意外と早い?2人の想い。
コンコン。
「あの、、、」
「はい。」
「夕食の準備が終わりました。」
「いきます。」
「「いただきます。」」
うん。めっちゃ美味しい。
最高〜!
こんな子の手料理とか、最高〜
でも
いずれかは、彼女にも恋人が出来る
そして、俺はただの監視対象。
いつまで続くのかな。
「あの〜」
「?」
「美味しくなかったですか?」
「めっちゃ美味しいです。」
「よかった。」
?どうしたのだろうか?
「あの〜。ミェルの過去の話が知りたいです。」
うーん 。話そうかな、、、
あんまり話したくはない。
でも。話さないと始まらない気がした。
「実はね、、、、、、、」
俺は過去の話をし始めた。
「辛かったですよね。グスン。」
「うん」
なんでシェルが、泣いているのだろうか?
「ありがとう。」
「え?」
「俺なんかの為に泣いてくれて。」
「いえ。好きな方のためになら泣きたいです。」
「えっ!?」
「あ」
シェルが、真っ赤になってる。
可愛い。
「ミェル。今聞いたことは忘れてね。」
「やだ」
「たぶん。あなたなんかにこんな気持ちになってはいけないのに。」
「なんか?」
「人族よ。」
「あの〜」
「?」
「弟はなんて言ってたの?」
「もともと。破壊神様は。
人族だと言ってました。」
「はぁ〜。嘘か、、
だから俺も人族と、、」
「はい?」
「というかなんであいつは大丈夫なんだ?」
「破壊神様は20年前に赤子で捨てられていたからと、、、」
「シェル。こんなこと聞いてはいけないけど。君いくつ?」
「私ですか!?
まだ15ですよ、、」
恥ずかしそーだな。
《鑑定》
確かに15歳だな。
「え?その年で四天王?」
「はい。」
「まじか、、、」
「天才とか思いました?」
「うん。」
「私ある意味才能がないんです。
私は、サキュバスなんですけどね。
魅了魔法が、極度に下手で、、、
なので殿方に抱かれたことがないんです。」
「まじか。
弟に惚れてるの?」
「なんでそうなるの?」
え?なんで怒ってるの?こっわ。
「まぁいい。この機会に言うと。」
「はい。」
「俺も弟も、人族ではない。」
「え?」
「神族だ。」
「嘘が下手です。」
「《神化解放》」
「ぁっ、ホントなんですか?」
「あぁ」
「でもなぜ?」
「あー、、シェルが、人族になんてありえないなんて言うから。
人族じゃなかったらオッケーなのかなって。」
「あーうー、、、ちょっと〜」
よし。勝ったぞー!
《能力封印》
「ミェルは?」
「?」
「ミェルは、私のことどう思ってますか?」
卑怯だぞ!このタイミングでこれは、
ひどい、、、
「どうなんですか?」
「す、、好きです、、」
「お付き合いしてください。」
「はい。」
しばらく沈黙が続いた。
「先に寝ます!」
「あっ、、」
それから俺はシェルの後に風呂に入り、
寝室で寝る予定
ガチャ。
寝るか、、、は?
ミェル?
「やっときました。」
「え?」
パジャマ可愛い。
「すいません。前魔王か、愚王だったせいで、、キングサイズのベッドしかないんです。」
「じゃー俺ソファーでね「ダメです」」
「どうしても?」
「どうしてもです。」
ベッドに入ったのはいいのだが、、
あんまりよくはない。
ちょっと理性な、耐えられん。
俺の息子よ〜
「ねぇミェル。」
「はい。」
「私ってそんなに魅力ないですか?」
?
「ありますよ」
実際ありすぎて困ってます。
「では私から行きます。」
?
え?
キスされたのか?
「ダメですか?」
「いえ、、、
あったばっかりの俺でいいんですか?」
「実は私、、この15年間異性に惹かれたことがないんです。告白も、30回以上は、されてます。でも興味が、湧かなかったんです。なのに、、あなたといると、
独占欲が、なぜか湧くんです。
取られたくない。って、変ですよね。
でも、この気持ちを誰かと共有したくも思うんです。
ダメですか?」
「いや、、独占欲は、湧くんだけど、
2つ目の方は湧かないかな。」
「私は、身体が内側から熱いんです。
なんか、、、」
「僕も。」
プチン。
あ〜。たぶん理性が切れた。
可愛い。こんな子を独り占めしたい。
こうして一晩中2人は体を重ねた。
深く。
もっと深く。
2人の想い。
絡みが。
強くなっていく。