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乙女ゲームは終わったの‼︎  作者: Märchen
10歳〜商売開始〜
10/23

現状とお金(Zzz)

「う〜ん」


母を家まで送り届け、簡単に身体を清めた私は布団の中でうんうん唸っていた。


前皇妃の事を聞いてからゲームと現実の差異を挙げてみるが、何となくきな臭い、全てその通りでないのは良い事であるのだが、私達の立ち位置は微妙である 警戒するに越した事はない。


特に公爵嫡男の結婚とその子供、騎士団長のその後、そしてあの森に向かう時に感じたナニカ


これには最大の警戒が必要だ、ナニカが監視の類いだったら大変である。


「うにぃー」


すやすやと安らかに眠るフェル。


その横に眠る母の目には涙の跡が残り、痛ましい。


月明かりに照らされた美女と美幼女は以前より肉がついた様にも見える。


(2人を守る為にも、まずは余裕を作らないとね)


ラストスから始まりラストスパンに繋がる、だが私にはまだ前世の記憶という最大の武器がある。

薬草もパンも簡単に真似できてしまう、ならば私にしか出来ない事で商売をすればいいのだ。


今この国は少しずつ荒れ始めている。


その理由は正妃であるヒロイン達の散財と一部税金の異常な上げ下げによる経済と政治の混乱だとあの常連さんが例の苦々しい顔で教えてくれた(正直一応平民の幼女に話す内容では無い)

前皇妃も前皇帝も動かない 否 動けないとなると幽閉されている可能性すらあると言い、皇太子のイアン様とその側近がこの国の希望だと言う。


それにしても噂にしては国の内情に詳しすぎる。

常連さんが只者では無いのか、それともこの国の実情が垂れ流しになる程荒れていると言うのか。


常連さんが只者でないなら何者なのか、私達に情報を流したりするのは?宿屋に通っているのは監視なのか?


まだ商売が始まったばかりの一市民でありながら微妙な位置の私達には何時、何処で陰謀や戦争にまきこまれるか分からない。

でもお金があれば最悪海外に逃げる事だって出来るだろう、兎に角お金が足りない、圧倒的に、たくさん・・・ためて・・・いつか・・・。



「うにゅー・・・がんばらないと・・・」


難しい事考えてたら寝ちゃいます、子供ですし。

作者もなけなしの脳酷使して頑張っていつか完結さ・・・せ・・・Zzz

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