なろうランキングに飽きた人がやってみた新しい暇つぶしの遊び方
なろうランキングを眺めてたら思いついた。
最近のなろうランキングがほぼ変わらない事は皆さんもご存知だと思う。
変わったとしても、似たような作品がランキングを占領して、本当に新しくて面白い作品はごく少数。このような状況では、ランキングを見る理由は作品を探すためではなく、ただ暇つぶしの為に見ている人が多くなってると思う。少なくとも私は時間つぶしの為にランキングを適当に眺めていた。
このような状況の中、私は新しいランキングの使い方を思いついた。それは、ctrl + F で適当なキーワードを検索することだ。ただ、より面白くするため、検索する前に、どのくらいヒットするかを予想することで、ゲーム性を作り出している。
例えば、今日、七月二十八日、四時時点でのランキングを眺めて思ったのが、「もう遅い」がついている作品が多いことだ。だから検索してみた結果、21個のヒットがでた。
今度は、なかなかブームが終わらない「悪役令嬢」を検索してみた。今回は100のヒットがでると予想して検索した結果、108という、まあまあ近い結果が出た。
ほかにも、貴族でもよくメインになっている印象がある伯爵を検索してみた。「もう遅い」と似たような頻度で見かけると思うため、20を予想した。しかし、「もう遅い」とは異なり、内容欄でも何回も連呼しているため、二倍以上の55という結果だった。
伯爵以外にも、公爵や、侯爵を検索してみた。悪役令嬢の立場がよく公爵だという印象があるため、少なくとも侯爵よりは多いと考えて、公爵は50、侯爵は20だと予想する。結果、公爵は72とまあまあ外れて、侯爵は25とまあまあ当たった。
もし、他の人とやる場合、「まあまあ」や「結構」等、あやふやな結果では、比べることは難しいだろう。その為、ポイント制にするべきだろう。しかし、ただ単純に引き算でポイントを計算したら、「悪役令嬢」みたいなメジャーな単語を正確に当てなければいけない為、無理ゲーになってしまう。だから、引き算で出した結果を、検索した結果で割るべきだ。そうすれば、検索結果の多い単語の時は、ミスしてもいい割合が増える。この出た結果は、大きい数字ほど予想よりも外れていて、小さい数字ほど予想が当たっていることを意味している。
例として、悪役令嬢のポイントを計算してみよう。まず、予想と結果を引いて、8が出る。もし負の数になった場合、マイナスサインを消して、正の数にする。そして、出た数字を結果で割る。この場合、0.08になる。伯爵の時は、0.64と悪役令嬢と比べたら結構間違えたことがわかる。公爵は0.31で、侯爵は0.20と侯爵の方が当たっていることがわかる。
もし他の人と遊ぶ場合、合計した数字が一番少ない人ほど予想が当たっている。しかし、もしゲーム性をさらに出したい場合、出た結果を合計して一に一番近い人が優勝ということもできる。例えば、私がした予想を全部足した場合、1.23という結果になる。他の人が私と同じ四回予想して0.75が出た場合、私よりも予想が近かったにもかかわらず、私のほうが一に近いため、私の勝ちだ。
この場合、このようなつまらない時間つぶしに付き合ってくれる友達がいるのが一番困難だと思う。少なくとも私にはそのような人はいない。
ただ、冷静に考えるとやっぱり似たような作品が結構出てるからこそ、悪役令嬢の検索は百近くの結果がでたわけだ。つまり、なろうのランキングはやっぱり中々去らない「ざまぁ」ブームに占領されていることが、この暇つぶしのゲームを通じてわかる。