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100→1サバイバル!~異世界の中で生き残れ!~  作者: 七無空間創設者:魔符侍
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#23.近づく影とさらなる因縁

~七無空間運営~


X「早いペースとはいえ、共闘する奴らがいるのは前代未聞だな…これは処置を取るべきか…」


アレン「もう少し様子を見ましょう…おや?77番が2番、24番、28番の方へ向かおうとしていますね…」


X「多分また合流の類だろ…」


エド「しかしそれ以上にすごい勢いで77番の元へ向かう者がいますよ?」


X「ほう…?」

砂のエリア…

ここでは龍化した白黒と怒りに満ちたヴァジェスタスが戦っていた…


しかし龍化した白黒のパワーはヴァジェスタスを圧倒していたのだ…


ヴァジェ「くっ…私が圧倒されるとは…だが私にも意地がある…!!」


白黒「ふんふんふ~ん♪とどめさしてええか?」


白黒は鼻歌まじりでヴァジェスタスの討伐を狙っている。


ヴァジェ「鼻歌を歌いながら戦うとは非常識な…!」


白黒がまさに鉤爪でとどめを刺そうとした時だった…


突然、白黒の動きが鈍くなった。


ヴァジェ「何だ!?」


白黒の目には疲れの色が見えている。

ヴァジェスタスは戸惑いながらも様子を伺った。


白黒「あかん…もう無理。疲れてもうた…じゃ、帰るわ♪」


白黒の龍化は長くもって5分。タイムリミットが来てしまったのだ…

ヴァジェスタスはまだ戸惑っているようだった。


ヴァジェ「疲れた…?帰る…??どういうことだ!?途中で帰るとは非常識な!」


龍化の解けた白黒は地面に大の字になって倒れている。


白黒「あーあ負けや負け!で、どうすんの?殺す?」


白黒の投げやりな態度にヴァジェスタスは呆れた表情をしている。


ヴァジェ「まったく…では最後に一つ聞いてあげましょう…君の望みは何なのですか?」


ヴァジェスタスの問いに白黒は大の字に寝転んだまま答えた。


白黒「そうやな…ゆっくり寝て、ゲームをすることやね…」


ヴァジェスタスはまた呆れた表情を見せた。


ヴァジェ「まったく…君という人は…くだらない……では、ゲームオーバーです…」


ヴァジェスタスは戦いの際に拾ったレイピアで白黒の身体を一突きした。

白黒は多少喘ぎながら消えていった…


砂のエリアに一人残されたヴァジェスタスは風のエリアを睨んだ。

そこに『彼』がいるのだ…


『砂のエリアにて26番脱落(30番)』


一方風のエリア…


キラがヴァルグラン、采、sayaの方へ合流しようとしていた。


キラ「今合流すれば、きっと有利になるはずだ…」


キラがさらに進んだその時だった…


???「うおらっ!!!」


キラ「!?」


何者かがキラに向かって何かを投げつけてきたのだ。

キラは間一髪でそれをかわしたが、ユーフから貰ったトラバサミの1つがその物体に持って行かれた。

かわされた謎の物はそれはトラバサミと共に木に鋭く突き刺さったようだ。


キラ「これは…針…?」


キラがその物体を見ると、それは針だった。

だが、ただの針ではない…


キラ「!?」


刺さっていたトラバサミがドロドロに溶け始めたのだ。

そう。毒針だ。


キラ「くっ…どこだ…どこにいるんだ…?」


毒針を投げてきた相手を探すキラだったが、その間もなく毒針がまた飛んできた。


キラ「くそっ!」


毒針はキラのわずか右にそれていった。


針は木に刺さったが木は溶けない。

キラは毒針の飛んできた方向にライラック色の袋を投げつけた。


???「ぎゃあああ!!?」


袋は何者かに命中し、ポンッ!という音と共に爆発した。

何者かは木の上から落下してきた。


???「このー!よくもやりやがったな!?」


何者かの正体は15歳くらいの少年で、まるでミツバチにもスズメバチにも見えるような服を着ている。


キラ「あんたは…誰だ?」


キラの問いに男は逆に質問で返してきた。


男「お前こそ何を考えていた?まさか、あの群れに合流しようとしてるんじゃあるまいな?」


キラ「ふん…そう考えて何が悪い?」


男はキラの返答に謎の殺意を放ってるようだ。


男「やはりな!俺は恋愛反対同盟第三幹部兼登録ナンバー064!バンブル・ビー!虫を愛する男だ!」


キラ「それと俺の合流することに何の関係があるんだ…?」


キラは冷静にバンブル・ビーを見ている。

ビーは片手に毒針を構えながらキラを睨んだ。


ビー「恋愛反対同盟隊長の命により他の男と女が団体行動するものも排除することになっている!よって貴様を排除させていただく!」


ビーは多少無茶苦茶な所もあるように思えるが本気だった。

眼には怨念の色が見え隠れしている。


キラ「無茶苦茶を言う奴だな…だがあんたは何を目的にして参加しているんだ…?」


ビーはキラの問いにキョトンとしている。

その問いによってビーの殺意は消えたようだった。


ビー「え?これって俺が最後まで生き残ったらそれで終わりじゃないの?」


キラ「何も考えてなかったのか…?一応だが最後まで生き残れば望みが叶うかもしれないんだぞ…?」


ビーは少しの間何かを考えた後、ハッとしたように思いついたようだ。


ビー「それなら俺は森林伐採する奴を全滅させてほしいと願うよ!」


彼の答えにキラは少し戸惑ったようだ。


キラ「え?カップルとかを滅するんじゃなくてか…?」


ビーはキラの問いにまたキョトンとしている。


ビー「それはおまけだよ?だいたい無理に入れられたようなもんだし…確かに俺はそういう奴らは嫌いだけどそれ以上に虫の住処を奪う奴らの方が嫌いだからさ、それがまあ生き残ればって話なのは知ってるけど…」


ビーは苦笑いでキラと話している。


キラ「そ、そうか…」


2人が話している一方で、采、saya、ヴァルグランはというと…


ヴァル「いいか?もしそのお堅い吸血鬼に会って、望みを聞かれたなら思い切り悪いことを望め…」


采・saya「えっ?」


2人は戸惑っている。

しかしヴァルグランの眼はいつも以上に真剣だ。


采「でもどうして?」


ヴァル「奴は…説明めんどいからこれ読め」


ヴァルグランは物憂げに2人に赤い本を渡した。


その本には『吸血鬼世界』という金色の文字が刻まれている…

2人は恐る恐る本を開いた…


=本の中身=

かつて我々吸血鬼の世界では2種族の吸血鬼たちが爵位を狙い争っていた…

1種は正統派を根強く貫くアンゲレス、もう1種は反正統派とも言われるディモネスだ。

彼らは血を吸う種族という他には逆の特性を持つ。

アンゲレスは『善き心を持つ者』の血を好み、ディモネスは『悪しき心を持つ者』の血を好む。

アンゲレスの苦手とするものは吸血鬼に似たもので、主に十字架やニンニクといった類だ。しかしディモネスにそれは通用しない。

そんなある日、ディモネスのヴァルグランが爵位を得た。アンゲレスの吸血鬼はその爵位獲得を不服に思い彼を排除しようとしたのだが…


書かれていたのはこれだけで、残りは文字のかすれやページ破れによって読めなかった…


采「つまり、ヴァルさんはディモネス…?の方なんだね?」


ヴァルグランは岩の上でコクリと頷いた。


saya「じゃあ私たちの血がマズいって言ったのも私たちが良い心を持っていたからということですか…?」


ヴァルグランはまた頷いた。


2人は少し考えた後、互いに頷いた。


采「わかった!じゃあ飛びっきり悪いこと思い浮かべるね!」


saya「私も!」


ヴァル「命が惜しいなら頼んだぜ…ここも危ないから移動するぞ…奴がこちらに飛んできてる…」


2人「うん!」


3人はその場を後にした。

ヴァルグランは気に入った岩を左肩に担ぎながら、そして2人は悪いことを考えながら…

~氷のエリア~


『氷のエリアにて40番脱落(19番)』


19「お疲れ様でした…これで残りは四十…???…まあ幾らでもいいでしょう」


~風のエリア~


ビー「知ってるかな?バンブルビーは英語でマルハナバチって意味らしいよ!」


キラ「じゃあその服はマルハナバチがモチーフか?」


ビー「その予定だったけど、黒が足りないから仕方なくミツバチにしたんだ…」


キラ「そうか…」


~お待たせしました空中~


60B「はーいこちらは空中の60Bでーす…って言うとでも思ったか!早くおろせって!なんで俺だけこんなに空飛んでんの!?謎だよね!?俺63キロあるんだよ!?」


A.ネタ要員という噂があるから


60B「誰がネタ要員だ誰が!こうなったらこのまま優勝してやるからな!それなら皆が喜ぶはずだ!そうだろ!?」


A.知りません


60B「よし、生き残ったら願いを『お前を消す』ということにしといてやる…というわけで誰かおーろーしーてー!!!」

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