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01 初めての道

時速30km/h

舗装された道路を自動車に乗って移動することに慣れた私達にとってはなんてことない速さだ。

だけどそんな世界の住人ではない彼女にとっては……


「ひゃぁ......」


車は未舗装の道を上下に揺れながら、しかし確実にタイヤが地面を掴みながら走っている。

巻き上げた小石の音や、車内の内装品が揺れて大きな音を立てる。


「こ......これ、本当に大丈夫なんですか!?」

「こんな速さで走る乗り物があるなんて......」


助手席で涙目になりながら、目の前のハンドルにギュッとしがみついている彼女は言った。


「速度落としたほうが危険かな」


そう言って私はサイドミラーに映るオオカミのような怪物を見た。


「このままの速度でも何とかなりそうだけど後ろから煽られるのは嫌だからなぁ」


幸い、道路は舗装こそされてないものの平らで真っ直ぐな道だ。


「それじゃあ速度を上げるよ」

「そ、そんあ...」


しがみついているハンドルを更にギュッと握った彼女を横目に私はアクセルを踏み込んだ。

初めての投稿になります。

拙い文章になると思いますがよろしくおねがいします。

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