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魔王「勇者の顔を改めてよく見たら二重マブタだった件」  作者: 『冷やし勇者始めました。』読者の皆様。さんくすです!
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なぜなに質問コーナー! ~解答編

募集編は↓

http://ncode.syosetu.com/n7751bh/94/


【質問コーナー】~解答編~


勇者「勇者と、」

魔王「サブリナの!」

勇者・サブリナ「「質問コーナ~」」どんどんぱふぱふ~


勇者「今日は、アイスランド在住の、すばるんさんからお便りをいただきました!」

サブリナ「マジか! アイスランドか! 温泉だな!?」


勇者「住人は、数ヵ国ぺらぺらが普通だって噂だね」

サブリナ「ジオロジカル・ロマンの島だな!」


勇者「きっと、すばるんも、お肌ツルツルに違いない」

サブリナ「なんで?」


勇者「温泉の泥を肌に塗るといいんだって!」


サブリナ「マジか~。俺もお肌ツルツルになりたい」

勇者「俺も俺も。」


サブリナ「お肌ツルツルはロマンだな」

勇者「だな」


サブリナ「ところでお便りは?」

勇者「…あっ、忘れてた。いけねぇ、いけねぇ。」ごそごそ


勇者「『何故人はあらゆるものの頂点に立とうとするのでしょうか?』」


サブリナ・勇者「「…えっ?」」

サブリナ「…えぇええ? なに。お前、何かの頂点に立ったことある?」


勇者「ねえよ! あるわけねえだろ! 俺の人生負け組だよ! なーんもいいことねえよッ! ーーだからな、魔王倒して一旗上げられねぇかなぁって勇者になったんだよ俺」


サブリナ「俺もね~。幼稚園のころ、かけっこで一番になったのな」

勇者「おっ、それ頂点じゃん」


サブリナ「だけどさ、後ろ振り返っちゃったのな」

勇者「…えっ。なんで?」


サブリナ「あっ、前に誰もいないじゃんって思って。えっ、俺、いちばんでいいの? これ間違えてない? って思っちゃったの」


勇者「へ~。そんなもんかね」

サブリナ「うんうん。振り返ったら、その間に次々抜かれてね。結局、ビリだったなぁ…」


勇者「あ~…。…ごめんな? 悪い事訊いて?」

サブリナ「いや、いいって。俺、それがきっかけで魔王になろうって思ったから」


勇者「あっ、そうなの? かけっこで負けて?」

魔王「うん。人間ども滅ぼせば、俺がオンリーワンになれるじゃん? 遊園地とかも、もう並ばなくていいし」


勇者「それ、遊具を動かすひともいないだろ」

魔王「…えっ、うそ、ほんと? あれ、人力で動かしてたの?」


勇者「そうだよ? ーーったく。魔王はそんなことも知らねぇんだな」

魔王「ふはははは! 世間知らずだからな!」


勇者「…で、何だっけ?」

魔王「だから、『あらゆるものの頂点に』…」


勇者「あー、それな! それそれ! うん。覚えてるよー、覚えてる! 美味しいごはん作ってくれたすばるんのことは俺覚えてる!」


勇者「あのな、すばるん。頂点ってのはな、なかなかなれないんだよ。なるのが難しい」

サブリナ「だからこそ我々は」


勇者「そう。頂点を、目指すんだ」

サブリナ「頂点を目指すのは、きっと|人間の本能(human instinct)なんだ」


サブリナ「夢を見、理想を語る」

勇者「常に上を、よりよいものを求めるからこそーー」


勇者・サブリナ「「人間は、月に立てたのだ」」


サブリナ「頂点を目指す人間が生き残ってきた」

勇者「つまり、頂点を目指さなければ、生き残れなかった」


勇者「……」

魔王「……」


勇者「…なーんてな?」

魔王「やだなー、これちょっと恥ずかしいなコレ!」


勇者「そうだよ! すばるんの質問は、ちょっとアダルティーだね。オトナ向け!」

魔王「よっしゃ。じゃあ俺も頂点目指してがんばるかな」


勇者「ほどほどにな」

魔王「なんでだよ。超がんばるから応援してくれよなっ☆」


勇者「やだっつーの」


「終!」


勇者「質問はまだまだ募集中だよ! 感想かメッセージから受け付けています☆」

魔王「アイスランドからしか送られてこねーって」

勇者「お肌ツルツルー!」


※ すばるんさま、ありがとです!(*^^*) アイスランドはジョーク(?)ですにょ! ※

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