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宴・再び

1度中締めをしたことで広場には昼間のような賑わいはなかった


それでも閑散とするわけでなくあちら此方で酒を飲み騒いでいる


「あ」

「忘れておったわ」


バステトは分身(エイリアス)を出していたことを忘れていたらしく危うく鉢合わせするところだった


それでも2ヵ所同時に存在したバステトを見た者もいたのだが

昼から酔っているため誰も不信には思わなかった


スンスン


「何やら旨そうな薫りがしておるのぅ」

「これバスティアン」

「妾にも一つ持ってまいれ」


バステトが近くの侍従らしき者に声をかけるとバスティアンと呼ばれた若者は優雅に一礼して風のようにその場を離れた


「お待たせ致しました」

「バステト様」


バステトが彼に声をかけてから僅か3分

再び風のように人の間をすり抜けて両手に焼いた肉を持って戻った来た


こんがり焼かれた表面は滲み出た肉汁が夕陽を反射させて輝いている


「うむ」

「そこのテーブルに置いておけ」


バステトに言われるまでもなくバスティアンはテーブルに肉料理を置いていた


そのテーブルには他の侍従達が椅子や飲み物を用意している


ソコに分身がラルクを連れて現れ合流した


「何となく違和感がありましたが・・・」

「やっぱり分身でしたか」

「と言うことは・・・・・・」

「そちらの方が例のお方ですね?」

「流石アリエル」

「こんな短時間にこれ程の事をやってのけるなんて凄いです」


ラルクは全く動じずバステトと一緒に宴を楽しんでいた


彼女の立場からすれば禁忌の知識は知っていて全体アナウンスを聴いていてもおかしくない


だがバステトが共にいるため深く詮索しないでいた


と言うところか


「お待たせ」

「ちょっと色々あってね」

「此方はウェンディア」

「彼を助けたことで私は正式に神様(プレイヤー)になったわ」


「それは・・・・・」

「おめでとうございます」

「で良いのかしら?」


プレイヤーとなれば立場も変わる


神となると言うことは良いことばかりではない

けれど人として神墜としをやるよりは勝てる見込みが増えたと言う見方もある


それ故疑問系なのだろう


「まぁめでたい方かな?」

「意図したわけじゃないけどね」


「そう・・・・・・」

「ですか」

「・・・・・・・・」

「シンシアとの仲は進展したようですね」


ラルクの前でもしっかり腕を絡めるシンシアの姿にラルクは何かを察したようだ


私達を見る目が温かい


「まぁ一応」

「形式として渡しておくべきかな」


私はストレージから小分けしておいたオリハルコンとミスリル銀

それと魔性化させた欠片のように小さいアメジストとルビーを取り出した


皆が見ている前でオリハルコンは数センチ程の2本の細く短い棒となりミスリル銀は細い糸になっていく


「何を・・・・・」

「作っておるのじゃ???」


バステトは興味津々で造形に見入り他の皆も固唾を飲んで見守っていた


2本の棒には呪文が刻まれその呪文をミスリルの糸がなぞっていく


やがてミスリルで彩られたオリハルコンの棒は絡み合い1つの輪を形作った


「そろそろ仕上げね・・・・・」


私は呟くと小さな宝石達を薔薇へと生まれ変わらせた

1輪の華開く紫水晶の薔薇と小さなルビーの蕾が3つ

ルビーの蕾は一度花弁が開いた状態で造り重なりあうように閉じている

台座には深い翠をたたえるミスリルが絡み合う茎と葉を型どっていた


何が作られているのかを察したシンシアは私の腕をキュッと握り締める


他の皆も簡単の声をあげる中その指輪は完成した


「式はまだだけど・・・・・」

「受け取ってくれるかな?」


出来上がったその指輪をシンシアへと差し出す私

静かに左手を差し出すシンシア


その指に指輪をはめた瞬間シンシアが呟いた


「そう言うのはプロポーズの後じゃないの?」

「バーカ」


天邪鬼な言葉とは裏腹に

微笑んだシンシアの頬を涙が伝い落ちた


ー・ー


「ふぅ・・・・・・」

「収まるべきに収まったとは言え」

「熱いのぅ・・・・・」


リグルが呟くが隣で見つめるバステトの視線に気付いた様子はない


とんだ朴念仁である


「して」

「式は何時にするのじゃ?」


低く威嚇するようなバステトの声にギョッとしたが

何となく気持ちは分かる


「とりあえず落ち着いてからかな」

「このまま結婚式なんてなったら首都の人達は働かないダメ獣人になるでしょ?」


「ふふっ」

「何を言うておるか」

「じゃがまぁ・・・・・・」

「既に酔っぱらいだらけじゃしのぅ」

「今結婚式をしても覚えておらぬ者もおるじゃろうなw」


「それはそうとバステト」

「このまま祝宴と言うのも良いのかもしれんが・・・・」

「早目にシエラ皇国へむかいアルテリアと話さねばならぬのではないか?」

「アリエルの事も気になっておるじゃろう」


リグルの言は一理ある


裏世界的な位置付けではあるがここはシェラ皇国の首都シェラザードでもある


目と鼻の先にいて挨拶もしないのは無礼と言うものだ


「まぁまぁ」

「そう急くでないわ」

「その辺りは妾にも考えがある」


とは言うものの予期せぬ全体アナウンスのせいで状況が激変してしまったのは確かである


迂闊に表の世界へ出てしまうと察知されないとも限らない


その辺りの判断はバステトに一任した方が無難だと思う


「流石にこちら側に来て貰うのは難しいよね」

「なんだかんだ言って一国の主様だもの」

「そう言えば前にリグルが言っていたアルテリアってどんな人なの?」


「そうよなぁ・・・・」

「グークスニル討伐のおり生き残った6人の中の1人」

「我等の後方支援と回復を担っておった」

「今はシエラ皇国の族長と言う地位にある」

「・・・・・・」

「シエラ皇国は」

「女神アルウェン」

「妖精王オルクルス」

「族長アルテリア」

「この3人によって治められておるのじゃ」


「女神と王様が別なのは分かるけど・・・・」

「王様と族長に分かれているのは何故?」


「それはなアリエル」

「王であるオルクルスはシェラ皇国の統治者ではあるがこの世界樹(ユグドラシル)は違う」

「女神アルウェンの第一使途であるアルテリアの管轄なのじゃ」


「ちょっとまって」

「使途ってどう言うこと?」

「司祭じゃないの???」


リグルの説明ではよく分からない


とりあえず世界樹と国土で管轄が違い国を治めるのは王様と言うのは分かった


だが使途とはどういう意味だろう?


「それは妾から話そうかや」

「・・・・・・・・」

「使途とは司祭とは違い神の代理人のようなものじゃ」

「司祭よりも強い・・・・」

「亜神と呼べる程の力を与えられておる」


「では使途はプレイヤーなの?」


「うむ」

「簡単に言うとじゃなぁ・・・・」

「使途とはの」

「従神とも属神とも言う」

「神格を有しながらもプレイヤー権限を放棄し特定の神に仕える者の事じゃ」


同盟等ではなくプレイヤーを辞めて傘下に入ると言うことか


それはアルテリアが神に匹敵する能力を有していることを指していた


「え・・・・・・・と?」

「つまり」

「自分の意思でプレイヤーから降りれるって事?」


「色々と制約はあるが」

「そう言うことだ」

「一般的には自ら従属の意思を示した者を使途や属神」

「力で従わされたり調伏された者を従神や隷神と分けて呼ばれることが多い」


バステトではなくウェンディアが答えてくれた

たぶんヘルプから規約を読めば分かるのだろうが・・・・・・


なんかめんどくさい


私としてはプレイヤーを満喫したいわけではなくミリアさえ討てれば良いのだ


「とりあえず」

「この世界樹は亜神クラスのアルテリアって人の管轄なのね?」

「女神様とは同盟を結ぶのかな?」


「それなんじゃがなぁ・・・・・」

「おそらくアルウェンは同盟には参加せぬ」

「完全中立を唱えておるでな」

「代わりにアルテリアと同盟を結ぶことになるじゃろう」


バステトの困った表情から察するに

女神アルウェンは平和主義者であり相当な頑固者のようだ


「完全平和主義ってやつ?」

「よくやってこれたわね」


「女神アルウェンは旧神の一柱」

「その神格は高く力も強い」

「周囲をミリア教に囲まれて尚力を失わずミリアですら共存共栄を選ぶしかない」

「この世界樹を守る世界の要の一柱じゃ」


リグルの声からは畏敬の念が感じられた

思えば敵地の真っ只中にあってバステトや獣人達を守っているのだ


生半可な力ではないのだろう


「ミリア教と協栄関係にあるって聞いて何となく違和感あったんだけど・・・・・」

「まさか旧神様とはね」

「他にも現存する旧神はいるの?」


「そうじゃなぁ・・・・・」

「妾の知る限りではそう多くない」

「芸術の神エプィファボル」

「南方エルフの神ボレアノス」

「名も無き流浪の神」

「武神アラム・オプロ」

「と言ったところかの?」


「どれも伝説に登場する神様ね」

「国を持たず放浪して気まぐれに祝福を与える・・・・・・」

「ウチの情報網にも行方が引っ掛からない神出鬼没な神様達」

「でも定期的に目撃情報が入って来るわ」


シンシアはあまり興味がないのかその声には覇気がなかった


と言うより


左手の指輪を眺めるのに御執心なようだ


「現れる時は決まってフラりと現れる」

「旅人としてな」


「そして好き放題やって祝福を与えると次の日にはいなくなってる」

「馬で探しても見付からないのが共通点ね」


リグルの言葉をシンシアが引き継ぐが・・・

やはり気が入って無い


「ま」

「縁があれば会うこともあるじゃろう」

「悪いことをしなければ敵対することも無いわ」


リグルは遠い目をしながら話していた

過去に何かあったのだろうか?


バステトも同じように思ったのか心配そうにリグルの顔を見ていた


「とりあえず他の旧神様達は置いとくとして」

「対応を考えないといけないのは女神アルウェン様とアルテリア族長ね」


「アルテリアは直ぐに話が付くじゃろう」

「じゃが・・・・・・」

「アルウェン様はおそらく会ってくれまいて」

「それは妾が取りなそうとしても同じ事」

「アルテリアに関してはこちら(・・・)側じゃからの」

「早目に段取りを付けるとしよう」


「そうですねぇ」

「早目にお話したいところではありますが」

「ここでは少し人が多いでしょう」


聞きなれない透き通るような声に全員が胆を冷やしたのだった


ー・ー


「アルテリアよ」


「何ですか?」

「バステト様」


「お主」

「今こちら側へ来ておって大丈夫なのかや?」


「今はアルウェン様が神殿におられますので私1人がいなくなろうとも誰にも知られることはありません」

「ご挨拶が遅れました」

「バステト様にはご機嫌麗しく存じます」


「アルテリアも息災で何より」

「堅苦しい挨拶は良いわ」


バステトにすら気取らせなかったこのエルフ


淡く翠がかった長い金髪を結わえもせず白い薄絹を纏ったその姿は絵に描いたような妖精そのものだった


「げっ!」

「族長!?」


シンシアは慌てて私の後ろに隠れたがあまり意味はないだろう


「あらあらあら」

「アルテリア様ではありませんか?」

「お久し振りで御座います」


「アムネリアも息災そうで何より」


穏やかで透き通るような声で挨拶を交わすアルテリア

その細い目は何を見ているのか分からない


「ウェンディア様におかれましては御帰還おめでとう御座います」


「うむ」

「また会えて嬉しく思う」


深々とウェンディアに御辞儀をするアルテリア

礼儀正しく穏やかで美しい

絵に描いたようなエルフ


しかしシンシアの怯えようが気になる


「そこにいるのはオルフィーナですね?」

「許可無く里を出奔したかと思えば・・・・・・」

「・・・・・・・」

「元気そうで良かったわ」

「皆も心配していたのですよ?」


「は・・・・・・」

「はい」


おずおずと答えるシンシアを見るに

今は客人の手前大目に見ていると言うことか


「早速アリエルの品定めに来たのかや?」

「力量ならば既に妾とアムネリアが試したから保証できる」

「人となりも妾が同盟を結ぶくらいじゃ」

「悪くはないと思うぞ?」


アムネリアは笑いながら言っているがどこか緊張しているように感じた

アルテリアと言う人物はそれだけ凄い相手なのだろう


「同盟・・・・・」

「で御座いますか?」


小首を傾げるアルテリア


アルテリアが何かを口にしようとした瞬間リグルが前に出た


「アルテリアか」

「久しいな」


「これはこれは・・・・・」

「勇者リグルではありませんか」

「それともヤマトとお呼びした方が宜しかったですか?」


「いや」

「今は商人の御隠居リグルで通っておる」

「勇者だ等と呼ぶのは最早お前くらいなものじゃ」


「そうでしたか」

「ではリグル」

「お久し振り」

「人は老いるのが早いですね・・・」


「カッカッカッ」

「まぁそう言うでない」


リグルとアルテリアはグークスニル戦で共に戦った仲だと言う

当時からアルテリアは女神アルウェンの使途として同行していたらしい


「少し場所を変えましょうか」

「出てきて早々だけどさっきの部屋に逆戻りね」


私達はもと来た道を皆と一緒に戻るのだった


ー・ー


「さて」

「アルテリアは全体告知を聞いておろう?」

「なら妾から話させて貰おうや」


バステトの問いに小さく頷いたアルテリア

全体告知による女神イシュタルの誕生は勿論アルウェンも聞いていた


そこでアルウェンは自ら神殿に降臨する事でアルテリアの気配を隠しワーズワースに向かわせたようだ


「・・・・・・・神威」

「同盟ですか」


バステトの話を聞いた後

アルテリアの表情は読み取れなかった


顔はこちらへ向けず真っ直ぐ向いたまま

その長い睫毛に隠された切れ長の糸目は何処を見ているのか分からない


だが私を見つめているだろう事はわかる


気配と視線察知からビンビン伝わってくる


私の隣に座るシンシアも居心地が悪そうだ


「オルフィーナ・・・・・・・」

「随分と仲が宜しいようですね」


「ひぐっ!」

「はっはいっ!」

「アリエルとは仲良くさせて貰っていましゅ!」


シンシアが緊張のあまり噛むなんて・・・・


里の絶対的な支配者と言ったところか


「アリエル」

「齟齬の無いよう先に言っておくが」

「アルテリアは〈看破〉のスキルを持っておる」

「嘘や隠し事はアルテリアには通じぬ」

「おそらくお主の正体も分かっておろう」


リグルは淡々と言ってのけたが

〈看破〉とは恐ろしく強力なスキルだ


シティミッション等でこのスキルがあれば無双状態になれる


もっとも

所有者はごく稀なのだが


「よして下さいリグル」

「私にも見破れないものは有ります」

「例えば・・・・・」

「格上の神様とかね」


「その言い方」

「格下なら神様でも看破出来るってこと?」


「全てではありませんが」

「現に今はお力の減衰されたウェンディア様のステータスくらいなら看破出来ます」


驚いた


高位鑑定までこなすと言うことは相当高レベルの看破スキルだ


そして今の状態のウェンディアよりもアルテリアは強い高位の亜神と言うことか


もしかして


どれだけ強くてもプレイヤーを降りたら亜神や使途になるのだろうか?


だとすれば・・・・・・・


「アリエルや」

「そう気構えぬでも良い」

「アルテリアもじゃ」

「それとも何かえ?」

「妾が保証するのでは足らぬと申すのかや?」


バステトは冗談めかして言ってはいるが

有無を言わさないつもりなのは明らかだった


ー・ー


「ぅわぁあっっ!!」

「ひっひぃっ!」

「めっ眼がっ!眼がっ!」


「何ですか?」

「オルフィーナ」

「はしたないですよ」


アルテリアは低く穏やかな口調で嗜める


しかしその瞳はこれでもかと言う程見開かれ私を凝視していた


その隣にいるのだからシンシアもたまったものではない


「あっ」

「あの・・・・」

「アルテリアさん?」

「そんなに見られるとちょっと恐いです」


「えっ?」

「あっ・・・・」

「ごっごめんなさい」

「つい見惚れてしまいましたわ」

「私としたことがとんだ失礼をお掛けしてしまいました」


テーブルに両手を付いて深々と頭を下げるアルテリア


しかし


今の視線は見惚れるとか言うレベルのモノでは無かった


決して


「まぁ」

「驚きますよね」

「私のこんな姿を見れば誰だって・・・・」

「いえいえいえ」

「そんな滅相もない」

「あまりの美しさに見惚れてしまっただけで御座います」

「こんなだなんて御自身を卑下なさらないでくださいまし」


私の言葉に食い気味で答えたアルテリア


どうやらあの尋常ではない眼差しは本当に見惚れていたと言うことか?


アルテリアはああ言ってはいるが・・・・


さっきから眼が見開かれ糸目で無くなっている

しかし他を見る時は糸目に戻っているので余程私の正体が気になるのだろう


「ぁ・・・・・・ぁあ・・・・・・」

「なんて・・・・・・・」

「美しいのでしょう・・・・・・」

「いえ」

「美しいなんて通り越してもはや神々しい」

「神様ですから当然ですが・・・・・・・」

「はふぅ・・・・・・・・・」


両目を見開いてガン見しながら呟く姿はけっこうホラーだ


いくら美しいエルフと言ってもそれは変わり無い

アルテリアは私が偽装魔法を解除して姿を曝してからと言うもの凝視しながら呟いている


皆の声も上の空で会話が成り立っていない


「ねぇアリエル・・・・・」

「そろそろ偽装魔法かけた方が良くない?」

「さっきからアルテリア様の眼が恐いのよ・・・・」


シンシアが小声で耳打ちしてきた


その気持ちは分かる

痛い程に分かる


しかしこの状況でいきなり隠すのはどうなのだろう?

気が済むまで見せる方が角が立たないのではないだろうか?


「んふっ」

「ふぅぅ・・・・・」

「眼福でした」


アルテリアは気が済んだのか眼を瞑って天を仰ぐと呟く


その頬はほんのりと赤く染まっていた

とうとうエピソードが100になりました

そのわりには牛歩のごとくゆっくり進んでます


あまりに展開が遅いので過去などのエピソードは飛ばしています


いつか書ける日が来るでしょうか?


何にしても


思ったことを言葉にするのは難しいと痛感しています

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