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資料File:1 現状

2/5 改訂完了


えっと・・・

MG2のオープニングみたいなものです。

 2024年、国連は世界核兵器制限条約を制定、核兵器はその数を減らし、2029年までに確認されているだけで、アメリカが19発、ロシアが21発、北朝鮮などの2010年までに核兵器を所持していた国はそれぞれ1~3発となった。

 しかし、廃棄核弾頭の管理はずさんをきわめ、MUF(マフ、核物質不明量)も発生していた。


 2026年、さらに国連は大規模な軍備縮小条約を制定、反対はなく、日本の自衛隊を含め、全ての国の軍事力は従来の3分の2程度にまで縮小された。


しかし、条約の中にPMCに関する記述は一切なかった。


各国は自国防衛のため、PMCを相次いで採用、PMCの市場は拡大し、今や世界の軍事力の4分の1はPMCが握るほどになった。


 国家間での軍事紛争は年々減り、世界は平和へと向かっていた。

 しかし、戦うことでしか生きられない者達は、急速にその場を失いつつあった・・・



2029年、中東のある地域が自治国家設立を宣言した。


アヒナビ共和国・・・


表向きはその名前でよばれた。


しかし、ある一部の傭兵達にはこうよばれていた。


Army`s continent(アーミーズコンティネント、兵士たちの大地)・・・ 


そこには、行き場を失った兵士や軍事科学者たちが静かにあつまってきていた・・・




2031年5月 アメリカのCIAは、アヒナビ共和国に潜入させていたスパイから、ある情報を入手する。



―アヒナビ共和国で兵士たちに不穏な動きがあり、さらには核兵器が開発されている―



 事態を重く見たアメリカは、このことを極秘裏にロシアやイギリスなど、友好、又は中立関係にある全ての国にも伝えた。しかし、情報の真偽がわからない以上、こちらから動き出すことはできなかった・・・



同年9月、ついにアヒナビ共和国が隣国へと宣戦布告、さらにアメリカやロシアなどの核兵器を持つ軍事大国に対して、核兵器で脅しをかけてきた。 それに応じ、世界中のPMCの半分近くがアヒナビ共和国側に移り、世界各国が自国防衛の力を弱めてしまう。

 国連は、アヒナビ共和国に対し直ちに行動を止め、核兵器を廃絶するよう通告。しかし共和国はそれに応じず、さらには国連軍を出せば核を使うとまで言ってきた。


内部から破壊するしかない・・・


国連は、唯一内部情報を入手していたアメリカに事態の解決を依頼した・・・





以上

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