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第三章_クライマックスシナリオ_その2

         ◇

 クラナがペディティフェールと邂逅した同時刻、クラナがいる場よりもさらに離れ城が見えるほどに近い平原だった場所、既に破壊の傷痕が元の風景を壊している。

「ヒャハハハハハハハハ!! オラオラどォしたァ!!」

 黒いスーツの男が影を操りライラと戦闘している。

 黒い影を自由自在に形を変化させて攻撃を繰り返す。

「くっ…………はぁっ!!」

 腕を白銀に煌く竜の鉤爪に変化させてライラは応戦する。

 一撃一撃がおおよそ耐えうるのが致命的で影を受ける度に受け切れなかった影が大地を切り刻んだ。

「弱ェ! 弱ェぞオイ! この程度が竜だって言うのかァ!?」

 影を伸ばし、足場にして飛び回る。

「心底がっかりだぜェ? こんだけ弱ェとスァツラーの名が泣くぜ、なんなら手加減してやろォかァ?」

「そんなのはいらないわ「!!」

 足部分までも変化させて対応しようとするがスァツラーと名乗る男はそれを見切りライラの間合いには入ろうとしない。

「そォかそォか、じゃァ死ねよ」

 影を巨大な鎌の形に変形させてライラの首元へと振りぬく。

 ライラは大きく身を翻してその一撃を避ける。

「っ…………魔法も無しでよくもここまで…………!!」

「魔力をそのまま武器にすンのはてめェら魔族だけの特権じゃねェんだよ」

 静かにそう告げるスァツラーは身を翻したライラに対し影を複数の槍に変化させ突撃させる。

「ッあぁぁっ!!」

 致命傷ではないにせよ影の槍がライラの肩を貫き頬を掠める。

「オイオイ、竜の鱗一枚は戦士百人の魂だッつうのを聞いてたんだがよォ……ありゃぁ嘘だったのかァ?」

「それだけ貴方達が強くなっただけです……嬉しい限りですよ」

「あァ?」

 スァツラーの影が厚いギロチン状の刃となってライラへ撃ち放たれる。

 飛び掛る影の刃をライラは両手を使って掴みとめる。

 だが掴んだ影はギロチンの形状から溶けるように形を変えてライラの両腕に絡みつくように拘束した。

「なッ!?」

「今俺の耳がおかしくなけりゃぁよ――」

 スァツラーの両腕から影が伸び剣となる。

「嬉しいだと? 喧嘩売ってンのか」

 右と左、両方から挟み込むように影の剣を振るう。

 挟み込む影の剣の速度は速く、ライラが反応する頃には既に身に迫っていた。

 防ごうにも両腕は拘束され避けようにも後方へ下がるのは遅い。

 ライラは足を掬われるように自ら地面に倒れ込む。

 ビュオォッ!!

 ライラの頭上を二つの影の剣が通り過ぎる。

「這ったな?」

 スァツラーは右足を数センチあげ、地面を踏みつける。

 地に伏せたライラの下から複数の影が檻のように伸びライラの身体に捲きつく。

「あああぁぁっ!!」

 影が蛇のように全身に絡みつきライラを地面に固定する。

「なァ? 何で今嬉しいって言ったんだ、まるで理解できねェ、死ぬ前に教えろよ」

 完全に動けなくなったことを確認したスァツラーはライラへと近付く。

「ふふふ……私はね、貴方達人間が好きなのよ、こうして殺しあう戦場で貴方に殺されかける今でも全力を躊躇うほどにね……」

「甘ェな、涙が出らァ」

「えぇ…………自分のことは誰よりも理解してるわ」

「おう、じゃァその甘さに後悔しながら死になァ、最後にその顔を拝んでやるよ」

 スァツラーがライラの紙を鷲づかみにし自分の顔の高さまで持ち上げる。

「あとそれと――」

 ライラが呟く、顔は下を向き俯いたまま、スァツラーは影の刃を振りかざす。

「竜(ルビ:女)に気安く触ると火傷するわよ」

 顔を勢い良く上げて口元に展開された拳サイズの魔法陣をスァツラーに向ける、その魔法陣から高密度の炎が光線のように放たれた。

「チィッ!!」

 スァツラーは素早い反応で後方へと飛びよけようとするが避けきれずに左腕を犠牲にする。

「がぁッ!?」

「頭を燃やすつもりだったけど、まだ甘いわね私」

 ブレスが緩やかにに収まり青い焔が周囲を舞う、自身を拘束する影を焔が焼き消していく。

「テ……メェ…………」

「相手を舐めて慢心する人間達(ルビ:あなたたち)も好きよ、愚かだとは思わないわ」

 ライラの背から竜の翼が出現する。

「獣や昔の魔族(ルビ:私達)ではあり得ない、獲物が息絶えるまで決して手を止めないのに対し、狩りに悦楽を覚えて遊ぶ、悪いとは言わない、それがあってこその人間だと思うもの」

 スァツラーは肩口から失った左腕の傷口を影で塞ぐ。

「えぇ……私は大好きよ、貴方達人間が!! この上なく!!」

 ライラは両手を広げ受け入れるようなポーズで賛歌する。

「優しいから好き、強いから好き、勇敢だから好き、不屈で折れないから好き!! 酷く残酷だからでも好き、酷く弱いから好き、怯えて悲しむから好き、脆弱で心が折れる貴方達が大好きなの」

 右手の甲の傷を舐めとり恍惚とした表情でスァツラーを見詰める。

「こんなに好きなのに、こんなにも愛しているのに、触れることはできない、だから私は見守ることしかできなかった、こうして人の姿を真似ることすら難しい」

「化け物がッ……!!」

「えぇ、私は化物、人ならざる者、だからこそ人を愛しているのよ、壊したいほどに」

 傷口を塞いだ影を義手のように変化させ腕を形成するスァツラー。

「ごちゃちゃ狂った能書き垂れてンじゃねェぞ!!」

 影で形成された左腕を突き出し爪のような刃を形成し突撃する。

「あは、あははははは、ははははははははは」

 ライラの口から嬉しそうな笑いが溢れ出す。

「勇敢な貴方が好き、恐怖に打ち勝つ心を持つ貴方達が!!」

 一撃、二撃と竜の爪と影の爪が打ち合う。

 打ち合う度に火花が散り、衝撃が大地に伝わり、空気を振動させる。

「うぜェ!! 化物ごときが知った口聞いてンじゃねェぞ!!」

 左腕の連撃に加え足元から影が複数伸びてライラに襲い掛かる。

「そうね! 私はまだまだ貴方達を知らない! だから教えて頂戴!! 貴方達のことを!!」

 飛び掛る影を次々に竜の爪で薙ぎ払う。

 影は水に溶けるようにどんどんその数を減らしていく。

 ライラの爪は大地を揺るがすように叩き付けられ砂塵を舞い上げる。

「あらぁ」

 自身が巻き上げた砂塵で視界は塞がれスァツラーを見失った。

「ふふ、どこかしら」

 背中に生やした竜の羽を大きく広げ一度羽ばたく、砂塵は瞬く間に消え去った。

 だが砂塵が消え去るその瞬間にスァツラーはライラめがけて飛び掛る。

「死ねやァァァァァァァァァ!!」

 スァツラーの左腕を形成した影が鋭く尖る。

 ライラの皮膚を容易く切り裂いて鮮血が飛び出す前に生物として重要な器官を抉る。

 身体を貫通した腕が握っていたのは未だ脈打つ心臓。

 それをスァツラーは握りつぶした。

「どうだ――」

 確実に殺したと確信したスァツラーの腕を、ライラの両腕が捉える。

「あはぁ、つかまえた」

「マジ化物だなオイ、死んどけよ」

 掴まれた腕は影でできたもの、スァツラーは腕の形成をやめてとびのく。

 水を掴んだかのように手から影が零れスァツラーを逃してしまう。

「ふふ、いいわぁ、そうこなくっちゃ、人間だものねぇ、フフフフフフ」

 左胸から赤い血をドクドクと流しながらも尚立ち上がる。

「ホンットになァ、死ねよ、どうやりゃ死ぬんだよ」

「さぁ? 試したことないからわからないわ」

「そうか、じゃァ試してやる、まずは細切れだ」

 スァツラーの操る影が二つ四つと我ながら数を増やしライラへと襲い掛かる。

 右、左、さらには眼前からも影がライラを檻のように囲い迫る。

「私を捕まえたいならもうちょっと頑丈になりなさい!」

 ライラは竜の双腕で迫りくる影をなぎ払う。

 直前、ライラに四方から襲い掛かってきた影は霧散し、その奥に視線を移す。

 そこには球体を掲げほくそ笑むスァツラーの姿があった。

「魔を祓え、聖剣の因子」

 聖剣のもたらす光がライラに降り注ぐ。

「なぁっ……!?」

 光りに押されよろめく、その瞬間をスァツラーは見逃さなかった。

「ッハァ!!」

 姿勢を低く地面を蹴って一気に距離をつめる。

「だっ……めっ……」

 ライラの周りに魔法を構成する魔法陣が次々と現れてはガラスのように割れていく。

 それを見たスァツラーは思わず勝ち誇る。

「貰ったぜェ! 竜の首ィ!!」

 スァツラーの左腕になった影が形を変え分厚い刃となる、今度は防がれぬように。

 影の刃が今にもライラの首を刈り取ろうとする、しかし――

 ガギィ!!

 影の刃は動きを止められる、ライラの体の内側から肉体を破るようにして出てきた竜の尾によって。

「なン…………?」

 グジュリ、グシャ、グチュ。

 ライラの体を食い破るように影の刃を止めた正体が姿を現し始める。

 その姿はライラの人の姿には収まるはずの無い巨躯であり、その姿は人の構造をしておらず、白銀の光を纏った竜の姿だった。

『竜はその姿を捨てられない、ほかの魔族と違って肉体の構成そのものを変えられない』

 空気を振るわせる声が響く。

『だからあの天使の作った魔法で人の姿に化けていた、でも貴方はそれを壊してしまった』

 スァツラーには目の前に突如壁が現れたかのように思えた。

 しかし実態はビル程もあろうかといえる巨大な竜が立っているだけ。

「ハ、ハハハハハ!! いいねェ! 最初からそれで来いよ!!」

『この姿は好きじゃないの、気品も何も無い、人を畏怖させるだけ……』

「ヒ、ヒヒヒヒ、それでいいんだよテメェ等は、忌み嫌われるのがテメェ等魔族だ!! 永劫に人間の敵であり続ければいいンだよォ!!」

 スァツラーの顔に影が痣の様に覆う、影が肉体を覆い飲み込むようにどんどん膨れ上がってゆく。

「ヒハハハ、ハハハハハハハハ!!」

 ブォン!!

 ライラの白銀に煌く爪が銀の軌跡を描いて哂い喚く影を切り裂く。

 しかし裂いた影はまるで水同士がくっつくように再生する。

「《我は影、偽りと真実の狭間也》」

 漆黒の影から不気味な声が響く。

「《汝影掴む事叶わず、されど影は汝を闇へと誘う》」

「《嗚呼、恐れる無かれ、影は汝也、されば恐れる事はない》」

 詠唱を食い止めようとライラは眼前の影を引き裂き、貫き、尾を振り回す。

 されど影から響く詠唱は止まらない。

「《影は常に汝に寄り添っていたのだから、影は汝にとって一番親しいモノなのだから》」

 ライラにふと疑惑の思念が思い浮かんだ。

(私は何に攻撃している?)

 今まさに命のやり取り、死を賭した戦いをしていたはずだ。

 なのに何故かライラはそんな疑問を持ち始めた。

「《嗚呼、悲しきかな、自らを傷つけ何になるというのだ、さぁ刃を置け》」

 次第にライラの動きは緩やかに止まる。

 動きを止めたライラの巨躯へ影が寄り添うように近づき、やがてはライラの体へと入り込む。

「《さすれば安らかな死を与えん》」

 直後、龍の骨を砕き肉を断ち鱗を貫いて内部から無数の影の槍が生まれる。

 ライラの巨躯から黒い槍と赤い血が盛大に吹き出る。

 白銀に輝いていた竜の姿はもはや血の色で染まりきっていた。

「ゼェー……ヒヒ、ヒヒヒハハハハハ!! 殺った! 殺ってやったぜェ!!」

 スァツラーの切り札ともいえるべき魔法、それは自身を最も安全だと認識させること、相手の影となりそれは自分の影で害の無いものと思い込ませる。

 そうすることで相手は影を受け入れてしまう、受け入れれば最後先ほどのライラのように内部から相手を殺す事が出来る。

 スァツラーはこうして竜殺しを成し遂げた――はずだった。

「ァ…………?」

 まずスァツラーが気付いた事は笑おうとして笑えなかったこと、次に視点が大きく下がったこと。

 視点が下がった理由は簡単だった、鎖骨から下にあるべき肉体がなかったからだ。

 スァツラーは確かに竜殺しを成し遂げただろう、それは人々に賞賛され英雄詩にもなりうる偉業だ。

 ただそれが生きて帰った場合と完全に仕留めきった場合に限る。

 スァツラーが竜を甘く見ていたから、いや――ライラが異常だったのだ。

「《竜姫再誕》」

 ライラは確かに一度絶命した、ただそれだけだ。

 竜は繁殖を行わない、それ故の不死性と言ってもいいだろう。

「一度殺されたのは久々だわ……」

 スァツラーが倒れる向こう、立っていたのは人よりも小さい竜の姿。

 子竜ともとれる竜は息を荒げながらやがて倒れこんだ。

「当たってよかった…………」

 子竜の姿で放った最大限のブレス、それは慢心していたスァツラーの大半の肉体を消し飛ばしたのだった。

 倒れこんで起きる事もできない様子から子竜の姿ではそれが限界の行動のようだ。

「はぁ……誰か迎えに来てくれないかしら」

 小さく着いた溜息は風と共に消えた。


         ◇


 クラナやライラが戦闘を開始した時刻、アルデントは高高度を飛行していた。

 レイジスティアやスァツラー、ペディティフェール、果ては数万の軍すらアルデントの行動から目を逸らすための囮にすぎない。

 それだけアルデントの持つ聖剣とは決戦兵器であることを示す。

 聖剣一つで魔王と相対することができる、だからこそ捨て身であろうと魔王を倒す者達はアルデントに対し不満を漏らさない。

 飛行し、魔王の居る城が目視できたとき、アルデントは衝撃を受けた。

 物理的な衝撃、それも上か下へ向うベクトル。

 不意を打たれたアルデントは叫ぶ間もなく地面へと落ちていく。

 本来なら高高度から人が落ちれば死は免れないだろう、だがアルデントはこの世界での勇者の枠組を取得している。

 勇者であるならばこの程度の事象は……。

「痛ぁ…………」

 あまり効果は無い。

「今ので死なぬとは流石というべきか小僧」

 落下しながらも着地の体勢で地面にめり込んだアルデントに対し言葉を投げた男。

 執事服を身に纏いその動きには一切の無駄が無い。

 ヴェルドロッド、なのだが何故か彼の姿は普段の初老の男のようなものでなく、栄光よりも一回り歳を食ったような男の姿だった。

「この姿は長く持たん、手短に済ませるぞ」

 ヴェルドロッドが大地を蹴りおおよそ肉眼では捉えられないであろう速度でアルデントの背後へ回り首元へと拳を飛ばす。

「ォォォッ……!!」

 だがアルデントは頭で感付く前に体を動かしその一撃を防いだ。

 ガギィ!!

 拳と剣が打ち合ったには不可思議な音が鳴り響く。

「チッ……魔を祓えアルデバラン!!」

 聖剣から魔を祓う光が辺りを照らす、聖剣の光は魔を祓い魔族が有する魔力すら祓う、そして魔族は魔力を持って己の身体や、魔法を強化している。

 故にこの光を受けた大抵の魔族は大幅に力が弱まるのだ。

 光を受けたヴェルドロッドも同様、光を受け魔力を失い力は弱まる、はずだった。

「オオオォッ!!」

 ヴェルドロッドの回し蹴りがモロにアルデントへと直撃した。

「カハッ!?」

 回し蹴りを受け城の方向へと転がるアルデント。

「なっ……聖剣の光を浴びたはず……!!」

「我らが一度負けた手段に対して対策を講じてないと思っていたのか」

 姿勢を直し、直立でアルデントにそう告げるヴェルドロッド。

「敵の強さ上げすぎだろ、バランス調整ミスってるぜェ!!」

 アルデントは物怖じ一つせずヴェルドロッドへ突撃する。

 ギャリィ!! ガギィ!! ガァン!!

 聖剣と拳脚が打ち合い火花を散らす。

(全盛期のワシの肉体についきている……? いや、これは――)

 ヴェルドロッドがアルデントに対し講じた策は単純、魔力に頼らない肉体のみによる戦闘。

 だが衰えがあったヴェルドロッドがどのようにしてその肉体を得たのか。

(予想を超えている……!! 何故ここまでついてこれる! このままでは限界が……)

 ヴェルドロッドの持つ魔法は時の逆行、対象の状態を過去のものへと戻すもの。

 枯れた木を元の生い茂る木に戻し、壊れた物体を元に戻す事が出来る。

 但し一度得た結果は覆らない、枯れた木を戻してもいずれ同じ枯れ方をする。

 ヴェルドロッドはその魔法を自身にかけ全盛期時代の肉体を再現している。

 ヴェルドロッドにとっての全盛期とは初代魔王が大陸を支配していた頃、弱肉強食の格差社会の魔族でありながら常に魔王の隣の地位を築いた男。

 それでも、それでも尚アルデントに決定的な一撃が入らない。

 まるで運命が干渉するかのように致命的攻撃は防がれ、アルデントの攻撃は次第にヴェルドロッドへ掠めるほど迫っていく。

「ハァァッ!!」

 防御に回ったアルデントを思い切り蹴り付ける、想定通り剣の腹を盾にして防いでくるが関係ない。

「オオオオッ!!」

 そのまま脚を踏み抜いた。

「うあぁっ!?」

 強引に防御の上から踏み抜かれアルデントは大きくよろめいた。

「はぁっ!!」

 踏み抜いた脚を折り曲げた勢いで回転し後ろ回し蹴りをアルデントの顔面めがけて蹴り付ける、相手はよろめき体勢を崩していて防御のしようはずがないタイミングでの一撃、ヴェルドロッドは確実に入ったと確信した。



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