・・・」

「貴方達は女神ミリアをどう思う?」


「女神ミリア???」

「ミリア・・・・・・」

「悪いが我々はその女神を知らないな」

「この千年で生まれた女神か?」

「いや・・・・・」

「だがしかしそんな事が・・・・・」


ラインハルトは頭を抱えて考え込んでしまった


そこで彼に私の持論を話して聞かせる事にした

転生者は主に勇者となり魔物や魔王と戦いを経て成長する

やがて強い魔力に晒され続けた結果魔族になり更に魔王となる事

そして同じように転生者が神となる可能性について述べた


「まさかそんな事が・・・・・・」

「本当に有り得るのか?」

「いや」

「だがアリエルの言う女神ミリアが俺の知る煌炎の魔女だとすれば納得出来る」

「と言うことはここはレムナリア大陸なのか?」


「レムナリア?」

「それは遥か西方の魔大陸の事かしら?」

「私も噂や伝承の類いしか聞いたことがないのだけれど・・・・」


シンシアが小首をかしげる

長命とはいえエルフはあまり放浪したりしない

長い寿命を一つの集落で過ごすことも珍しくはない為集落の素との世界には疎いが全く知らないわけではない


「ロスガルンを越えて更に西へ西へと旅を続けた先にある海を越えた先だと聞いたことがある」

「ミリアは力を付け女神となりこの地を得たと言うことやもしれんな」


リグルが腕を組み椅子に背を預けながらボソリと呟いた


流石元勇者でありながら一代で商会を築き上げただけの事はある

いろいろと博識な面を持っているところは流石と言ったところか


「力の強い異世界人が神や魔王となるならば元々この地に住んでいた民はどうなる?」

「余所者の都合でダンジョンが作られ余所者が神となりその都合で振り回す」

「なにも知らぬ民は良い迷惑ではないか」


ラインハルトは眉間に皺を寄せで毒づいた


「何にしても我々は自由に動ける身体が欲しい」

「その為ならばどんな助力も惜しまないつもりだ」


「そちらの状況は分かりました」

「ならば私も秘密を分かち合うとしましょうか」


全てを明かすつもりはない

だが幾つかの事柄には協力できることもあるだろう


ラインハルトには私が禁忌である創造魔法を固有技能(ユニークスキル)として使えることを打ち明けた

その上である程度の性能を持った義体を提供する事を約束した

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