メイン登場人物(レギュラー※前書き省略組)【序章17話まで】
流石に前書き毎度記載するのもしんどいので、下記は身勝手ながらに序章18話以降の前書きで省略させて頂くレギュラーメンバーです。
主に主人公、ブイヤ領の新たなる魔王(笑)のタローやマット、ティア、他のドクの一族のゴブリンです。また、ゴブリンに関しては新たな人物紹介で再度書かれると思いますが、ご了承下さい。
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●タロー
ブイヤ領の新たなる魔王(笑)。元日本人の22歳の男。ひょんなことから魔王グノーシアスに見出されて異世界の土地、ブイヤ領の魔王にされてしまう。
元の世界に家族は既に亡く、高校を中退してバイトを経てなんとか少しブラック気味の職場に就職してはいた。家族愛に飢えているのか、極度に寂しがり屋な面を見せる。マットやティア、ブイヤ領のゴブリンを家族同然のように想い、大切にしている。
魔王に転生した際に頭の左右からツノが生えてしまった。補佐役であるヴェスからは魔王としての力は無いと断言されてはいるが…?
●ヴェス
タローを補佐?する王精。元々はグノーシアスから引き継がされた王冠に宿っている存在で、タロー以外とは明確な意思疎通はできない。やや毒舌でメタい。理由はタローの記憶を読み込んでいる為。アドバイザーを自称する割にはタローの欲しがる情報を簡単には教えてくれない難物。
●マット
弓ゴブリン。ドク一族の代表。初登場時、推定で年齢は18。生きて20年と言われるゴブリンではかなりの高齢。優れた狩人でもある。妻とは既に死別している。
かつて魔王グノーシアスに命を救われた祖先の代からマット達は代々魔王にブイヤ領で唯一誠心誠意仕えていた。マットには娘のティアしかいなかった為、高齢であるのにも関わらずマット自身が魔王城に通っていた。
タローに対して畏怖と共に絶大な信頼を寄せており、また世界の事を何もしらないタローに内心息子のような気持ちで接している風でもある。
行動範囲の広さから、他のゴブリンの一族であるザッカ、ジェンシ共に信頼が篤い。
●ティア
マットの一人娘。薬草ゴブリン。初登場時の推定年齢は5歳。ゴブリンの成人年齢は2歳ではあるが、人間換算でおよそ20手前の年齢。ゴブリンの女性は見た目が幼い為、小学生くらいの見た目に見えるが歴とした成熟した女ゴブリンで、なかなかにけしからん体付きをしている。
一人称はボクでタローに気があるようである。薬以外にもゴブリンの酒造りも通じている。
●アーボ
棍棒ゴブリン。マットの弟で強面ゴブリン。初登場時の推定年齢は15。亡き妻ナーリアとの間にアーグ、アーキンの二人の息子を設けている。あまり頭の良くない性格だが心根は家族思いの良い男であり、マットよりも武人気質なところがある。
●アーグ
剣ゴブリン。アーボの息子のひとり。初登場時の推定年齢は6歳。母親であるナーリアを人間族の山賊に襲われている過去からあまり人間族に対して友好的ではない。
自身が装備できる武器が手に入らず腐っていたが、タローから剣(訳ありの品)を譲られて騎士に任命されてからはメキメキとやる気が増している。
●アーキン
棍棒ゴブリン。アーボの二番目の息子でアーグとは対照的に信心深く、おとなしい。初登場時の推定年齢は3歳だが、叔父であるドガの影響かアーグよりも思慮深くて理知的なゴブリンである。偶像崇拝に赴きがあり、他の信仰を求めるゴブリンと共にタローに寺院の建設と新たなる神を懇願した。
●ドガ
短刀ゴブリン。マットとアーボとは歳の離れた聡明な弟。ジェンシ一族の女であるエマを妻としている。初登場時の推定年齢は8歳とまだ若い。生まれつき頭の切れる男であったようで、マット同様にブイヤのゴブリン達に頼られている存在でもある。力は強くはないが、雑事や治療など何でもそつなく熟せる。
●エマ
槍ゴブリン。ジェンシから嫁いだドガの妻。ジェンシ一族の特徴なのか人間族により近い顔をしている黒髪美人。初登場時の推定は7歳。歳の近いティアとは実の姉妹の様に仲が良い。線の細さとは異なりブイヤでは一、二を争う槍の使い手らしい。
●ニドラ
魔法ゴブリン。額の一本角が特徴的なマットの妹。夫にアケ。娘のアック。まだ幼い息子にリーノがいる。数少ない魔法を使えるゴブリンでマットに負けず劣らずの女傑。初登場時の推定年齢は12歳。
●アケ
漁ゴブリン。ニドラの夫で他領から流れて来た外様のゴブリンで肌の灰色が強い。初登場時の推定年齢は11歳。珍しい種類のゴブリンで泳ぎが得意。得物は銛を使うが、他領を渡ってきただけあってかなり強いらしい。また、同じく他領からやってきた弟夫婦、弟のジョラとその妻ミョンがいる。
●リーノ
ニドラとアケの息子でまだ幼い。
●ハンス
ゴブリンシーフ(ハイ・ゴブリン)。幼い孤児だった頃にドクの一族に拾われたマット達の義兄弟。ゴブリンとハイ・ゴブリンとでは成長速度や寿命が大きく異なる為、マットよりも年上だが見た目はまだかなり若い。
訳あって他領へと離れていたが、ザッカの一族を襲った冒険者を追ってブイヤ領へと駆け付けた。マット達よりも世間を知る為、タローの異質さにいち早く気付く。だが、タローが心からゴブリンを案じる姿勢に腹を括り、忠誠を誓う。




