決戦は夏だそうだ
迷わず買ったソーダ
夏はまだ来ないようだ
仕方ないから待ってようか
2人きりの砂浜
秘密を教える
ことは容易いけども
秘密を守り続けることは
どうして難しいのか
学者でさえも口を滑らせるんだ
「あの人は実は」
誠実さが聞いて呆れるよな
守る価値もないかい、こんな地球人は
「そうでもない」という
君はソーダを一口飲んでいう
侵略が始まったら
ちゃんと助けにきてくれるよね?
そう問いかけると君は呆れた顔
「自分だけ助かろうとするなよ」
おっしゃる通りだけれど
蝉はまだ鳴かない
迷わず買ったソーダ
奴らはまだ来ないようだ
仕方ないから待ってたんだ
2人は手を繋いだ