第10話 同族?
ステータスからMPの項目が抜け落ちていたので修正しました。
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名前:久遠秋
種族:異質同体人間
Lv3
MP :31
物攻 :48
物防 :32
魔攻 :28
魔防 :26
敏捷 :45
固有能力
:強奪Lv1 :スライム化
能力
無し
称号
異質同体人間
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──僕はその後も進み続けた。
コボルトの棍棒を使い、次々とでてくるモンスターを殺して喰って、殺して喰って──今は一番の最初の部屋から数えて13番目の部屋の前に居る。
嫌な気配がするのと、13と言う不吉な数字に怯え、部屋の前で燻っているのだ。
進まなければ僕に未来はないと言うのに。
ちなみに一つ目の部屋からここまで一直線だった。 隠し扉や隠し通路などを探したりもしたけどまったく何にもない。
だから進まなければいけないんだ。
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名前:久遠秋
種族:異質同体人間
Lv14
MP :135
物攻 :154
物防 :148
魔攻 :137
魔防 :134
敏捷 :150
固有能力
:強奪Lv1 【スライム化】【角兎化】【単眼蝙蝠化】【殺人狼化】【毒蛇化】【大百足化】【水怪鳥化】【爪猿化】
能力
無し
称号
異質同体人間
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僕は強くなった。
コボルト相手に油断して四苦八苦していた頃よりも圧倒的に。
僕は進む。
前に。
地獄にも思える部屋へ。
部屋の中に静かに佇むそれは
───異形だった
───僕にはそれがなんと呼ばれる生物なのかすぐに分かった
────産まれもった自分の種を捨て、自らの体に他の種を宿す存在
──────異質同体