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ラノベ作家と予言の書  作者: ふりまじん
アストラル トリップ
28/56

ワンドのプリンセス

完成したワンドのプリンセスは、なかなかのハンサムだった。

ワンドのプリンセスは、北極のアジア圏をさしているので、日本人女性風の姿をしていた。

美しい黒髪を、逆立てたツインテールにして、前髪をハードジェルで固めて持ち上げる…80年代風味の髪型のイナセな女性だ。


祭りの衣裳を思わせるように胸をさらしで巻いて、ボンタンと呼ばれた80年代のパンツに編みあげのロングブーツ姿。

黒の詰め襟のマントを、まるで昭和の不良の学ランのようにラフにかけています。

マントは、当時の不良を思わせる赤い裏地に金糸の刺繍の虎が刺されていて、 虎の尻尾は、コートの襟へと続き、襟の虎革と連結していました。


確かに、『トートのタロット』のプリンセスですね( ̄〜 ̄;

私は、謎の頭飾りをつけ、虎と漂うワンドのプリンセスを思い出した。


「我は流出界(アッィルド)の姫。

聖四文字(テトラグラマトン)のCをもつもの。」

ワンドのプリンセスは、若々しい張りのある声でそう叫んだ。


「聖四文字…C…ですか?」

私は、嫌な予感を感じる。

聖四文字(テトラグラマトン)は、YHVH…ヤハウエを意味すると、ゴールデンドーンは決めていた…はずですが。


「いいのっ。Cで(>_<。)

ついでに、彼女の名前はシトシンよっ。」


作者は赤面しながら言った。


聖四文字…4文字でシトシンときたら…


私は、盛り込みすぎる設定に不安を感じ始めた。


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