31/40
第三十一話
「……鬼は刀を振り下ろしたあと、どこかへ消えたよ。」
不思議そうな顔をしている僕に、たこすんが教えてくれる。
「なるほど。」
ん〜、一度攻撃したら消えちゃうのかな?
でも攻撃は当たらなかったらしいけど。
当たらなくても攻撃したらアウトってこと?
僕は鬼の出現条件などを考えてみたが、なかなか考えがまとまらず苦戦する。
「あそこに階段があるよ。」
僕が考えていると、男の子が言った。
たしかに、下へと続く階段があるのが見える。
あんな階段あったかな。
僕たちは箱のことはあとにして、一度階段の下まで降りてみることにした。




