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漂流のシルエット  作者: 木里 いつき
本編 漂流のシルエット
25/33

恋バナ

「美咲、ちょっと、話したいことあるんだけど……」

私は頭がグチャグチャになり、美咲に相談することにした。


「え、なになに?な~んでも話して!」

その無邪気な笑顔に、緊張が少しほぐれる。


「新開くんに、好きって言われたの。でも、私、気持ち悪いやつなのに、いいのかなって……怖くて」


美咲はびっくりした顔をするけど、すぐにニコッと笑う。


「えー! 新開くん、告白したの! めっちゃいいじゃん! 海音ちゃん、最初から美咲言ってるでしょ。めっちゃ可愛いし、優しい。 恋だっていっぱいしていいんだよ」

その言葉に、胸が締め付けられる。


「でも、私、前に変なことしてたじゃん……新開くん、知ってるのに。こんな毒のある私、愛される資格ないよ」


美咲は真剣な顔で、私の手を握る。


「わかるよ、愛されるの、怖いよね。でも、新開くん、海音ちゃんのこと、ちゃんと見てくれてる。塾で海音ちゃんのこと話すとき、めっちゃ優しい目してるもん!」


その言葉に、びっくりする。

「優しい目? 新開くんが?」

美咲はニヤッと笑う。


「美咲、恋愛マスターじゃないけど、絶対、夕凪さんのこと、ほんとに好きだと思う。新開のことちょっと信じてみてよ」


「斎藤さん、ありがと。もうちょっと、考えてみる」



「うん! 夕凪さん、絶対幸せになってね! 美咲、応援してるよ!」


その言葉に、胸が温まる。


クラゲの触手が、光に近づく。まだ、怖い。


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