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第二十話
てかこれからどうしよ。
いま両肩にタコスが乗ってるんだけど、二人とも道わかってなさそうなんだよね。
困ったな。
魔王はいまいないし。
まじでどうしよ。
僕が森の中をさまよっていると、小さな男の子がいるのが見えた。
目を擦りながら歩いている。
もしかして泣いてるのかな。
僕は男の子のところまで行くとその子に話しかけた。
「泣いてどうしたの?迷子?」
男の子はいきなり話しかけられて困惑していた。
それになんだか怯えている。
「え、えと、大切なもの、落としちゃって……。」
男の子は言った。
「じゃあお兄ちゃんと一緒に探そう!」




