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元勇者パーティー。魔国入り。

「ギャー!!まだー?!!!!」




十分後



「魔国の入り口から徒歩十分ぐらいのところに降りた。がいいのか?」

「ありがとう。また頼みを聞いてくれるかい?」

「その時は少し強化してくれよな。」

「おう!

またな!」

「またな!」



「大丈夫?」

「大丈夫に見えますか?」

「《体内回復》《精神安定》」

「あれ?なんか、」

「悪い。回復した。」

「あの、、、一つお願いがあるのですが、、」

「できることなら。」

「魔国には人間は入れないようになってます。なので捕虜として入ってもらえませんか?」


「まぁいいけど。」


「後、、、勇者パーティーだったと伝えたいので、」


「少しもがくよ」


「ありがとうございます。

城についたら出来るだけ早く外すので」


「うん。」


ガチャ

こうして俺は手鎖をつけられた。



あの、、それは?


「なぜ?それを?」


「こちらもついでに。」

なぁ、楽しんでるよね?絶対楽しんでるよね。

おい、まてまて、おーい。

なぜポールギャグを書かなくちゃいけないんだ?

「行きますよ、無能さん」


カチン。

おい、無能と言うな、、



悔しい。なんでだろう。あんな言い方でも涙が出てくる。


「ごめんなさい!わざと言ったつもりだったんだけど。」


悔しい。あんなに頑張ったのに、

こんなことになるなんて、、

いやだ。こんなのは、嫌だ。


涙が出てくる。溢れてくる。



ムニュ



!?


「本当にごめんなさいね。

からからかうつもりだっんだけど。

あなたにとっては、ものすごく重いようね。」


「うー。」


「では行きましょう。

涙拭きますね。」



そして、出発した。





「少しは、凶暴なふりしてくださいね」



「うー!う!!うーーーー!う!」


「あら、お上手で、本当は、いつもそんなでは?」


違うもん。


シュン。


「ふふっ。顔に出てますよ。」


「着きそうです。お願いしますね。」


わかったよ



「止まれお前らは誰だ!」


「戻りましたよ。」


「リーシェリル様。生きておられましたか。」


「ん!んー!!ん!ん!」


「リーシェリル様。この人間はなんでしょうか?」


「これか?

これは勇者パーティーの1人だ。

弱すぎて話にならなかったよ。」


「おー、、さ、すが」

「早く入れてくれるかい?逃げられると困るのだが、、」


「ただいま!」


なんでだろう。さっき睨まれた時、ものすっごい胸が痛かった。

悲しかった。なんだろう。これ。


まぁいい。俺はあの門番を睨んでやった。


あーあ、、怖い。俺こんなことしたことないのに。




「入れ」



「早く!」


イッテ!蹴っ飛ばすなよ。


あいにく今は牢屋の中。


手鎖やポールギャグは、外してもらえた









「勇者パーティーも落ちぶれたな。」


「ですよねー。」


「勇者パーティーにいたお前が言うか笑」


「だって、こんな俺が、入れちゃうんですよ?」





「お前は、変だ。」


「よく言われる。

向こうでのあだ名は、無能さんだったから。」


「お前が無能なら、他はもっと使えねーな笑」

「だよな。」


「ところで、なんでお前はそんなに笑ってられる?ここは魔国だぞ?」


「あー俺、無能なので、死んでもいいでしょーぐらいな感覚なんですよね」

「それはそれでよくないな。行きたいと、思えるようになれよ。」


「善処する。」


「本当におかしいな。

お前が魔族だったら楽しくできたのにな。」


「俺も思う。


じゃーさ、俺が殺されるまでさ、話し相手になってくれない?」


「いいだろう。」


ガチャ。


「もう時間みたいだな、」

「アァ。残念だ。」

「最後に話せたのがお前でよかったよ」

「じゃーな。話せなくて俺も残念だ。」

こうして俺はまた、手鎖を繋がれてだ。




「おい無能。魔王様が、審判をくだすそうだ。」


やっぱり痛い。慣れたはずなのに。

この人。リーシェリルさんに言われるとめっちゃ痛い。


うっ。


堪えろ。おれ。












コンコン!

「魔王様。リーシェリルです。」


「入れ。」


「はい。行きますよ。」

口調は、戻っていたが、さっきのから胸が痛すぎる。



「魔王様。これです。」


「うむ。」






「とりあえず、、、

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