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9話妹との再会。

おまけ要素で身体測定があるけど。

残念でした野郎ども!特に(´∀`*)ウフフ展開はないのですの

side真央

「はぁ~・・・退屈」

お兄ちゃんは良くわからないけどある事情でこっちに帰ってこれないらしい。全く、どこに行ってるんだか。

と、そのとき私のケータイのバイブが振動した。・・・意味は無いけどマナーモードのままだっけ。とりあえずケータイを手に取り、電話に出る。・・・あ、お兄ちゃんからだ。

『真央、今家か?』

との質問に

「そうだけど・・・・どうしたの?」

ぐらいで返しておく。

『今すぐリビングの窓を開けてくれ』

・・・・普通に玄関から入れば良いのに。

「はいはい、開けましたよ~・・・って何この猫!?」

窓をあけると、三毛猫が入ってきた

『ああ、ちゃんとりこはそっちに行ったか』

・・・・本当に猫なんだ。って、猫が階段をあがってお兄ちゃんの部屋に入っていく。

「猫ちゃん、そっちはお兄ちゃんの部屋だよ?」

と、いいながら猫に付いて行く。

「はぁ・・・・あなたも猫ちゃんって呼ぶんですねー」

「へ?」

今この家には私と猫しか射ない筈。・・・もしかして、この猫?

「ちょっとゆうの部屋から出てもらえますかー?」

「はぁ・・・」

釈然としないけど、部屋から出る。そしてまだ通話中のお兄ちゃんに説明してもらおう。

『あぁ~そっか、まぁ心配しなくても大丈夫・・・・だと思うよ?最近知ったけど猫って喋るみたいだし』

・・・・だめだ。お兄ちゃんまでおかしくなってる。

「普通は喋らないよ!」

「まぁ、喋る他にも姿も人間に近くできますからねー。てな訳でよろしくお願いしますねー」

・・・そこにいたのは栗色?の髪に猫耳、尻尾まで生やした私と同じぐらいの少女。・・・・どっかで見た事ある服を着てる・・・

「っは!その服はショッピングモールのマネキンが着てた!?」

確かそうだったきがする。・・・・最後が2年ぐらい前だけど

「マネキンが着てたかは分かりませんけど、確かにゆうが買ってくれた服ですねー」

・・・・私がほしいって言った時即効で却下したのに・・・

『ん?あぁ・・・今からりこと買いに行ってくるか?』

無神経なお兄ちゃんの提案

「お兄ちゃんが買ってくれたわけじゃないからいい」

と、返しておく。

『そっか・・・・真央、ちょっと俺の部屋に入ってくれるか?』

突然なにを言い出すんだか。でも、お兄ちゃんの頼みだから入ってみる。

「はいったよ」

『そっか、それじゃ、押入れの中の左奥の緑のテープで留めてあるダンボールを出してくれ』

私は良くわからないけど言われたとおり押入れを開け、左奥のダンボールを引き出す。と、まるで見てるかのように

『そのダンボールを開けてみ』

といわれた。

中には、私がお兄ちゃんにプレゼントしたぬいぐるみやら小さいころに一緒に遊んでもらったお人形さん・・・(私が捨てたはずのもの)、私の手作り絵本などいろいろ入ってた。その一番下に紙袋に何かが入っているのに気づく。

「お兄ちゃん、これは?」

『開けて良いよ、それお父さんがたまにくれたお小遣い使って買っておいたやつだから』

中に入ってたのは洋服。・・・・お父さんにお願いしたけど高からで却下されたやつ。値段にして確か上下14万の。

「お兄ちゃん、何で?」

と、聞いてみると。

『そりゃ・・・・妹のあそこまで拗ねた顔見れば兄としては買ってやらないとな』

私だって見るまで忘れてた物をお兄ちゃんは・・・・

「あ、そろそろ良いですかねー?」

痺れを切らした猫・・・りこさん

「うん!早くお兄ちゃんに会いたくなっちゃった」

「それじゃあそこに立ってくださいねー・・・服ちゃんと持っておいたほうがいいですよー」

ギュッ・・・・服を抱きしめ。目をつぶる


sideゆう

喜んでくれたかな?まぁいっか。・・・・電話の電源を切る。

「ゆうちゃんもおつな真似するね」

と、静利。

「まぁな・・・・さて、と朝のトレーニングの時間過ぎてるじゃねぇか。俺はもう行くけどどうする?」

と、静利に声をかける。・・・・ここにいるなら鍵を渡してしまいたいところ。

「もちろんついていくよ?あと、トレーニング見ながらで良いからちょっと見てほしいものがあるんだけど」

「俺の目は2つも無い・・・いや、あるか」

「ゆうちゃんって時々ずれてるよね?」

・・・・ずれているのはお前じゃないのか?


「兄貴!姉御!おつかれさまです!」

・・・・ははは、と笑う事しかできない。・・・・そいやぁ、こっちに来てから実はもう10日以上経ってる。GWも終わってるじゃねぇか。

「今日は姉貴はどこですか!」

と、おっさん’sが聞いてくる。

「りこは野暮用。あ、明日から開戦だから筋肉痛にならない程度にがんばってね」

と、トレーニングに戻るように指揮する

「んで、静利は何のようだ?」

と、さっき言っていた見せたいものについて聞いてみる。

「あ、これこれ」

といって出してきたのはpsp

「狩りか?」

「そうじゃなくてね、みんなのステータスを見たいな。って思って。身体測定をしたいんだけど・・・・だめかな?」

と、聞かれても・・・りこが許可するか・・・・いや、するかな?

「いんじゃないか?呼ぼうか?」

「おねがいっ!」

とのこと。

「みんな、いったん中止。いきなりだけど、身長とか測りたい。Aチームからきてくれるか?あ、w~zは静利にやってもらってくれ」


それじゃあ身長(その他もろもろ)測るぞー。おし、次、という流れを4人繰り返してから。

「身長はオリエンヌ、体重はアレク、能力は俺がやるから、ミシェルは記録したのを纏める、ジェイは終わったら次のチームを呼んできてくれ」

と、指示を出しておく。

「ういっす兄貴、男磨かせてもらいやす!」

不平不満をこぼすようなやからがいなくて助かる。っと、その時、ケータイが鳴った。

「どうした?」

『あ、ゆうですかー。どこにいるんです?』

とのこと。あぁ・・・・置いてきちまったな。

「今、静利の案で身体測定をしているんだ俺が男やってるから、東棟の2階に静利がいるから真央と一緒にやってくれ」

『シンタイソクテイ?ってなんです?』

『身長とか・・・体重とか』

ピッっと俺は通話を切った。これ以上聞いてたら後で殺される。

そこでBチーム、が来て、流れが出来て即終了。


広場に戻ると、静利、りこ、真央が完璧疲れている。

「なにがあったんだよ・・・」

と聞くと、

「測りたくないという人が多数出てきてですねー。主に体重とか胸囲?とか」

発育というものに疎いりこが説明してくれた・・・・切ったいみねぇー

「ま、3人ともお疲れさん」

「んで・・・・真央はもうその服なのか?」

と、真央を見ながら言う。

「お兄ちゃんが買ってくれた服だからね」

とのこと。

「明日から大変だけど、まぁ、真央は気にしなくても大丈夫」

・・・・忘れかけてたけど明日から開戦だ。出来るだけ真央を巻き込まないようにしないとな


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