↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

三つ子の恋愛とその後

作者: レモン
掲載日:2026/10/23

三人の姉妹がいた。長女が、克子。次女が、育子。三女が、律子。3人とも、無事、20歳の成人式を迎えられた。

 長女の克子は、体が弱かったが、なんとか、晴れの日を迎えた。克子は、頭がよく、東京の有名女子短大に進んだ。性格は、とても、人情味があって、優しくて、姉御肌だった。東京での生活を、謳歌していた。

 次女の育子は、高校を出て、すぐに働いた。少し、甘えん坊気質があった。太っていることが、コンプレックスだった。

 三女の律子は、しっかり者で、何でもできる子だった。商業高校を出て、経理事務所に、働いていた。

 三人三様の生活をしていたが、成人式ということもあり、3人が集まった。久しぶりのことだった。三つ子ということもあり、話さなくても、通じる部分があって、すぐに、お互いの気持ちが、理解できていた。

 3人とも、おめかしをして、成人式会場に、足を運んだ。懐かしい仲間と会って、歓談した。二次会にも、3人は、顔を出した。

 克子は、同級生の、良二と親しく話しをしていた。良二とは、中学時代、付き合った仲だったのだ。良二も、東京の大学だとのこと。今度、東京で、会うことになった。

 育子は、コンプレックスもあり、男性とは、あまり話せなかった。女友達と、楽しんでいた。

 律子は、高校の同級生の、博と仲良く話していた。律子と博も、高校時代、少しだけ、付き合ったことがあった。懐かしくなって、また、会おう、ということになった。博も、地元の卸売問屋で、働いていることがわかった。

 育子は、克子と律子が、楽しそうに、話していて、うらやましく思っていた。自分も、男の子と、話しがしたかった。誰でもいいから、声をかけてくれないかな、と、じっと待っていたが、誰も、近づいては、こなかった。もう、家に、帰りたくなっていた。克子と律子に話して、1人、帰ることにした。

 克子と律子は、それぞれに、3次会に、行った。

 克子は、良二と、2人だけで、飲みに行くことにした。そして、良二から、また、付き合わないか、と、告白されたのだ。克子は、今は、付き合っている人は、いないから、付き合ってもいいかな、と、思った。克子は、これからのことを、考えていた。体も、弱いし、早めに、結婚したいと思っていた。良二も、大学を卒業したら、克子と、結婚したいと思っていた。2人の気持ちは、一致していた。

 律子も、博と、3次会へと行った。律子は、まだまだ、いろいろ、やりたい事があるので、結婚は、考えていなかった。博もまた、夢があったので、今は、まだ、結婚する気には、なれなかった。こちらの2人も、ある意味、気持ちが、一致していた。

 3次会で、おひらきになり、それぞれ、帰って行った。

 三つ子達は、家に帰ってから、3人で、いろいろ話し始めた。克子も律子も、育子に、今日あったことを、教えていた。育子は、羨ましげに、2人の話しを聞いていた。克子は、面倒見が良かったので、育子に、良二の友達を紹介してもらおうと思っていた。育子に、そのことを話したら、OKだった。

 克子と良二は、育子に、仁という良二の友達を紹介した。4人で、食事会を開いた。育子は、なかなか、積極的には、話せなかったが、仁のことは、気に入った。仁は、太った人は苦手だったが、付き合ってみることにした。4人で、3回くらい会ってから、育子と仁は、2人で会う様になった。

 克子は、育子にも、彼氏ができて、良かったと、思っていた。律子も、とても、喜んでいた。

 1度、克子と良二、育子と仁、律子と博の6人で、飲みに行くことにした。みんな、それぞれに、緊張していたが、飲み会の雰囲気は、最高だった。みんな、和やかに、打ち解けていた。たまには、6人で、飲もうか、という話しになった。

 その後、克子は、東京に戻り、良二と同棲を始めた。2人で、暮らしてみると、意外と合わなかった事がわかり、同棲を解消して、別れることになった。

 育子と仁は、最初は、あまり、いいスタートじゃなかったが、意外と、しっくりきて、うまくいっていた。結婚も、近いかも、と、思っていた。

 律子と博は、付かず離れずの関係で、続いていた。

 克子は、地元に帰って、お見合いをすることにした。お見合い相手と、会う日、克子は、もう1度だけ、良二に、連絡して、お見合いをすることを、伝えた。良二は、意外にも、「やっぱり、やり直そう。」と、言ってきた。克子も、連絡した時点で、良二の事が、気になっていたので、その言葉が、嬉しかった。克子は、お見合いせずに、断った。克子は良二と、また新たな気持ちで、やり直そうと思っていた。そして、結婚を視野に入れての付き合いになるだろうと、思っていた。

 育子と仁は、そろそろ、結婚しようか、ということになってきていて、準備に、取りかかっていた。

 律子も、育子に、触発されて、博と結婚したくなってきていた。そんな律子の気持ちは、博は、知らなかった。律子は、博に、「私達、このまま、付き合っていく?」と、聞いてみた。博は、「なんで?付き合っていこうよ。」そう言って、律子を見た。律子は、「なら、そろそろ結婚しない?」と言った。「なんで?まだ、結婚したくなかったんじゃないの?」と、博が言った。博が、続けた。「俺も、まだ、いいかな、と、思ってたけど、結婚したくなったよ!」2人は、笑った。これで、仲良く、結婚できる、と、思っていた。

 三つ子の3人は、それぞれに、似たところもあれば、違うところもある。三人三様の恋愛模様だが、それぞれ、幸せに向けて、スタートを切った。



 


 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
すみません。また僕です。 冒頭、 私達は、三つ子の姉妹。とありますが、「私」は誰なのか分かりませんでした。 三人の姉妹がいた。で良いかもと思いました。 三人を平等に書いてるしね。 あと、僕の癖で、…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。