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第二十一話
僕は男の子に言った。
最初は警戒していたものの、男の子は一緒に探すと言ってくれた。
笑いを必死にこらえているたこきれ。
どうせお前自分のことお兄ちゃんって言ってるのかみたいなこと考えてるんだろ。
わかってるんだからな。
それにしても男の子、胸に傷があるけど痛くないのかな。
男の子の胸には深い傷が刻まれている。
とりあえず僕たちは近くを歩いて回った。
男の子の言う大切なものとは一体何なのだろうか。
わからないが、見つけたら教えてくれるだろう。
そう思った僕は大切なものが見つかるまでつきそうことにした。




