ゲームというもの
何か書きたくなったので書きました。
ノリと勢いで投稿しちゃいますので、どうぞよろしくお願いします!
ゲーム。それは非日常を体験できるもの。
僕たちは画面の向こう側に、色々なものを求めた。それは剣を振ってカッコ良く戦う戦士だったり、魔法をバンバン放って戦う魔法使いだったり。時には空を飛んだり、どこまでも走り回ったり……。
ゲームも初めは小さな四角い点の集まりだった。それも白黒の。それだけで色んな絵を描いていたんだ。やがて点に、色が付くようになった。それだけで書ける絵が増えた。そのうち、四角い点が四角じゃなくなって、もっと丸に近い形になった。そうしたら、絵がどんどんキレイになったんだ。
絵がキレイになるのと一緒に、ゲームでできることも増えた。最初は横から見る画面で飛んだり跳ねたりするだけだったのに、武器を持って何回も振ったり、攻撃のやり方が増えていった。すると、ゲームのジャンルが単なる ”アクション” とか "RPG" とかっていうくくりじゃ収められなくなった。
そういえば、ゲームの遊び方も変わっていったよね。元は画面にゲーム機をつないで遊んでいた。最初の変化は画面にタッチして遊べるようになったこと。そこから今度はコントローラーを振って遊べるようになり、やがてぐるりと見渡す全てがゲームの世界に見える ”VR” ができた。
そのVRも単純に見るだけだったものが、まるで自分がその世界にいるような感覚で感じて、見て、聞いて、触れられるようになった。それに、みんなが熱狂した。
今僕の目の前にも、VRの機械がある。VRで遊べるゲームが増えて幾星霜、色んなゲームが作られては消えていった。中には問題を引き起こすようなものもあったけど、その度に直して、また出して……。そうしてVRゲームは進化していった。
僕が買ったゲームは、日本の有名なRPGを作ってきた会社が、社運をかけて(そう宣伝で言ってたんだよ?)作ったものなんだそうだ。しかもその会社だけじゃなくって、RPGのシリーズを作ったことのある会社が幾つも集まって、全力で作り上げたとか……。
そのせいか宣伝もすごくて、日本だけじゃなくて海外でも結構な話題になった。『ついに日本人が本気出した、マジヤバイ』とか宣伝用の動画に、いくつもコメントが付いてたっけ。そのソフトを、僕も買うことができた。
もうゲーム自体は発売されて数か月くらい経ってるけど、ものすごい勢いでプレイ人口が増えているらしい。どんなゲームなのか、ドキドキする。ゲームを開けるときのあの感じ、すごく良いよなあ。
さあ、そろそろ始めよう。これは、VRゲームが生まれてしばらく、広く認知されるようになったちょっと未来、ゲームで遊ぶ人たちを巡る、そんなお話――。
ああ、次はキャラメイクだ……。
最近のゲーム、キャラクターメイクに何時間もかけられそうなの増えましたね。
でもフルフェイスの兜とかで覆っちゃうと意味ないという……。それでいいのか?