#12.馬鹿と天才は紙一重?
~雷のエリア~
グラス「さてと…次は砂のエリアを排除しようか…」
ユー「…」
グラス『哀れなヤツだ…手ごたえもないし、所詮雑魚か…』
ここは光のエリア…
saya「チョコ…おいしい…」
sayaは白い石と交換したチョコをほおばっている。
ほんのりととろけるような甘さが口いっぱいに広がっていく…
その時、近くから物音がした…
saya「だ、誰…ですか?」
sayaが恐る恐る尋ねても返事がない…
ただガサガサと音がするだけだ…
saya「うぅ…;怖いよう…;もしかして19番がこっちに来たのかな…」
sayaは恐る恐る草むらを見つめた。
すると、草むらからは19番ではなく、別の男が出てきた。
saya「キャッ!」
男「おらあ!覚悟!」
男が飛びかかろうとした時だった…
ドドドドドド…
ものすごい地響きとともに地面を激しくたたくような音がこちらへと向かってくる!
男「何だぁ!?」
saya『今のうちに!』
sayaは近くの草むらに身を隠した。
男が地響きの方向を見たとき、男と鬼のような形相で斧をぶんぶん振り回す男が男の方へ向かってきている。
男「…俺もここまでか…」
男は何もかもを捨てたかのようにその場に立った。
27「もう…もう追うのはやめて…くれよ…」
鬼フレ「キコエナイナ、ナニヲイッテイルノカ、ワカラナイヨ」
27番は男を避けたが、鬼神フレッドは斧で男を真っ二つにして27番を追っていった。
男は真っ二つになりながら、光と化して消えていった…
saya「さっきの人…19番より怖いかも…;」
『光のエリアにて5番脱落(21番)』
場所は変わりここは火のエリア…
一旦「俺とlibraが組めば最強だぜェ…クックック…」
libra「獲物発見!食らいな!」
libraはエアガンを発射した。獲物と言われた男は間一髪でかわしたが、一旦停止の撃った弾にあたってしまい、そのまま倒れてしまった。
一旦「ざまァみろ!」
libra「ハッハッハッハ!」
轟音と共に自分たちが倒した記録が空に浮かんだ。
『火のエリアにて93番脱落(97番)』
一旦「またまた俺の名が浮かんだぜ!」
libra「次は俺の番だな!アイツなんかどうだろう?」
一旦「いいねえ…」
次に狙われた男は一旦停止の存在に気づいている。
一旦停止を警戒しながらもピストルを構えている…
標的の男「マフィアの為にも…あの男は撃ちぬく…」
一旦「さらばだァ!」
標的の男「クッ!」
両者の銃弾の音が響いた。
どうやら相殺だ。
しかし標的の男は胸から血を流して倒れこんだ。libraが後ろから一発撃っていたのだ…
一旦「ザンネンでした!」
標的の男「やはり…今回もダメだったか…九一に…一発撃ちこんどきたかったぜ…人が滅びる前に…」
男は意味深な言葉を残すと光となって消えていった。
一旦「アハハハハ!!!また頂いたぜ!」
libra「俺もようやく初ヒットだ!」
『火のエリアにて50番脱落(7番)』
???「気に食わないな……風のエリアを目指す前にまずはこいつらの目を覚ましてやるか…」
草むらの陰になりながら何者かがlibraの背後へと回っていった…
???「容赦は…しない…!」
またしても場所は変わり、ここは砂のエリア…
催眠で操り人形となったユーフから全速力で逃れてきた60Bが砂地獄にはまっていた。
60B「ギャース!誰か助けてー!!!出られないー!!!」
そこにまたグラスとユーフが現れた…
60B「ゲッ!」
グラス「また会ったね…」
60B「やべえって!誰かー!!!」
60Bは必死に走るが砂で滑って前へと進めない!
グラス「…やれ」
ユー「…」
ユーフは表情一つ変えないままナイフを構えた。
60B「うわ待て待て待て!はぶぁ!!!」
60Bは派手に転んだ。
同時に命の終わりも感じた…
60B「俺の命ももはやこれまで…」
グラス「終わりだ」
ユーフはナイフを60Bに突き刺した。
60B「うっ!」
60Bは苦しんだ…ふりをした。
60B「悪いけど俺は元体操部なんだ…だからナイフなんざ簡単によけれるぜ!」
ユーフは戸惑っている。そしてナイフは流砂に呑まれてなくなった。
ユーフは60Bに殴りかかったが60Bは驚異の柔軟体でかわしてゆく…
グラス「仕方ない…ならキミもボクの下僕にしてやるよ!」
グラスは指をパチンと鳴らした。
60Bは異空間に飛ばされた感覚を覚えた。
60B「え…?」
グラス「キミも彼のように下僕になってもらうよ…!」
60Bは一瞬くらっとした。
しかし…
60B「…?あれ?なんともないぞ?」
グラス「そんなばかな!」
グラスは何度も指を鳴らすが60Bは催眠にかからない。
60B「どうしたんだい?全然効かないみたいだけど?」
60Bはユーフのパンチをよけつつも催眠を受けている。
グラス「何故だ!?何故かからない!!?いったい何故!!?」
グラスは冷静さを失っている。その時、ハッとした。
グラス『ボクの催眠は天才、トラウマを持つ者にかかりやすい…ということはコイツは天才ではない上に、強いトラウマも無いと言うことか!くっ!無駄な労力か!』
ユーフは60Bに襲い掛かっているが、あたらない…
グラス「もうやめだ!いくぞ下僕!このゴミは最後のメインディッシュとしてとっておこう!」
ユーフは表情は変えないままグラスについていった。
60B「助かった…のか…ふぅ…よかった…」
しかし60Bが安心するのも束の間…ここは砂のエリア…更に60Bは砂地獄にはまっている…
60B「安心じゃなかった!誰かー!!!お助けー!!!」
60Bの声は砂のエリアにこだまするだけだった…;
~闇のエリア~
27「あーもう!!!いい加減にやめてくれよー!!!」
鬼フレ「ワハハハハハ!スリトドロボウハコロスノガイイ!バイバイ♪27ノオニイサン♪」
~水のエリア~
一条寺「おっ!かかった!」
ハルト「次こそ!」
一条寺「ほっ!」
ザバアッ!!!
一条寺「…」
ハルト「あぁ…;」
一条寺「今度はツナ缶かよ…;」




