口の悪い師匠(美少女)と毒舌な弟子(美青年)
魔女シルフィーは、滅多に姿を見せることはなく、仕事は大雑把で、そのくせ口が悪い。それなのに魔女や魔法使いたちの誰もが彼女に一目置いているのは、どんな魔法でも使いこなす膨大な量の知識と、彼女の可愛らしい姿からは想像できない程の怪物じみた強さのせいだった。
そんな彼女が、何十年か振りの強制招集に仕方なく、本当に仕方なく行くと、
「かくかくしかじかってことで、この人間を魔法使いにしてくれないかな☆」
と、魔術協会の会長に人間の青年を預けられた。
報酬に目がくらんだシルフィーは、彼の師匠になることにした。
「ねぇ師匠、僕、師匠を超える魔法使いになりたいんだけど」
「はぁ?何だよ、絶対ヤダ
…師匠を睨む弟子がどこにいる」
お互いに、“どうやって相手に一泡ふかせてやろうか”って考えてる師匠と弟子の話。
そのうち妙に息が合うことが分かって、なんか気持ち悪いとか思ってる。
二人とも、顔は良いけど口が悪い。
そんな彼女が、何十年か振りの強制招集に仕方なく、本当に仕方なく行くと、
「かくかくしかじかってことで、この人間を魔法使いにしてくれないかな☆」
と、魔術協会の会長に人間の青年を預けられた。
報酬に目がくらんだシルフィーは、彼の師匠になることにした。
「ねぇ師匠、僕、師匠を超える魔法使いになりたいんだけど」
「はぁ?何だよ、絶対ヤダ
…師匠を睨む弟子がどこにいる」
お互いに、“どうやって相手に一泡ふかせてやろうか”って考えてる師匠と弟子の話。
そのうち妙に息が合うことが分かって、なんか気持ち悪いとか思ってる。
二人とも、顔は良いけど口が悪い。
「魔女は今日も独り」
2021/05/11 21:30
(改)
人間と魔法使い
2021/05/10 21:54