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第二十四話
「いてて……。」
僕は手で腰をさする。
どうやら落ちた拍子に腰をぶつけてしまったようだ。
上手く立てずに困っていると男の子が僕に手を差し出した。
「大丈夫ですか?」
僕は男の子の手を取ると男の子に引っ張ってもらい、その場に立ち上がった。
「ありがとう。」
僕は男の子にお礼を言う。
それにしてもだいぶ深くまで落ちてきてしまっていたようだ。
頭上に落ちてきたであろう穴があるものの、穴の先は見えなかった。
そのとき、僕はタコスたちの存在を思い出した。
急いで周りを見渡すと足を怪我してしまったであろうたこきれと、それを心配しているたこすんがいだ。




