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魔王「勇者の顔を改めてよく見たら二重マブタだった件」  作者: 『冷やし勇者始めました。』読者の皆様。さんくすです!
3/11

そのさん 勇者と魔王と口説き文句 <R15??>

 拙作《冷やし勇者始めました。》の番外編でございます。この話だけ15禁な気がしなくもなかったので、短編投稿しました。PG-12くらいですかね……。どうなんでしょう。

魔王「魔王です」

勇者「勇者です」

魔王・勇者「今日は皆で乙女ゲーのキャラみたいなクサいセリフを考えてみました。」


魔王「・・・で? 乙女ゲーのキャラってどんなのよ」

勇者「お前に惚れた。ヤろう」キラキラを振りまきつつ


魔王「・・・、いや、ない」

勇者「なんでだよ。恋愛の過程をこれでもかって簡潔化し、結論だけを述べた素晴らしい台詞だろ」


魔王「先に結論述べてどうすんだよ。乙女ゲーというのは色恋の過程なのだ。《ヤろう》なんつったらたいていの女性は引くだろ」


勇者「お前ほんとに魔族? 実は中の人、人間なんじゃね?」

魔王「"中の人"などいないっ!?」


側近「魔王様は人間界を征服するに当たって、それはそれは熱心に人間心理を研究されたのです。

 競馬新聞から2ちゃんねるまでを毎日読み、新聞の投書欄に投書し、JAF-MATEのクロスワードパズルは欠かさず解き、CIAに履歴書を送り、株価のチェックも毎日欠かしません。

 その結果、今や魔王様は人間どもの影響を受けすぎ、初音ミクのファンになる始末。・・・ああ、おいたわしい」


勇者「ボーカロイドの曲が有線で流れてるの聞くと、テクノロジーの進化を実感する」

魔王「うむ。あれはよいものだ」


部下A「皆さん、ほら、ここに丁度いいバトンを見つけましたよ」

勇者「バトンって、ブログとか個人サイトで出回るアレ?」


側近「そのようですね。初めのお題はーー"雪"」

勇者「あなたはまるで雪のようだーーヤろう」


魔王「勇者よ……」

部下A「勇者さん…。」


勇者「なんだよ!? 俺にこう言われてオチない異性はいないって!?」

魔王「……いや、しかしな。ソレはどうなのだ」


部下A「そうですよ勇者さん。口説き台詞っていうのはもっと雰囲気出すものじゃないんですか?」

勇者「む~、なんだよ。じゃあ部下A、考えてみろよ」


部下A「ええっ? えええ~?」

魔王「雪……か。儚いな。ヤろう」


部下A「魔王様っ!!? 勇者さんのと大して変わってませんよっ!?」


勇者「まあいいや次~。"月"」

魔王「最近ツイてないんだーー、お前のあげまんで俺をツイた男にしてくれ」

側近「この作品をR-15にしてきたほうがよろしいでしょうか。」


勇者「お前、最近太ったね。顔が満月みたいだゼ☆」

部下A「口説いてませんっ!? それ、口説いてませんってば!?」


魔王「次いくぞ~、"花"」

部下A「スルーですかっ!?」


勇者「お前のあれを見せてくれ」

部下A「口説くどころか変態ですよっ!? キーワードはどこに行っちゃったんですかっ!?」


魔王「俺が花ならーーお前は虫だ。せいぜいそうやって地面を這い回っているがいい……」蔑んだ目

部下A「口説くハズの相手を見下してどうするんですっ!?」


側近「次は"鳥"ですね」

勇者「お前が鳥なら……、俺は音速爆撃機だ。……ぜってえ負けねえ」

部下A「速さで競り合わないでくださいよっ!?」


魔王「お前が鳥ならーー、俺は果実だ」

部下A「……おっ?」

勇者「消化されてお前のフンになり、大地に落ちて芽吹くーー」キラキラ


魔王「そうそれ。それが言いたかった!」

側近「……くくくく」


部下A「……はぁ。次はですねー、"風"」

勇者・魔王「「最近カゼ気味なんだーー、看病してくれ。……おっと、純白ミニスカのナース衣装を忘れるな」」


部下A「なんで一字一句の違いもなくハモるんですかっ!? ーーあ~、もう。次行きましょう、次。」


側近「……"無"。」

勇者「俺は無だーーお前がいなけりゃ存在意義もないーー、そんな悲しい奴なんだ」

魔王「くっくっく、人間よ、自分の無力さに呑まれ、苦しみのた打つが良い……」


部下A「……僕、もう疲れました。側近様、あとはお願いします」


側近「次はーー、光、ですね」

勇者「トイレの電球切れちゃった。魔王買ってきて」

魔王「よかろう。俺様にジャンケンで勝てたら、トイレの電球を半分だけ替えてやろう……」

部下A「どーやってトイレの電球を半分だけ替えるつもりなんですか……」


側近「"水"」

勇者「しょんべん行きてえ」

魔王「俺もだ」

部下A「……お二人とも、早く行ってきたらどうですか」


側近「"火"」

勇者「ファイヤー!! 俺の拳は真っ赤に燃えているゥ!」

魔王「うむ。燃えているぞ」


側近「"時"」

勇者「俺は忙しいんだ! お前に付き合っているヒマはないっ!」

魔王「……フッ。俺様に勝てたらーーそうだな。世界の半分とーー」


部下A・勇者・側近「半分と?」

魔王「……、……、……。バッカ、こんな台詞恥ずかしくて言えるワケがなかろう!!?」


部下A「そういう主旨のバトンなんですよ~、ほらほら、魔王様っ」


魔王「俺様の目覚まし時計を半分やるから俺の嫁になって下さい」

側近「なぜ半分なのですか……、気前よく全て差し上げたらどうなのです」


魔王「全部あげたらそれっきりではないかっ!? だから全部半分こにするのだっ!!」


部下A「魔王様のさびしんぼう……」

側近「本当に思い切りの悪い方ですね……」

魔王「うー、う~」


勇者「お前の目覚まし時計半分なんて誰が欲しがるんだよ……」

Thanks for your read !


↓↓↓ 元になったバトンです。



【注意】


これは常人には精神ダメージがかなり大きいバトンです。

見る時は5回ほど深呼吸をし、覚悟を決めてから見てください。


以下のキーワードを絡める(もしくは連想させる)

口説き台詞を自分で考え、悶えながら回答して下さい。

答える生け贄もとい勇気ある人々にこの言葉を送ります。


【恥を捨てろ、考えるな】


*リアルで言ったら変人扱いされるようなキザ台詞推奨*


■キーワード1 『雪』

■キーワード2 『月』

■キーワード3 『花』

■キーワード4 『鳥』

■キーワード5 『風』

■キーワード6 『無』

■キーワード7 『光』

■キーワード8 『水』

■キーワード9 『火』

■キーワード10『時』

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