#16.虚、そして懲悪
~風のエリア~
ヴァル「ZZZ」
采「まさか本当に寝ちゃうなんて…」
saya「そんな時に襲われたらどうするんだろう…;」
~水のエリア~
???「なるほど…この地形から考えるにこのエリアは…水没しかけている!」
ザバーン!!!
???「イーヒッ!!!冷たい!この冷たさは研究対象外だった…!」
ここは火のエリア…
このエリアで一旦停止と19番の男(?)が戦っていた…
一旦「クッ!やるじゃねえか!」
19?「やれやれ…私に傷一つつけられないとは…貴方は既に終わっています…」
一旦「そうはいくかァ!」
一旦停止は自分の持つライフルを一か八かで放った。銃弾は19番(?)の左足の甲を直撃した。
19?「ぐっ!?」
19番(?)は突然の事態に膝から崩れ落ちた。
一旦「ハッハッハッハ!19番て言っても大したことねえなあ!」
一旦停止は邪悪な笑みを見せている。
19?「さて、それはどうでしょうか…」
一旦「あァ!?」
一旦停止は何が何だかわかっていないようだ。
19番(?)は何故か不敵な笑みを見せている。
19?「貴方は既に終わったのです…!」
19番(?)が突然何かを引っ張る素振りを見せた。それと同時に一旦停止の足元からトラバサミが現れ、一旦停止の足に噛みついた。
一旦「!!?」
19?「やれやれ…貴方もまだまだですね…では、終わりの時間です…」
19番(?)はポケットから一丁の拳銃を取り出した。
一旦「チッ!」
一旦停止は最後の力を振り絞り、ライフルを放った。
それと同時に19番(?)も拳銃を放った。
一旦「ッ!!!」
拳銃の銃弾は一旦停止の胸を貫通していた。
一方ライフルの弾は19番(?)の顔をかすめていった。
それと同時に何かがはがれる音がした。
19?「あっ!?」
一旦「お前…!!?」
一旦停止の目の前にいたのは19番ではなかった…
ユー「やれやれ…接着剤が弱すぎたかなぁ…」
ユーフだ。
変装の得意だった彼が19番に変装していた姿だったのだ。
一旦停止は自分が戦っていた相手が19番ではなかったこと、ましてや19番でない相手に負けてしまったことの悔しさがあふれ出てきていた。
一旦「…くそっ!……ちくしょう…!!!」
一旦停止は涙ながら、そして声もほとんど出ないまま倒れこむと光となって空へと消えていった…
ユー「ごめんよ…ばれないまま強者との敗戦をと思ってたんだけどな…」
ユーフは光を見送ると、撃たれた左足をかばいながらその場に座り込んだ。火薬のにおいが少しだけ心に虚しさを届けているような感覚がユーフを襲った。
『火のエリアにて97番脱落(75番)』
場所は変わりここは闇のエリア…
ここではラリカが黒い石を探していた…
ラリカ「ラーメン食べたい!黒い石でてこーい!」
ラリカがちょうどエリアの端に来た時だった。
突然彼女の前に煙が立ち込めた。
ラリカ「な、何!?」
驚く彼女をさらに驚かせるように謎の笑い声がどこからともなく響いた。
ラリカ「どこ!?どこにいるの!!?」
ラリカは問いかけるが笑い声はやまない。
そう思った次の瞬間、彼女の前に謎のシルクハットが現れた。
ラリカ「ぼ、帽子!?」
帽子「君!今黒い石を探してるね?」
ラリカ「は、はい!」
慌てて回答するラリカにシルクハットは更に問いかけてきた。
帽子「では、今私が君に黒い石を与えると言ったらどうするかね?」
ラリカ「えっ!?くれるんですか!?」
千載一遇のチャンスだ!ラリカはそう思った。
だが何か胡散臭い感じもしている。
ラリカ「それは欲しいですけど…」
シルクハットはそれを聞いて空中でくるんと宙返りした。
帽子「素晴らしい!では君に最後のQuestionだ!」
ラリカ「はい!」
シルクハットの声は生き生きとしている。
ラリカは少し疑いながらもシルクハットに耳を傾けている。
帽子「君は今、青い石を幾ら持っているかね?」
ラリカ「えっ…?青い石?」
ラリカは自分のバッグから石を取り出して、青い石を探し始めた。
その瞬間だった。
シルクハットの中からいきなり突風が吹き荒れ、ラリカを吹き飛ばしてしまった。
ラリカ「きゃああっ!」
帽子「ハッハッハッハッハ!そう簡単にやると思ったら大間違いだ!この石は全て私が頂くことにする!ではまた会おう!」
シルクハットはラリカの持っていた石を吸い込むと別のエリアへ逃げるために空中で回転し始めた。。
ラリカ「逃がさない!」
ラリカはとっさに自分の矢をシルクハットに向けて放った。
矢は見事にシルクハットを貫いた。
帽子「グエエエッ!」
シルクハットは断末魔のような叫びをあげると力なく地面に落ちてきた。
ラリカ「私の石を返してよー!」
ラリカは得意な格闘技をシルクハット相手に食らわせながら石の返還を求めた。
穴のあいたシルクハットはピクリとも動かずにただ「痛いです」と言うだけだった。
ラリカ「じゃないともう一本撃っちゃうよ?」
ラリカは黒い表情を浮かべてシルクハットに脅しをかけた。
シルクハットは脅しにビビったのか急に動き出して中からラリカの石を吐き出した。
ラリカ「えっと?1、2、3…あれ?黒い石が1個足りないよ?」
シルクハットは怒ったように飛びあがった。
帽子「おい待て!きっかり返したじゃないか!何に問題があるんだ!?」
ラリカは黒い笑顔を見せた。
シルクハットにはさらに殺気が見えているようだ。
帽子「ごめんなさいいっこたりませんでしたねはいどうぞ」
シルクハットはまるで感情を失ったロボットのように早口で話すと黒い石をラリカに1個渡した。
ラリカ「わかればいいの!じゃ、またね!」
ラリカはしめしめと言った表情で食事販売所へと走って行った。
ラリカが去って行った後、シルクハットの中から男が出てきた。
やはりラリカの殺気が頭から離れないのかかなり震えている。
男「あの娘怖い…このロシ、新たに恐怖が生まれてしまったみたいだ…もう二度と会いたくないぞ!」
ロシと名乗った男はラリカと反対方向へと走って行った。
しかもかなりの猛ダッシュだ。
ラリカに打たれて穴のあいてしまったシルクハットはころんと地面に転がったままだった…
~闇のエリア~
ラリカ「ん~!やっぱりラーメンは美味しい!最後の石が心優しい帽子から貰えるなんてね♪」
~水のエリア~
27「ハァ…ハァ…さすがに水上までは追って来れないだろう…あ~俺が岩の上に飛び乗るくらいのジャンプ力持っててよかった…」
バシャシャシャシャシャ…
27「え…?嘘…」
鬼フレ「27バンハッケン、タダチニハイジョスル」
27「何で水上走れるのーっ!!?」
27番万事休すか!?
~いつもの空中~
60B「だーれーかー!!!おーろーせー!!!ってかいつまで俺はこうやって飛ばされなきゃいけないの!?」
※安心してよネタよ…もとい自称鳥さん。時期に落ちるはずだから♪
60B「おい!今完全にネタ要員って言おうとしたよな!これは作者の陰謀か!?」
※そんな発言は受け付けておりません(ネタ要員だなんて言ってませんよ?)
60B「わかっとるわい!…ってなわけで助けてー!!!(いや絶対に言いました)」




