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3話ゲーム大会

今回、モンハンネタが入ってきます。


ここは真っ暗な世界。

俺しかいない、本当に無の世界。

いつも見る夢だ。だけど今日は寂しいとはなぜか思わなかった。

・・・・・昨日も思わなかったかもしれない。だけど、こんな暗闇がやさしいと感じたのは初めてだと思う。

何だろう。いつもは何もないのに、そこに何かがある、という感じがする。普通は気味悪く思うかもしれないけど、俺は思わなかった。

近づいて分かったのは棺であること。その中に人・・・多分女の子が眠っていること。

 俺が手を伸ばし、触れたか触れてないかのところでー


ー目を覚ました。

「ゆう、おはよー」

っといつもながらに可愛らしい微笑みを見せてくれるのはりこ。

「ゆうちゃん、おはよ。」

・・・・二度と見れないと思っていた幼馴染の顔。

「おう、おはよう」

っとおれは返す。

 りこが今日の予定を話す。

・城への帰還

・俺と静利の住民登録、及び即位式(予定)

らしい。

「それじゃあゆう、静利さん?さっさと馬車に乗りましょうか」

そして、宿の厩舎から馬引き連れてやってきた・・・いいのかよ?

「猫ちゃんが頼んだとき笑顔でおっけーだしてたよ?」

本人が嫌がっているが今でも猫ちゃんと呼ぶ。・・・・こいつ、自分が半分猫だって忘れてるんじゃないだろうか?

 宿主の確認も取れたところで、馬車に乗り込む。馬を操るのは勿論りこ。その隣には俺がいて、・・・・静利は後ろでゲームをしている。・・・胡坐を掻きながら。

「ゆうはどうしてこっちに座ってるんですかー?」

っと、走り始めて20分ぐらいたった時だろうか、不意にりこが尋ねてきた

「どうしてだ?」

迷惑だったのだろうか?

「いえー、迷惑ではなくてですねー。折角静利さんと2人で話せるチャンスでしたのに、こっちに来るとは思ってなくてですねー」

っと、飽きれたように言ってくる。なるほど、気を使ったのに棒に振るった感じになってしまったのか。

「そうだなー・・・・静利も話したがらないと思うし、静利が生きているなら安心したつーか、それ以上を別に望まなくてもいいかな?って思っちまったからかな?」

「ふーん・・・・そうゆうもんですかー・・・」

っと、少し不機嫌な、りこ。

「勿論、りこの傍に居たいって気持ちもあったけどな。」

っと、フォローも入れておく。

「ななな、何いってるんですかー!///」

っと取り乱すりこ。

・・・・そして沈黙の時間。ああ・・・・後ろで笑いながらゲームやってる静利が羨ましい。

「あ、そこの橋の前で一端止まりますよ」

と、りこが急停止しないためにスピードを緩めながら。

「どうした?」

っと俺の尋ねに。検問ですよーっと答えてから、馬車を降りた。

 りこは門番?まぁそんな感じの人と話している。その様子を見ていたら不意に後ろから手が伸びて

・・・・首を絞められた。

「静利、なにしやがる。」

っと、腕を振り払い聞いてみる。

「ゆうちゃん、欲しい素材があるの。手伝って?」

最後にハートでも付きそうな声音。素材とは勿論ゲーム、モン○ンだ。・・・・誰だ、悶々だのモンメン(ポケ○ン)だの思ったやつは。

「んで、素材って何だ?」

「火竜の逆鱗」

「一人で行って来い。」

「ひどい!」

っと、弾けた様に言う。・・・・こいつは下手だけどゲームが大好きなのだ。どんなに死んでも、ゲームオーバーの文字が浮かんでも嬉々としてやっている。それを協力プレーで補ってやるのが日課だった。

火竜の逆鱗・・・・確かにとり難いんだよな。しょうがない。

「すぐ終わらせるからさっさとオンライン集会所に居ろよ?」

「ありがと、ゆうちゃん大好き!愛してる!」

といって頬にキスをしてくる。・・・前からの癖?で、俺に対してだけ頬にキスをする。

「上位でかまわないよな?」

と、照れを隠すように俺。

「ゆうちゃんが守ってくれるんでしょ?♪」

とご機嫌の様子。これは、昔・・・小学生の時か?に、・・・・また今度でいいや。まぁ、約束したことだ。【ゲームでもリアルでもお前の事は守ってやる】・・・一回守れなかったんだけどな。・・・・現実で。

 そして狩りは終了。静利は尻尾からも、落し物でも出なかった。・・・・何故か紅玉が3つ取れたことはスルー・・・

「報酬♪報酬♪」

これは、報酬時にいいのが出る(迷信)の言葉らしい。

「わぁ・・・・逆鱗が出ないーねぇ、ゆうちゃんは出た?」

勿論クエスト一回で一個出れば俺もうれしい限りだが、今回は俺もでなかった。

「ほら、ねぇよ」

と、pspの画面を静利に見せてやり、嘘じゃないことを明かす。

「へへへ・・・ほんとだ。お揃いだね」

なぜ上機嫌になるのかは解らない。

「私もでなかった・・・・グスン」

勿論泣いているわけじゃなく、言葉で発している。そして静利の画面を見て泣きそうになったのはまた違うお話。

「おや、たのしそうですねー」

と、世間話の終わったりこ。

「りこもやるか?」

っと、pspをひとつ出す。

「そうですねー・・・・ゆっくりしてからじゃないと無理ですけど、時間があったらやりたいですねー」

っと、手綱を持ってりこが苦笑する。

 そして、また馬車は発進する。

「それにしても以外でしたよ。あれがゆうと静利さんの付き合い方だったんですねー」

っと、都にはいってからりこが言う。

「まぁな、でも落ち着いたらお前もやってみるといいと思うよ」

っと、返す俺。

「私は守ってくれるんですか?」

大体聞こえてたのか。・・・・猫の聴覚甘く見すぎた。

「大体ではなく全てですけどねー」

・・・・なんもいえねぇ

「まぁ、守れるなら守るぞ?俺は」

と、何気ない一言でも、りこはボンッと音を立てるかのように顔が赤くなる。

 そのまま何も言わずに・・・・城にたどり着いた。安土城みたいなのではなく、西洋風の・・・女の子が憧れるみたいなやつ。

「さて、着きましたよー」

っと、りこは静利(ついでに俺)に言い降りていった。

「これ(馬車)は?」

と、俺が尋ねると

「後で片付けの者がやってくるので平気ですよー」

と、なにを当たり前のことを?と、聞いてくるりこ。

 ・・・・そして、部屋を教えられ寛ぐ俺。・・・・・そして何故かメイドさんがいる。

ちなみに俺だけなのはまぁ・・・男だから?

「紅茶を淹れました。どうぞ御きつろぎ下さいませ」

と、ティーカップを勧められる。

「ありがとな。・・・・それと、普通には出来ないか?」

と、聞いてみる。

「普通・・・とは?」

普通の概念がないらしい。まぁ、生まれた時からメイドらしいから当たり前っちゃー当たり前だが。

「いや、話しやすい口調でいいかな。って思っただけ」

「そうですか。では、このままで。折角の御好意を無にしてしまい申し訳ございません」

っと、一礼。

「いや、気にしなくていいよ。それより、紅茶おいしいね。」

っと、一口のんで言う。よく、俺はパックの紅茶派だからーとかうやつが居たが、比べ物にならないぐらい美味い。

「ありがとうございます」

と、一礼。・・・・凄く綺麗だな。と思う。

そこに、コンコンッっとノックと、許可前にドアを開ける静利。

「逆鱗取りに。いこ?」

開口一番がこれだ。はぁ・・・・とため息をつくおれ。

「それが、ゲーム・・・・と、呼ばれるものですか?」

と、静利の片手に持っている物をみて、メイドさん。

「そうだよっ」

と、上機嫌な静利が、色々とメイドさんに教える。仕事の邪魔になるだろうと思った俺は

「それじゃ、行くか」

と、りこを呼びに行く。

 部屋・・・王室?の前には、無断で入るな。用件はノックしてから。と書いてあった。・・・・小さくゆうは別と書いてあった。

なので特に気にせず、

「りこ、いるか?」

と、ドアを開くと、モン○ンの説明書と、pspの説明書を熟読しながらpspを動かすりこが居た。

余程集中しているのか、俺が入ったのにさえ気づいていない。

「あれ?電源が落ちてしまいましたねー・・・・これは・・・」

っとあの分厚い取り説を1ページから見ていく。

「・・・・バッテリーの電池が尽きたんだろ?」

っと、俺は飽きれながらいう

「あ、ゆう。着てくれたんですねーうれしい限りですよー」

と、はにかみながらりこ。・・・・慌てたりはしないのだろうか?

「まぁな、どうだ?」

っと、山積みの取り説を見ながら聞く。

「何とか、双剣の使い方はわかりましたねー・・・でも、画面がつかなく・・・・」

と、悲しそうなりこ

「充電してやればいいじゃん」

と、返す

「じゅう・・・・でん?」

あれ?電気の概念は無い?

「えっと、俺たちの世界じゃ明かりは電気なのは知ってるか?」

「えぇ・・・・電気を飼いならしているんですよね?」

ちがーう!!!っと叫びたくなるのを堪え

「電気は生物じゃないからな。」

すねるようにりこは・・・・やはり科学は難しいですねー。っといっていた

「まぁ、慣れていけばいいよ。こっちの世界でも良いところは発展して欲しいしな」

・・・・・発展は人を堕落させていくって言葉があったような無かったようなだな。。。

「それで、どうすればいいですか?電撃を浴びせればいいですかー?」

こええええ・・・・(汗)

「それじゃデータも飛ぶしpspも壊れる」

「ではどうすればー?」

ちょっと貸してみ。と、軽くいい、慣れた手つきで電池パックを交換する。

・・・この電池パック、静利の改造品である。電気の許容量が数倍あり、すごく小さなボタンだが、押せば電池の残量も見れる。

そして電池パックをソーラーパネルのついた入れ物の中に入れる。もちろん充電器。これも改造品だからどこにも売っていないし見かけることもない・・・・と思う。

「ほら、これでつくだろ?これからはここのランプが点滅したらいえよ?」

と、いうと、関心したように

「わぁ・・・・ほんとですねー。いつでも頼りますねー。」

「おう・・・・っとそろそろ静利が怒りそうだから、中庭に行こうか」

と、すんでの所で思い出し、静利の待つ中庭へ

次はモンハンネタが大幅に入ってきます。

むしろ大部分です。

タイトルに話数を入れ忘れてました

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